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入笠山テレマーク(2013年3月)

日にち:2013年3月19日

場所:長野県入笠山

コース:富士見パノラマリゾート山頂駅→入笠湿原→入笠山→入笠湿原→富士見パノラマリゾート

天気:晴れ

入笠山は前回は今年2月の上旬に来ているのですが、次は大雪の降った直後にと思っていたらいつの間にか3月も中旬を過ぎ、もう少しすると雪も無くなってしまうのではと心配し、とりあえず快晴のこの日、仕事の合間にお昼をもって入笠山にバックカントリーに出かけてきました。時間がないので今回も富士見パノラマのゴンドラを使いました。
なお今回も時刻等は明記いたしません(^^;。

富士見パノラマリゾートの駐車場ですが、平日ということもあってかチケット売場の前の駐車場のみほぼいっぱいという感じでした。ここまでの道路、駐車場に雪はもうありません。

ゲレンデだけは雪がしっかりとあります。

ゴンドラの片道券を買い、ゴンドラで上に上がります。

この先、登山道ではなく林道の方にスキーを抱えて進んでいきます。

登り切ったところで滑る準備をし、入笠湿原斜面上部に向かいます。

一応登山道の雪はつながっていますが、ここをスキーで行かれるのはあとわずかという感じです。

入笠湿原の斜面の上部に出ました。陽当たりの良い斜面は雪解けが進んでいます。もうすっかり春という感じです。


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下に向かって左側の斜面はまだ雪が多かったですが、ただ柔らかいざらめにはなっていなくて少し滑りにくかったです。この斜面を滑ることが出来るのは今週が最後かなあ...。

下り終わったところからスキーを抱えて林道まで登ります。(途中、雪が切れている場所がありますので)
林道からはシールで歩き始めますが、雪解けでシールはあっという間にびっしょになってしまいました。林道は坪足で歩いた方が良かったかも。


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そしてお花畑の大斜面。こちらはまだまだ雪は多いです。何となく2月上旬の頃と積雪量はそれほど変わっていないような。


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斜面の真ん中を登っていきますが、ただでこぼこしている上に雪の堅さもまちまちで、結局踏み固められたトレース跡をたどって進んでいきました。この斜面を歩くにはスキーやスノーシューは必須でしょう。なお登山道を歩く限りはそれほど沈むこともなく坪足でも大丈夫だと思います。なお冷え込んだ時はかちかちになる可能性がありますので、簡易アイゼンは持ってきた方がいいかと思います。


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途中で登山道に上がり、登山道を進んでいきます。

途中何ヶ所か雪が途切れている場所があり、そこはスキーを外して歩きました。
途中の分岐の標識はまだこれだけ埋まっています。スキーなのでもちろん岩場迂回ルートに進みます。

いつも滑り降りる山頂直下の急斜面ですが、まだ藪が出てきていませんので今回もこの斜面を滑り降りることにします。

もうすぐ山頂というとき、上から降りてくる団体さんとすれ違いました。

ゴンドラ山頂駅から1時間もかからずに入笠山山頂に到着。なお山頂の標識のすぐ近くは雪が全く無くなっていましたので、その手前でスキーを外しました。

風は少し強いですが、でも今日は春の陽気で寒さは感じませんでした。雲一つ無い快晴ですが、この陽気で遠くがすっかりかすんでしまっているのが残念です。すぐ目の前の八ヶ岳もこんな感じです。


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北アルプス方面。


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御嶽山、中央アルプス方面。


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南アルプス方面。


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南アルプス仙丈ヶ岳はまあまあくっきりと見えていました。


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甲斐駒も。


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少しかすんでいる富士山。

山頂で食事とした後、滑る準備をし、いつものこちら側の斜面に進んでいきます。とりあえず山頂のオープンバーンには滑れる程度の残雪はありましたが、この雪も間もなく消えてしまうと思われます。


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この山頂近くのオープンバーンは陽当たりが良く、今日一番のざらめだったかも。


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すぐに急斜面になり、削った雪がアンモナイトになってころころと転がり落ちて行きました。なおこの先は表面のざらめの下に少し堅めの層があって少し滑りにくかったです。


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この先は林の中を滑り、そして陽当たりの良さそうな牧場側の斜面に向かいます。(お花畑の大斜面はでこぼこで滑りにくそうでしたので)
こちらも一応普通に滑れる程度の雪はあります。


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それではと滑り始めたのですが、スノーシューのトレースが付いたところは堅めで滑りにくく、途中で斜面を切り替えます。


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まだざらめが育っていなくて、その薄いざらめの下に中途半場に踏み抜きやすい層があって少し滑りにくかったですが、それでもノートレースの斜面は雪質が均一なのでまだコントロールしやすかったです。


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斜面を滑り終えたらここから林道に出ます。

再びシールを付けて林道を進んでいきます。

マナスル山荘のところから入笠湿原までは下りが続きますので、シールを外して一気に滑り降ります。

入笠湿原からはスキーをザックに付けて坪足でゲレンデまで戻りました。それにしもて雪解け水が勢いよく流れていて本当に春を感じます。今シーズンはここであと1回、ディープパウダーを滑りたかったのですが、そのお楽しみは来年に持ち越しです。


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最後は長いゲレンデを滑り降りますが、こちらは適度なざらめになっていて(先ほどまでの斜面に比べると)滑りやすかったです。
ところで正面に見える八ヶ岳が随分とくっきりと見えるようになってきました。かすみが少し取れてきたようです。


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権現岳、編笠山をズーム。


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赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳をズーム。南側から見ているせいもあるかもしれませんが、八ヶ岳の雪も随分と減ってきました。


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天狗岳をズーム。


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蓼科山、北横岳をズーム。


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やっとゲレンデ下部が見えてきました。もうへとへとです(^^;。