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乗鞍テレマーク(2013年1月)

日にち:2013年1月11日

場所:長野県乗鞍高原

コース:Mt.乗鞍スキー場→位ヶ原→富士見岳手前まで→Mt.乗鞍スキー場

天気:晴れ

前夜にもしかすると上の方は多少は降雪があったのではと期待して、高気圧に覆われて快晴が約束されたこの日、久しぶりに乗鞍にバックカントリーに出かけてきました。
上の方は前夜の降雪が10cmほどあり、ツアーコースも強風パック気味ながらなんとか普通に滑り降りることが出来ました。また位ヶ原から上も、お昼頃まで吹き荒れた強風で新雪は大方吹き飛ばされていましたが、その新雪が吹きだまった斜面を見つけ、気持ちよく滑ることが出来ました(^^)。

自宅を7時10分に出発し、乗鞍を目指します。
次の写真はスキー場少し手前で撮影した乗鞍岳の様子。予想通り快晴です(^^)。ただし上の方はかなり風が強そうです。

剣ヶ峰をズーム。


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富士見岳方面をズーム。当初の予定では富士見沢を滑る予定でしたが、強風パックされていそうでしたのでそちらには行かず、その手前の吹きだまりの斜面を滑り降りました。


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8時20分、Mt.乗鞍スキー場のいつもの駐車場に到着。


準備をし、ほぼ始発のリフトに乗って上に向かいます。
Mt.乗鞍スキー場のかもしかゲレンデにも新雪はなさそうでしたので、ゲレンデを滑ることなくそのままツアーコースに向かうことにします。

ゲレンデ最上部。ここも新雪はあまり無く、堅いバーンが広がっています。

9時3分、シールで歩き始めます。
最初の急斜面は雪も増え、藪はほとんど気にならなくなりました。なお今回はもなか雪はなく、全面が圧雪されたように堅めのバーンということで、登る際にシールは少し滑りやすかったですが、帰りにスキーで下るのは全く問題ありませんでした。

それでもツアーコースを登るに従って徐々に新雪が増えていきました。

位ヶ原手前の急斜面も雪が増え、藪がほぼ埋まりました。この辺りで柔らかい新雪は10cmほどでしょうか。


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10時35分、位ヶ原に着きました。それにしてもここはこの時間、猛烈な風が吹き荒れていました。写真は風が弱い時に撮っていますので穏やかそうに見えますが(^^;、露出している部分が凍傷になるかと思うほどでした。

斜面の風下側の吹きだまりの部分はカリカリでなくて良い感じに見えるのですが、実際には位ヶ原の斜面ではどこも強風でハードパックされていました。

この位ヶ原の青と白だけの世界は、何度来ても本当に美しいです。


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北アルプス槍穂高も今日はきれいに見えています。


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槍穂高をズーム。


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それにしても見渡す斜面はどこも強風が吹き荒れた跡ばかりです。うーん、今日は駄目かもとも思い始めたのですが、富士見岳に登る斜面の風下側の斜面にあまり強風の影響がない斜面があり、今回はそこを滑ることにしたのでした。ちなみにこの斜面は昨年1月に来た時にも滑っています。

これから次の写真の斜面を滑ります。


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剣ヶ峰をズーム。


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11時21分、ドロップポイントに到着し、そこで滑る準備をします。気が付けば風はだんだんと収まって来ているような。
今日は展望も最高です(^^)。

ではここからの展望を簡単にご紹介。


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常念岳方面をズーム。


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八ヶ岳をズーム。


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南アルプスをズーム。


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道路のすぐ脇の斜面は強風で堅くパックされ、雪崩よりも滑落の危険性があるのではと慎重に降りていきましたが、少し下がったあたりから雪は急に柔らかくなりました。ではここから滑り始めます。


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表面は強風の影響で少しパック気味でしたが、でもその下には15cmから20cmほどのパウダーが積もっていました(^^)。底つき気味ですが、これだけ滑れれば今日のコンディションでは大満足です。


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あっという間に滑走終了です。ああ楽しかった(^^)。
このまま位ヶ原山荘辺りまで柔らかい斜面を滑り降りることも出来そうでしたが、今日は早めに帰らないといけないため、ここから位ヶ原まで登り返します。

この屋根板の斜面も柔らかめの新雪が吹きだまって滑ったら楽しそうでした。
振り返るとシュプールの向こうに槍穂高がきれいに見えていました。


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12時2分、位ヶ原まで登り返し、ここから再びスキーで滑っていきます。

途中で先ほどの斜面を振り返ります。


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浅間山方面の雲もだいぶ取れてきました。


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この先、位ヶ原からツアーコースに下る急斜面を滑り降りますが、この斜面にも深くはないものの新雪が積もっていて滑りやすかったです。


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ツアーコースも圧雪された様なバーンにところどころ10cmほどのパック気味の新雪という感じでした。前月来た時は極悪もなか雪でほとんどまともに滑ることが出来ず苦労しましたが、今回は本当にあっという間に滑り降りてしまいました。

12時50分、駐車場に到着。