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御嶽山テレマーク(2013年5月)

日にち:2013年5月22日

場所:長野県御嶽山

コース:6合目中の湯→女人堂→剣ヶ峰→女人堂→6合目中の湯

天気:晴れ

初夏を思わせる快晴となったこの日、今シーズン最後の御嶽山バックカントリーに出かけて来ました。前回来た時は王滝側から登りましたが、今回は雪の多い東側の斜面である中の湯から登ります。

朝4時20分に自宅を出発し、6合目中の湯の駐車場を目指します。次の写真は途中で御嶽山を撮影したものです。


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剣ヶ峰をズーム。前回滑った王滝側斜面はハイマツがだいぶ目立ってきていますが、今回滑る東側斜面はまだ残雪は多そうです。


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6時5分、中の湯の駐車場に到着。私が最初で、間もなくもう1台、登山者の車がやってきました。

準備をして6時21分、歩き始めます。

最初は登山道上に残雪は無かったのですが、すぐにところどころに残雪が出てきて、まもなく斜面一面残雪で覆われるようになります。中腹の雪はかなり多いです。朝はまだ締まっていて踏み抜きも多くありませんでしたが、帰りは雪が緩んで踏み抜き多発で難儀しました。

ちなみに今回登山ルートを示すピンクのリボンが数多く設置されていましたが、これは最近何件か発生した道迷い遭難?の影響でしょうか。確か以前はこんなに多くなかったような。

7時23分、御岳ロープウェイからの登山道が合流し、すぐに7合目の小屋に着きます。小屋ですが、1階はほぼ雪で埋まっていました。

ピンクリボンをたどって進んでいきます。そして急斜面を登り始めた辺りでアイゼンを装着しました。

やっと正面に御嶽山の稜線が見えてきました。


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8時43分、八合目の女人堂に到着。こちらも小屋の横の残雪の山は2階まで達しています。


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シール登行に切り替えるか迷いましたが、石室山荘手前からの急斜面はアイゼンになるだろうとそのまま坪足で進むことにしました。この先は夏道登山道に沿って進んでいきます。


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隣の乗鞍岳、そして北アルプス穂高岳もまあまあきれいに見えています。


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乗鞍岳をズーム。


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北アルプス槍穂高をズーム。


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乗鞍岳の左側をズーム。おそらく笠ヶ岳周辺でしょうか。


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後ろを振り向くと八ヶ岳がかすかに見えていました。


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後で滑り降りる斜面の様子。


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石室山荘へは、急斜面に刻まれた階段のようなステップをたどって登っていきます。

石室山荘の手前で斜面を切り替えます。見えてきたいつも滑る斜面ですが、上半分ほどは遠目でもでこぼこ気味なのが分かります。バーンコンディションはあまり良くないのかなあ。ただ下半分は滑りやすかったです。


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中央アルプスをズーム。こちらも少しかすみ気味です。


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10時30分、やっと稜線に出ました。なお稜線の手前まで上着無しでちょうど良かったですが、さすがに稜線は少し風がありますので、上着を着ました。


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稜線の南側は雪が無い部分も多いです。

剣ヶ峰山頂まであと少し。

10時58分、御嶽山剣ヶ峰山頂に到着。途中で抜かれた登山者が岩陰で休憩していた以外は誰もいませんでした。まだ田の原への林道が開通していない影響でしょうか。下りでも数人の登山者を見かけただけで、今日は本当に静かな御嶽山でした。


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乗鞍岳、北アルプスをズーム。


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中央アルプス方面。少し雲が湧いてきています。


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王滝側。


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一の池側。


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今日は午後は仕事があるため、出来るだけ早く戻らなければならず、軽く食事を取った後、裏に回り込んで滑る準備をします。

11時23分、山頂直下から一の池に向けて滑り始めます。


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やはりまだざらめが十分育っていませんでしたが、それでも表面は緩んできていて気持ちよく滑ることが出来ました。


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続いて二の池に向けて滑り降ります。


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こちらは陽当たりも良く、適度に緩んだ滑りやすいざらめ斜面でした。


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続いてこの斜面を滑り降ります。


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上部は予想通りあまり良くありませんでしたが、中間から下はよさげです。


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あたりでした(^^)。このくらいのざらめ斜面が一番滑りやすいです。


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滑る斜面を切り替えつつ、今滑り降りた斜面を振り返ります。後半は滑りやすいざらめ斜面でした。


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次はこちら側の斜面を滑り降ります。


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再び斜面をチェンジし、ここからは女人堂に向けて滑り降ります。


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その後7合目の小屋まで滑り降り、その先はスキーはザックに付けて坪足で下りましたが、踏み抜き多発で本当に大変でした。やっとの思いで13時31分、駐車場に到着。