日にち:2013年5月26日
場所:長野県高瀬川(松川浄水苑の辺り→龍門淵公園まで)
天気:晴れ
5月17日に白馬岳に出かけた際、途中で見かけた高瀬川の水量がかなり多くてカヌーで下れそうだということで、梅雨入り前の最後?の晴れの日のこの日、仲間と初めてとなる高瀬川に出かけて来ました。
高瀬川ですが、ネットで調べてみると、上流の大町の方はそれなりのホワイトウォーター、犀川に合流する手前辺りはカナディアンでも可能な緩やかな川らしいと言うことが分かりました。ゴール地点は犀川合流後の龍門淵公園にするとして、問題はスタート地点をどこにするかです。これは当日、現地に行って車の入れる場所や川の流れを見ながら決めることにしました。
朝、6時30分に待ち合わせをして豊科に向かいます。そして高瀬川沿いの県道306号線を上流に向かって進んでいきます。
次の2枚の写真はその途中でエントリーポイントを探した際に撮影した川の様子です。北アルプスの雪解け水が流れる川と言うことできれいなことはある程度予想出来ていましたが、これは予想以上の清流ではないですか!。期待は高まります(^^)。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
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午後は天気が崩れる予報でしたので、出来たら午前中に終了したいとあまり長い距離を下ることは想定せず、最終的に松川浄水苑の辺りの河原に降りれるところをスタート地点に決めました。
そして
いったん車2台でゴール地点の龍門淵公園に向かいます。
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公園ではアヤメが沢山咲いていました。
そして川の様子。
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ここに車を1台デポし、スタート地点に戻ります。
今回は私は娘と二人でアリーのフォールディングカナディアンで下ります。ただこのアリーを組み立てるのが本当に一苦労です(^^;。ほぼ無風で強い日射しということでまるで真夏のような暑さで、たっぷりと汗をかきました。
ではフネを川岸まで運びます。
思ったより水の流れが速く、かつ少し下流には倒木があって、少しいやなエントリーポイントです。ただここ以外は藪が濃いため、ここからスタートすることにしました。9時50分、ダウンリバーのスタート。
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ふう、最初の倒木はなんとか横をすり抜けることが出来ました。
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ただこの辺り、50m毎にカーブ、そして瀬が連続して、かつ川の流れがとても速いため、かなり大変でした(^^;。
最初は私も娘もシングルパドルで漕いでいましたが、娘の漕ぐ力が弱いため、途中でダブルパドル仕様にして私一人で漕ぐことにしました。従って娘は気楽な舟下りとなりました。
のんびりと下るならシングルパドルでも問題ないのですが、一漕ぎが運命を分けるような急流ではダブルパドルの方がやはりコントロールしやすいですので。
初めての川なので状況が分からず、強引に瀬に突っ込むことはせず、少しでも不安がある場合はフネから降りて引いて行きました。また高瀬川はこの辺りはいくつにも分流して広い河原を流れていますので、流れによっては浅すぎることも多々あり、そのたびにフネから降りることになりました。ただ初めての川というのはこの先どうなっているのか分からず、未知なるものへの興味でワクワクします(^^)。
また倒木です。木の下を行けそうな気もしますが、無理をせずフネを引いていきます。
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倒木の次は大岩と、本流が岸にぶつかって白波を立てています。ここも無理はしません。
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最初の橋を通過するまで、おそらく距離としては1.5kmほどだと思うのですが、瀬が多く、また降りて歩いた距離も長く、この先どうなるのだろうと少し心配になるほどでした。
ただ最初の橋(高瀬橋だと思う)を過ぎると、川の様子は大きく変わり、緩やかな流れの部分が多くなりました。
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ただ倒木は相変わらずところどころにあり、次の瀬も本流上に大きな木が倒れ込んできています。ここは本流には行かずにもう一つ右側の分流の方に進みました。すぐに浅くなりましたけれど(^^;。
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どんどんとカナディアン向きの川になってきました(^^)。
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時々ある瀬も険悪なものはなくなり、ど真ん中に安心して突っ込んでいけるようになりました。
途中で難解も休憩しながらのんびりと下っていきます。
それにしても常に川底が見える清流は下っていて本当に気持ちがよいです。また振り向けば残雪で真っ白な北アルプスの山々が見えるということで、ここは本当にロケーションも最高です(^^)。
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瀬の中で撮影した際にしぶきがレンズについてしまい、しばらくそれに気が付きませんでした(^^;。
この辺りから分流していた流れがほぼ一つにまとまり、川が大きくなってきました。
二つ目の橋、安曇橋を過ぎると川は大きく左に向きを変えます。
まもなく犀川橋、そしてゴールの龍門淵公園についてしまいますので、この辺りで上陸してお昼とします。
あまりの暑さに友人はウェットスーツとライフジャケットだけで川に飛び込んで流されて遊んでいます(^^)。
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のんびりと昼食にした後、再び下り始めます。
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おそらく次の写真の辺りで犀川に合流したと思います。一気に水量が増え大河となります。
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犀川橋を過ぎると間もなくゴール地点が見えてきます。
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12時15分。ゴール。
片付けていると、上流からラフトが下ってきました。
片付け後、スタート地点まで戻り、そこで解散となりました。
高瀬川、初めて訪れましたが、常に川底が見える清流、そして白い北アルプスを眺めながら下れるということで、期待以上に良い川でした。夏や秋は上流のダムで取水されて水量が減ってしまいますので、雪解けの時期のまさに今が旬な川といえましょう。
さてその帰り、わさびアイスを食べに大王わさび農場に立ち寄ってみました。そしていつもの風景をぱちり(^^)。
日射しがあると水草が本当にきれいに見えます。多くの観光客もこの場所でしきりにシャッターを押していました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
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万水川との合流地点。こちら側がいかに清流かよく分かります。
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