ようこそ、あなたは 人目のお客様です。( Since 1999/2/2)
本日のアクセス数: 昨日のアクセス数:

トップページ

情報室
IT資格情報
所有資格
実験室&作品展示室
談話室
遊戯室
趣味の部屋
購読雑誌紹介
プロフィール
雑記帳
気ままにブログ

業務紹介
 ・会社案内
 ・業務内容
 ・サポート料金表
 ・使用機器
 ・主な業績

メ−ル送信
備考
ページ毎アクセス集計
サイトマップ

焼岳テレマーク(2012年5月)

日にち:2012年5月12日

場所:北アルプス焼岳

コース:新中の湯ルート登山口→焼岳山頂→新中の湯ルート登山口

天気:吹雪のち晴れ

5月に入ってから今までぐずついた天気が続いていたのですが、久しぶりにこの週末は高気圧に覆われて好天が期待できたことから、焼岳に展望とザラメ滑降を楽しみにバックカントリーに出かけてみました。天気予報でも午前中は曇り気味で天気が良くなるのはお昼頃からということでしたので、少し遅めのスタートとしてみたのですが、午前中は曇りでなく雪で、しかも上の方は強風&吹雪でした。5月中旬でまさか吹雪に遭うとは思いませんでした(^^;。
でもその降雪で斜面も真っ白にリセットされ、数センチほどのパック気味の新雪にシュプールを刻むことが出来ました。

山頂にお昼頃に着けばいいかなと言うことで、自宅を6時20分に出発し、新中の湯ルート登山口の駐車場に向かいます。そして7時55分、10号カーブの先にある駐車場(広い路肩)に到着。ちなみに道路は、この先の11号カーブより先はまだ冬期閉鎖中とのことです。既に車は10台以上停まっていました。
ただ天気は曇りで、おまけに雪まで降っています。あれれ?、今日は外してしまったかなあとしばらく天気の様子を見ながら車のなかでウェイティング。すぐ隣の山も少し上の木々は白く雪化粧しています。上の方の雪の状態が気になります。

9時を過ぎた頃から雪がほぼ止み、時々薄日が差してくるようになりましたので、天気の回復を信じて出発することにします。準備をし、スキーはザックに付けて9時16分、駐車場の反対側にある登山道を歩き始めます。

最初は登山道には全く雪はありませんでしたが、すぐに日陰に残雪が出てくるようになります。雪はざくざくで先行者のステップが刻まれていますので、アイゼンなしで特に問題ありませんでした。

少し登ると周囲の笹の葉が白くなり始めます。

そして尾根の上に出ると、木々は真っ白に雪化粧してまるで厳冬期の風景のようでした。雪が舞ったり日射しが届いたりを繰り返しましたが、青空はほとんど見えず、天気の回復はまだまだのようです。

10時44分、りんどう平に到着。天気が良ければ、ここから焼岳、穂高岳がきれいに見えるのですが、真っ白で何も見えません。

先行者のトレースに従って下堀沢を直登していきます。この先は急登が続きますので、念のためアイゼンを装着しました。

この辺りで新雪は2、3cmほどでしょうか。その下の雪もアイスバーンにはなっていませんので、キックステップで問題なく登っていけます。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

ただしこの沢は落石や雪崩に注意が必要です。途中には雪の上に乗った大きな岩もありました。

途中からは風が強くなりほとんど吹雪状態となりました。うーん、天気予報では吹雪って言ってなかったよなあ(^^;。
ま、ザックの中には厳冬期用の装備もそのまま入っていますので、多少荒れても問題ありませんが、でも本当に天気はこれから回復するのか心配になってきます。

途中で一瞬青空が見えたものの、すぐにまた吹雪に戻ってしまいました。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

12時8分、焼岳北峰と南峰の間のコルに到着。噴煙もほぼ真横に流れるほどに強い冷たい風が吹いています。

この先は岩場が続き雪が無くなりますので、スキー板はデポして山頂に向かいます。

12時29分、焼岳北峰山頂に到着。ガスって周りはほぼ真っ白です。

それでも時々ガスが切れて周囲がちらっと見えるようになりましたので、天気の回復を信じて山頂の風下側の岩陰でのんびりお昼とします。
すると13時を過ぎた頃から徐々に青空が見えるようになり、13時30分を過ぎた頃からは槍穂高、笠ヶ岳が雲の間から顔を出してきたのでした。待っていて良かった(^^)。
そしても間もなくほぼ快晴となりました。

今日の展望を槍穂高方面から右回りでご紹介。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

槍ヶ岳をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

穂高をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

上高地をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

乗鞍にかかっている雲はなかなか取れませんでした。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

笠ヶ岳をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

双六岳方面をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

時間と共にどんどん回復しているのは分かっていましたが、ただあまり遅くまではいられないため、14時15分、諦めて下り始めます。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

これから滑る斜面の様子。新雪でリセットされ、きれいな斜面です。また大きな雪崩、亀裂等も無いようです。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

スキーをデポしたところまで戻り、滑る準備をして14時30分、滑降開始。登る途中で、私以外にもう一人スキーをザックに付けた人がいたと聞いていたのですが、その方はこの斜面は滑っていないようで、シュプールは刻まれていません。今日のファーストトラックです(^^)。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

パック気味の少し引っかかりのある新雪が3cmほど。その下の雪はほぼざらめとなっていました。今日の天気ではアイスバーンの可能性もあるかなと心配していたのですが、滑りやすい斜面でした。
では斜面をチェンジ。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

再び斜面をチェンジ。雪崩の向こう側までトラバースしていきます。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

この斜面には一人分のシュプールが刻まれていました。どうやらもう一人のスキーヤーはこの斜面を滑ったようです。その隣を滑り降りていきます。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

りんどう平まで一気に滑り降りて振り返ります。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

最後に滑った斜面をズーム。私のシュプールは手前側のショートターン気味のものです。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

もうしばらくスキーで滑り降りていきます。

途中の登りがあるところまで滑り降り、そこでスキー板をザックに付けて下っていきます。
下りですが、雪が緩んで踏み抜きやすいので、注意が必要です。
駐車場には16時ちょうど到着。私が最後の1台でした。

穂高をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)