日にち:2013年4月23日
場所:長野県八ヶ岳
コース:渋ノ湯→黒百合ヒュッテ→東天狗岳→西天狗岳→天狗の奥庭→黒百合ヒュッテ→渋ノ湯
天気:晴れのち薄曇り
先週末の大雪がまだ残っていることを期待してこの日、地元の天狗岳に出かけて来ました。天気予報では朝は晴れていても午前中から曇りということで、せめて山頂に立つまでは青空でいて欲しいと願っていたのですが、残念ながら黒百合ヒュッテを過ぎた辺りから急速に薄雲が広がってしまいました。ただ周囲の山にガスがかかることはなく、高曇りで見渡す限りの山は皆見えていました。
雪も最悪クラストしていたら、スキーはザックに付けたまま下ってもいいやと覚悟していたのですが、唐沢鉱泉からの登山道が合流した辺りから日陰はパウダーがキープされていてびっくりしました。
自宅を5時50分に出発し、渋ノ湯を目指します。朝のうちはこんな快晴だったんです。
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車山をズーム。車山も今回の降雪で、まるで厳冬期並みの白さになりました。
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中央アルプスをズーム。
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渋ノ湯の駐車場に6時37分に到着。ここまで道路上にはほとんど雪はありませんでした。
準備をし、スキーはザックに付けて7時2分、この橋を渡って登山道に進みます。
最初は雪はそれほど多くありませんでした。
でも登るに従って雪は徐々に増えていきます。途中でアイゼンを装着しました。
この頃は本当に気持ちの良い青空でした。木の枝に雪が積もり、厳冬期の様な雰囲気です。
途中に乗鞍岳が見える場所がありましたので乗鞍をズーム。
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御嶽山をズーム。
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8時57分、黒百合ヒュッテに到着。
荷物を運ぶヘリが来るので、危ないので建物の中に入っていて欲しいと言われ、10分ほど小屋の中で待機し、それから再び歩き始めました。
小屋の正面の斜面も新雪でリセットされて滑ったら気持ちよさそうです。あとでここも滑ることにします(^^)。
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中山峠。
間もなく正面に目指す天狗岳が見えてきます。
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西天狗岳をズーム。
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東天狗岳北面もズーム。こちらもまだ普通に滑ることが出来そうです。
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浅間山をズーム。
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その右側に見える上越の山々をズーム。
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斜面の雪は柔らかく、アイゼンの歯が下の固い層まで届きにくく、注意しながら登っていきます。
蓼科山とその向こうに見える北アルプスの山々をズーム。
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後で滑る西天狗岳の斜面の様子。滑るには問題ない雪の量です。あとは雪質です。
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途中で踏み跡が通常のルート以外を通っていましたので、膝ラッセルして道を作りました。
10時31分、東天狗岳山頂に到着。途中で写真を撮りすぎて時間がかかってしまいました(^^;。写真だけ撮ったらすぐに西天狗岳に向かいます。
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コルの辺りはいつも風が弱くぽかぽかなのですが、今日もコルではほぼ無風ということで、そこでしばし休憩してお昼とします。
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食事後再び歩き始めます。
登っていく隣の西天狗岳東斜面の様子。先週末の降雪でリセットされ、真っ白でめんつるです(^^)。登っているルートの雪も柔らかいので、そちらの斜面の雪も大丈夫でしょう。
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11時5分、西天狗岳山頂に到着。
高曇りで青空はありませんが、周囲の山は皆きれいに見えていました。では今日の展望を南八方面から右回りでご紹介。
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硫黄岳をズーム。
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赤岳をズーム。
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阿弥陀岳をズーム。
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南アルプスをズーム。
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北アルプス槍穂高をズーム。
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頸城山塊をズーム。
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金峰山方面をズーム。
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滑る準備をし、11時21分、いよいよ東斜面にドロップインします。この瞬間は何度滑っていてもアドレナリン全開モードになります。
最初の緩やかな部分も雪は柔らかで気持ちよいターンが出来ます。
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雪は少しパック気味でしたが、新雪が30cmほど積もった真っ白な斜面を気持ちよく滑ることが出来ました(^^)。
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この先はコルから北側に下っていく斜面を滑り降りていきます。
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下るに従って徐々にもなか雪になってきましたので、途中から東天狗岳の方にトラバースしてきます。
登山道手前の岩場は雪が減ってきていて、通過するのに少し苦労しました。途中からシールを付け、天狗の奥庭から上ってくる登山道にを経由して登り返します。
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次の写真は途中で振り返った西天狗岳。
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東面のマイシュプール(^^)をズーム。
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東天狗岳北面にも20から30cmほどの柔らかい雪が積もっていて、ラッセルがきつかったです。途中で両足が痙攣し(^^;、この辺りから滑ることにします。
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若干表面がもなか雪状になっていましたが、ただ堅くないので引っかかりもそれほどありませんでした。
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この先は天狗の奥庭を経由して黒百合ヒュッテまで戻ります。ただこちらはトレースが無いのに加えて雪が多く、戻るのに少し苦労しました。
途中で天狗岳を振り返ります。
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東天狗岳北面をズーム。私のシュプールもよく見えています(^^)。ちなみに厳冬期の降雪直後だとこの斜面は気持ち良いパウダーバーンになるのです。
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最後は黒百合ヒュッテの正面のこの斜面を滑り降ります。
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雪は柔らかで踏み込めば膝程度まで削れてくれました(^^)。ああ楽しかった(^^)。今回は青空バックに滑ることが出来なかったのが少し残念ですが、でも滑りの方は滑った斜面いずれも楽しく滑ることが出来ました。
では黒百合ヒュッテのまでスキーをザックに付け、13時46分、下り始めます。
そして14時44分、駐車場に到着。