日にち:2013年2月9日
場所:長野県入笠山
コース:富士見パノラマリゾート山頂駅→入笠湿原→入笠山→入笠湿原→富士見パノラマリゾート
天気:晴れ
前日、仕事先から帰るのが遅くなってしまったため、ちょっとお疲れモードと言うことで(^^;、この日は遠出はやめて近くの入笠山にゴンドラを使ってお手軽バックカントリーに出かけることにしてみました。雪の状態が分からず、もなか雪
or クラストしているかもと心配だったのですが、実際には堅めの下地の上に10cmから15cmほどのさらさらの雪が積もっていて、かなり滑りやすい状況でした。
ただ2月で一番混むであろう3連休の初日ということもあってか、途中ではスノーシューの団体や犬を連れた人などものすごい数の人を見かけました。おそらく数百人ほど...。お昼頃の山頂はものすごいことになっていたのではないでしょうか。スノーシューのフィールド、冬季に犬を連れて遊びに行かれる場所として、最近入笠山がとても人気を集めていますが、まさにそれを実感した1日となりました。
自宅を7時ちょうどに出発。そして富士見パノラマリゾートの駐車場には7時34分に到着。
この時間は一番上の駐車場の手前の方に停めることが出来ましたが、戻ってきた時にはかなり下の方の駐車場まで車がいっぱいになっていました。恐るべし、2月の三連休です。
ゴンドラの片道券を買い、ほぼ始発のゴンドラで上に上がります。
登山道は正面を真っ直ぐ山の方に進むのですが、
最初に入笠湿原の斜面を滑りたいため、8時26分、レストハウスの脇を通って林道を進んでいきます。
最初少し登り坂がありますので、スキーは抱えて持ってきましたが、登り切ったところでスキーを履きます。
建物の横を入笠湿原方向に進んでいきます。
まもなく入笠湿原の斜面の上部に出ました。この斜面の雪も増え、斜面をどこでもスキーやスノーシューで下ることが出来ます。
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では滑り始めます。斜面には堅めの雪の上にさらさらの雪が10cmから15cmほど積もっていて、気持ちよくターンが出来ました。
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あっという間にこの斜面は滑走終了です。スキーにシールを付けて歩き始めます。
左手に目指す入笠山が見えてきました。
林道に上がり、林道を進んでいきます。途中には冬季でも使えるきれいなトイレがあります。
入笠山のお花畑の大斜面(以前はスキー場だったらしいです)に到着。ここ2日ほど降雪がないので、2日分のスノーシューのトレースがしっかり残っています。ただ斜面上部はノートラックバーンが広く残っていますので、滑るには問題無さそうです。
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斜面上部の様子。この斜面も間もなくスキーやスノーシューでぎだぎだになってしまうのですが(^^;。
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斜面上部に向かうトレースは雪でほぼリセットされています。ここからはプチラッセルしながら登っていきます。
10cmから15cmほどのさらさらの雪でラッセルも気になりません(^^)。
このお花畑の斜面の周囲は鹿よけのネットで囲まれているのですが、一番上部のネットはほぼ雪で埋まっていて通り抜けは問題なさそうでした。(雪が無いと1m以上の高さのネットです)
では今日のファーストトラックをいただきます(^^)。滑る準備をして9時17分、滑走開始。
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最初は下に向かって一番右側の日陰の部分を滑りましたが、下までほぼさらさらの雪でした。ただし日陰ゆえ良い写真が撮れず、写真は無し(^^;。気持ちよかったので、もう一度登り返して、今度は日が当たっている中央部を滑ってみましたが、中央部はところどころ少しもなか雪になっている部分もありました。
さて再びシールを付けて山頂に向かいます。
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とりあえず登山道にそって進んでいきます。
岩場迂回ルートの分岐の標識はほとんど雪に埋もれています。あと1回雪が降ったら完全埋没してしまいそうです。今年は確かに雪が多いです。
スキーなので岩場迂回ルートの方に進みます。
斜面も雪が増えて藪もほぼ埋まり、どこを滑っても問題ない感じです。もちろんスノーシューがあればどこでも歩けます。
もうすぐ山頂です。それにしても空が蒼いです。
10時6分、入笠山山頂に到着。風は弱いもののかなり寒いです。
では今日の展望を八ヶ岳方面から左回りでご紹介。
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次の5枚は八ヶ岳をズームしたもの。
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四阿山、湯の丸山方面をズーム。
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車山をズーム。
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美ヶ原をズーム。
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北アルプス方面。今日は北アルプスは雪雲がかかっているのではと予想していましたが、なんとほぼ快晴ではないですか。驚きました。
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北アルプス北部をズーム。諏訪湖も半分ほど溶けてしまいました。
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常念岳方面をズーム。手前には守屋山も見えています。
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槍穂高をズーム。
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乗鞍岳をズーム。
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御嶽山をズーム。
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中央アルプス北部をズーム。
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中央アルプス南部をズーム。
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間の岳、仙丈ヶ岳をズーム。
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甲斐駒をズーム。
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富士山をズーム。
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金峰山方面をズーム。
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山頂もだんだんと人が増えてきましたので、10時28分、滑る準備をしてこちらの方向に滑り降ります。
山頂のオープンバーンは、やはり陽当たりが良く風も強いせいか、もなか雪となっていました。もなかを蹴散らして滑っていきます。
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すぐに急な樹林帯に入ります。
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樹林帯は20cmほどのパウダーでした(^^)。
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すぐ下を通る登山道を横断してその先の樹林帯の中を滑っていきます。
樹林帯の中は日射しの影響が少ないため、雪はさらさら状態が維持されていました。
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続いて下っていく登山道の左側に広がる牧場の斜面を滑ってみることにします。
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こちらは柔らかい雪は10cmほど、時々パック状態の雪と言う感じでした。雪質の変化に注意すれば、そんなに滑りにくい雪ではありませんでした。
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牧場の上部の有刺鉄線は雪にほぼ埋もれていましたが、下の方は半分ほどしか埋もれていませんので、次の写真の部分で外に出ます。
10時47分、林道に出ました。ここで再びシールを付けて進んできます。
マナスル山荘の前には20人ほどのスノーシューの団体がいました。
まだちょっと滑り足りないので、最後にもう一度お花畑の大斜面を滑っていくことにします。
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結局今日はこの斜面を3回滑ったことになります。滑りやすい雪でした(^^)。
そのまま林道を一気に滑り降り、入笠湿原まで戻ります。このあたり、ひっきりなしに20人ほどの団体とすれ違いました。天気が良く、さらさらの雪も楽しめて皆笑顔だったのが印象的でした(^^)。
入笠湿原の斜面には朝滑ったシュプールがはっきりと見えています(^^)。
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ここからは登山道をゲレンデまで戻ります。
11時49分、ゲレンデに戻ってきました。ここからはゲレンデを下まで滑り降ります。
今日は正面の八ヶ岳を眺めながら滑ることが出来、最高です(^^)。本当に雄大なゲレンデです。
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赤岳、横岳、硫黄岳、阿弥陀岳をズーム。
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途中にはこのゲレンデ一番の急斜面があります。
足がぱんぱんになる頃、やっと一番下に到着。12時18分でした。