日にち:2012年4月12日
場所:長野県入笠山
コース:沢入登山口→入笠湿原→入笠山→入笠湿原→沢入登山口
天気:晴れ
快晴となったこの日、あまりの快晴さにたまらず(^^;、午後から最後の入笠山のバックカントリーに出かけてきました。ただ出かけたのが遅く、山頂に着く頃には薄雲が広がってしまったのが残念でしたが、でも昨日の大雨でリセットされたお花畑の大斜面を気持ちよく滑ることが出来ました。なお入笠湿原の斜面の方は雪解けも進み、もう賞味期限切れということで滑りませんでした。
自宅を12時10分に出発し、沢入登山口に向かいます。そして12時45分、沢入の駐車場に到着。今日の快晴に誘われたのか、平日ながら駐車場には6、7台の車が停まっていました。
ここから上に上がる林道は冬期閉鎖が解除されていなくて、通行止めのゲートが置かれていました。もしかして上まで車で上がれたらラッキーと期待していたのですが、残念です(^^;。ではここから登山道を歩いて登ります。
12時46分、スキーはザックに付けて登山道を歩き始めます。
気温が高く、上着も手袋も帽子も全部しまってしまいました。最初は登山道上の雪はほとんど溶けてしまっていましたが、徐々に残雪が出てくるようになります。
この時間は表面が緩んでいてアイゼン無しでも滑ることなく歩くことが出来ましたが、朝だとかちかちになっているかもしれません。
13時32分、入笠湿原に到着。ここに来るまでに今日登っていた登山者(おそらく全員)とすれ違いました。きっと雲一つ無い快晴で最高だったことでしょう。私もあと1時間早く出ることが出来たら、今回の報告は最高のマーク(★)をつけれたのですが(^^;。
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入笠湿原の斜面もまだ滑ることが出来るほどには雪が残っていますが、ただ良く見るとアイスバーンの部分が目立ちあまり快適そうでないため、今回はこちらの斜面はパスをしました。
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この先の林道ですが、まだ10cm以上の雪に覆われています。帰りは入笠湿原まで滑ってくることが出来ました。
そしてお花畑の大斜面。こちらはまだまだ残雪が多いです。今回はこちらの斜面を滑り降りてみましょう。
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岩場コースとの分岐ですが、距離が短い岩場コースの方に少し進んでみましたが、最近の踏み跡が無く、雪が緩んで膝くらいまで沈んでしまいましたので、これはたまらないと慌てて岩場迂回コースの方に戻りました。岩場迂回コースの方は踏み跡がしっかりしていて、特に沈み込むことはなく快適に歩くことが出来ました。
14時11分、入笠山山頂到着。もちろん他には誰もいませんで、山頂独り占めです。ただ...、この頃になるといつの間にか薄雲が広がってきてしまったのでした。今日は雲一つ無いクリアな快晴を楽しみに登ってきましたので、これは正直ショックでした(^^;。でも周囲の山々はクリアに見えていました。
では今日の展望を八ヶ岳方面から左回りでご紹介。
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権現岳をズーム。
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赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳をズーム。
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天狗岳方面をズーム。
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北横岳方面をズーム。
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蓼科山をズーム。ここから見ると蓼科山は随分と遠くに感じます。
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根子岳、四阿山をズーム。
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北アルプス北部をズーム。手前は諏訪湖。
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槍穂高、常念岳をズーム。
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乗鞍岳をズーム。そろそろ乗鞍岳にも滑りに出かけたいです。
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御嶽山をズーム。御嶽山もなんとか残雪期に一度は滑りに行きたいです。
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中央アルプスをズーム。
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この時間帯は南アルプス方面は順光となり、素晴らしい眺めでした。
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仙丈ヶ岳、間の岳をズーム。
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甲斐駒をズーム。
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富士山をズーム。本当に雪が多いです。
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茅ヶ岳、金ヶ岳をズーム。その上の雲が面白い形をしています。
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金峰山をズーム。今日は春霞もなく、クリアに見えていました。
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山頂でのんびりと休憩してから、14時27分、滑る準備をして山頂近くの雪が残っている部分から滑りはじめます。
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山頂直下の急斜面も問題なく滑り降りることが出来ました。この先は林間を滑り降りて先ほどのお花畑の斜面に向かいます。林間ですが、雪を踏み抜くことはないのですが、表面に落ちた木の枝が目立ち、木の枝を避けながらの滑りとなりました。
斜面上部にある網ですが、周囲の雪が多く、普通にまたいで越えることが出来ました。
ではこの大斜面を滑り降ります。
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うっすらとシュプールも残っていますが、ただ昨日の大雨でだいぶリセットされ、快適ざらめ斜面を気持ちよく滑ることが出来ました。
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斜面を滑り終えてから、滑った斜面を振り返ります。
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この先も林道をスキーで滑り降り、入笠湿原の入口でスキーをザックに付けて登山道を歩いて下っていきました。
15時26分、駐車場に到着。
次の写真ですが、帰りに撮影したものです。1000mの標識のあるすぐ横にイスとテーブル、荷車が置かれています。
ここから眺める八ヶ岳はこんな感じです。
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さて入笠山のバックカントリーですが、今回が最後となります。次はすずらんの時期に登山で訪れたいと思います。