日にち:2013年2月26日
場所:長野県蓼科高原
コース:すずらん峠駐車場→ヒュッテアルビレオ→八子ヶ峰東峰→東面を滑って登り返し→北面を滑り降りる→すずらん峠駐車場
天気:晴れ
仕事が忙しかったり、仕事が一段落したら風邪を引いたりとなかなか山に出かけることが出来ず、バックカントリーは10日ぶりとなります。この日も午後は仕事があったので午前中には戻らなければならず、お手軽な割に大展望とちょこっとスキーも楽しむことが出来る八子ヶ峰に出かけて来ました。
自宅を7時15分に出発し、スタート地点のすずらん峠駐車場に向かいます。そして7時50分、駐車場に到着。八子ヶ峰側の小さな方の駐車場に停めましたが、この時点では広い方の駐車場にも車が少なく、天気は良いのに平日だから空いているのかと思っていたのですが、戻ってきた時には駐車場は両方とも満車状態となっていました。やはり快晴の日の蓼科山は大人気ですね。
準備をし、8時4分、シールを付けたスキーで歩き始めます。
八子ヶ峰は今月1日にも来ているのですが、その時と比べても雪が20〜30cmは増えているような気がします。ただし昨日も晴れていたことでオープンバーンの雪質はもなか雪状になっているところが多く、残念ながら雪質はいまいちっぽいです。
左側のオープンバーンがあとで滑る東斜面です。
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8時30分、ヒュッテアルビレオ(休業中)を通過。
最高の天気、最高の展望です(^^)。しかも風も弱風です。
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中央アルプスをズーム。その手前右側が守屋山、一番手前が永明寺山です。
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御嶽山をズーム。
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南アルプス北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳をズーム。
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東峰山頂に向けて進んでいきます。付いているトレースはおそらく昨日の坪足のものだと思いますが、20cmほど常に沈んで歩きづらそうです。
8時43分、八子ヶ峰東峰山頂に到着。2月1日に来た時の写真と比べると、積雪は20cm以上増えているような感じです。
進む右側には常に蓼科山がきれいに見えています。
もう少し進むと北アルプス側の展望が広がります。
どうですか。今回も素晴らしい眺めです(^^)。
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乗鞍岳をズーム。
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車山をズーム。
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槍穂高、常念岳をズーム。
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燕岳方面をズーム。その手前の真っ白な山が三峰山。
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立山方面をズーム。
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美ヶ原をズーム。爺ヶ岳、鹿島槍、五竜岳のピークだけ見えています。
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白馬岳方面をズーム。
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頸城山塊をズーム。
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根子岳、四阿山をズーム。
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展望を満喫した後、来た道を戻って東面のドロップポイントに進みます。八ヶ岳側は逆光できれいな写真がなかなか撮れません。
東面のドロップポイントに着いて少し休憩します。
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蓼科山をズーム。登山道もはっきりと見えます。
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東面上部ですが、藪もほぼ埋まり、この辺りを滑るのは問題無さそうです。前回はここから左側に進んで早めに樹林帯に入ってしまいましたので、今回は出来るだけ右側のオープンバーンを滑ってみることにします。
9時18分、いざ滑り出します。
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表面が日射のために軽くクラストしてもなか雪状になっています。この辺りは多少引っかかりがある程度だったのですが...。
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途中で斜面を左に移動します。
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最後は大きく固まり状に割れるような手強いもなか雪になり、途中で滑るのを諦めて登山道近くまでトラバースし、そこでシールを付けて再び登り返しました。
後でGPSを見てみたら、このオープンバーンを標高差で約55m滑っていました。(雪の状態が良ければもう少し滑れそうです)
それほどの距離ではありませんが、ただ上部はオープンバーンが広いので、仮に軽いパウダーが降り積もった時ならば、何度も登り返して楽しめる場所だと思いました。なにしろ駐車場から近いですし。
ではシールを付けて登り返します。
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八ヶ岳天狗岳をズーム。
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硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳をズーム。
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ではこの辺りから北東面に滑り降りていきましょう。
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こちら側は日射の影響が少ないせいか、オープンバーンでもパックパウダー状態でした。
そしてすぐに樹林帯に突入です。木が比較的密ですが、まあ普通に滑れるほどの間隔は空いています。
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雪は一気に柔らかくなり、重めのすねパウダーとなります。
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50度はあるかもしれないという急な斜面です。藪は完全に埋まっています。
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すこし重めの膝パウダー斜面を滑り降りていきます。
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途中から駐車場側にトラバース気味に滑っていきますが、その途中で何本かのシュプールを見かけました。おそらく先週末のものだと思いますが、誰か私と同じように物好きな人がいるようです(^^)。
10時19分、駐車場に到着。駐車場はいつの間にか満車となっていました。
車で帰る途中で先ほどの東斜面を振り返ります。写真のほぼ左上端から右下に向けて滑り降りました。拡大すると私のシュプールがうっすらと確認できると思います。
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