ようこそ、あなたは 人目のお客様です。( Since 1999/2/2)
本日のアクセス数: 昨日のアクセス数:

トップページ

情報室
IT資格情報
所有資格
実験室&作品展示室
談話室
遊戯室
趣味の部屋
購読雑誌紹介
プロフィール
雑記帳
気ままにブログ

業務紹介
 ・会社案内
 ・業務内容
 ・サポート料金表
 ・使用機器
 ・主な業績

メ−ル送信
備考
ページ毎アクセス集計
サイトマップ

乗鞍テレマーク(2012年12月)

日にち:2012年12月23日

場所:長野県乗鞍高原

コース:Mt.乗鞍スキー場→位ヶ原→肩の小屋口辺りまで→Mt.乗鞍スキー場

天気:晴れ

前日に雨あるいは湿雪が降っていて、今日は朝から強い冷え込みということでどこに行ってもかりかりバーンだろうし、バックカントリーに出かけようか直前まで迷っていたのですが、ライブカメラで見たら少なくも乗鞍の天気は良さそうということで、冬の乗鞍岳を間近で見るためだけでも出かける価値はあるかなと思い、この日今シーズン初めての乗鞍バックカントリーに出かけることにしたのでした。
確かに午前中は天気は最高で、乗鞍岳を眺めながらのハイクアップは気持ちの良いものでした。ただツアーコースの雪質が最悪で極悪クラスト(もなか雪)バーンとなっていて、結局帰りはツアーコースは全くと言って良いほどまともに滑ることが出来ませんで、下るだけでへとへとになりました(^^;。

自宅を6時50分に出発して乗鞍高原に向かいます。次の写真はスキー場少し手前で撮影した乗鞍岳の様子。

剣ヶ峰をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

富士見岳方面をズーム。富士見沢も雪が増え、滑るには全く問題無さそうです。今日は第一目標はこの富士見沢滑降でした。(結局天候悪化で手前で引き返しました)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

そしてMt.乗鞍スキー場のいつもの駐車場に8時20分に到着。

リフトを3本乗り継いでゲレンデトップに向かいます。ちなみにいつも回数券を利用しているのですが、今シーズンより回数券が変わりました。
リフトの下は昨日の大雨の流れた跡が痛々しいです。

剣ヶ峰をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

最上部のかもしかゲレンデの様子。昨夜は降雪はなく、昨日の滑った後がそのまま残っています。しかも今朝の冷え込みでその跡がそのまま固まっています。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

良く見ると一番奥の急斜面に何ヶ所か小規模の湿雪雪崩の跡がありました。昨日は暖かく湿った雪が降ったために雪崩れやすかったのでしょう。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

ツアーコース入口には10人ほどが出発の準備をしていました。

この先の斜面の様子ですが、雪も増え笹やブッシュはかなり埋まっていて支障はなさそうです。ただし今日の一番の問題はかちかちの雪質でした(^^;。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

9時16分、シールで歩き始めます。先行者のトレースに感謝です。

最初の急斜面も藪はほぼ埋まりました。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

一番急な斜面には、おそらく昨日のものと思われる湿雪雪崩の跡がありました。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

念のため急な部分を通過する際だけスキーアイゼンを装着しました。
9時40分、急斜面を登り切り、なだらかなツアーコースに進んでいきます。

ツアーコースも藪はほぼ埋まっていました。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

少し登れば昨日の湿雪は軽い新雪になっているのではと期待していたのですが、なかなか雪は柔らかくなりません。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

剣ヶ峰をズーム。上の方では雪煙が舞い、かなり風が強そうです。ただしツアーコース上は弱風でした。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

途中の段差もまだかなり大きいです。

位ヶ原に登る急斜面の少し手前でやっと周囲の雪が柔らかくなりました(^^)。場所によってはさらさらパウダーと呼んでも良いほどです。ただ...、せっかく雪は新雪になったのですが、この先では今度は昨日の暴風の影響でハードパックバーンと化してしまったのでした(^^;。はあ、なかなかうまく行かないものです。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

10時35分、位ヶ原山荘への分岐に到着。

位ヶ原に上がる急斜面も藪がだいぶ埋まってきています。雪さえ良ければ滑り降りるのは問題ないでしょう。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

次の2枚は後ろを振り返ったもの。遠くは少しかすみ気味です。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

登っていく斜面はご覧の様に強風で堅めにパックされています(^^;。結局今回はさらさらパウダーバーンはどこにもありませんでした。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

10時45分、位ヶ原に到着。ここまで来ると吹く風が一気に強くなります。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

良く見るといつの間にか乗鞍岳の上空に薄雲が出てきています。天気はお昼頃までは持つと思っていましたので、この薄雲は一時的なものかなと思っていましたが、その後急速に雲が増えてきてしまったのでした。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

剣ヶ峰をズーム。間近で見る真っ白な剣ヶ峰はやはり迫力があります。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

時間と共に上空の雲がどんどんと増えてきてしまいました。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

摩利支天岳、富士見岳方面をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

北アルプス方面にも雲がかかり始めていますが、槍穂高はガスがかからずにきれいに見えていました。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

槍穂高をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

摩利支天岳と富士見岳の間の稜線に向けて進み始めましたが、西側からは一気に雲が押し寄せてきていて風もさらに強くなってきていますし、今日は今後は悪化の一方であることは明白ですので、11時15分、今日はここまでとしてすぐに滑る準備をします。
とりあえず屋根板側の斜面にトラバースしてまさかのさらさらパウダーが残っていないかチェックしてみましたが、残念ながらどこもパックパウダーでした。諦めがつきました。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

では斜面を移動して11時20分、位ヶ原の方に滑っていきます。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

位ヶ原はパックパウダーとクラストバーンのミックスでした。パックパウダーのバーンは表面10cmほどは比較的柔らかいので、まあまあ滑りを楽しむことが出来ました。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

そしてパックパウダー最後の斜面である位ヶ原からツアーコースへ下る急斜面。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

パックパウダーですが、表面は今日で一番柔らかかったかも。表面数センチですが(^^;。
そしてこの先ですぐに雪は極悪クラスト(もなか雪)バーンに変わります...。斜滑降やボーゲンでなんとか滑り降りていきますが、一番最後の急斜面が最大級の難所でした(^^;。日射しが当たった後に冷えたために表面がさらに堅くなり、もなかか雪というよりはアイスバーンと言ってよいほどのかちかちのバーンと化していました。

滑落して怪我をしてもしょうがないので、板は外して坪足で降りて行ったのでした。
そしてゲレンデに着いてほっとしたのもつかの間、ゲレンデも朝と変わらずがりがりのままでした...。

やっとの思いでかりかりのゲレンデを滑り降り、12時40分、駐車場に到着。
次に来る時はぜひさらさらパウダーをたっぷりと滑ってみたいです。極悪クラストバーンはもう十分です(^^;。