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入笠山テレマーク(2012年1月)

日にち:2012年1月7日

場所:長野県入笠山

コース:富士見パノラマリゾート山頂駅→入笠湿原→入笠山→入笠湿原→富士見パノラマリゾート

天気:晴れ

この日は典型的な強い冬型の気圧配置で、北アルプス方面は雪雲がかかり八ヶ岳や南アルプスは快晴ということで、やっぱり青空がいいなあと八ヶ岳の展望を楽しみに入笠山にバックカントリースキーに出かけてみることにしてみました。
もうこの時期なので、入笠湿原や登山道脇のお花畑の斜面は滑るのに十分な雪があるだろうと期待していたのですが、なんと行ってみるとここ数年記憶がないほどの少雪で、まともに滑ることが出来たのは登山道脇のお花畑の斜面だけという状況でした。いったい今シーズンはどうしてしまったのでしょう。

自宅を7時30分に出発。そして富士見パノラマリゾートの駐車場には7時49分に到着。

現在はゲレンデを下まで滑って下りることが出来ますので、今回はゴンドラの片道券を買って上に登ります。次の写真は下のゲレンデの様子。自然雪というよりはほとんど人工雪です。この辺り、ゲレンデ以外にはほとんど雪は積もっていません。

ゴンドラ山頂駅を出ると正面に八ヶ岳が見えますが、今日はこの時間はまだ上の方だけ雲がかかっていました。まあ入笠山山頂に着く頃には雲も無くなることを期待しましょう。

8時42分、レストハウス横の林道をたどって入笠湿原の斜面の上部に向かいます。

わずかな登り坂が終わり、林道から分かれて入笠湿原方面に進んでいきます。とりあえずここからスキーで滑り始めましたが、ただこの辺りで既にやたらと雪が少ないです。いやな予感がしてきます(^^;。

すぐに入荷湿原斜面の上部に出来ますが、その上部にはほとんど雪が付いていなくて、スキーを外さないといけないほどでした。まさかこれほど少ないとは想定外です(^^;。


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でも少し下ると脇になんとか滑れそうなほど雪のある部分がありましたので、ここから再び滑り出します。


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積雪は10〜15cmほどでしょうか。ただ雪が薄く下のブッシュが出ている部分も多く、滑るには適さない状況です。残念。この先のお花畑の斜面もどうなのか不安が高まります(^^;。
雪が少ないのでスキーはザックに付けて坪足で歩き始めます。


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林道も雪が少ないですが、それでも地面が出ているところはありませんので、帰りはこの林道を一気に滑り降りることが出来ました。

そしてお花畑の大斜面。スノーシューでだいぶ荒らされていますが(^^;、でもこちらはなんとか滑ることが出来そうなほど雪が積もっていそうで、ほっとします。


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この頃、まだ八ヶ岳の雲は取れていませんでしたので、山頂は後にしてまずこの斜面を滑ってみることにします。斜面の一番上までシールで登っていきます。途中からはほぼノートレース、ノートラックの斜面となりました(^^)。


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20cmほどのラッセルですが、昨夜は雪が降っていないため、表面が軽くもなか雪になっているのが気になります。

周囲の木の枝の霧氷がとてもきれいでした。


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9時45分、準備をして滑り出します。


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パックパウダーともなか雪が交互に出てきます。それでも斜度のあるところはもなかもそれほど引っかからずにそれなりに気持ちよく滑ることが出来ました。


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せっかくですのでもう一度登り返して滑ってみます。次の写真は今滑った斜面を振り返ったもの。


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ではそろそろ山頂に向かいます。10時20分、マナスル山荘前を通過。

岩場コースとの分岐は、斜面の様子を見るために岩場迂回コースの方に進んでいきます。トレースもはっきりとしていて、坪足でも全く問題なく登ることが出来ました。

雪が多い時期に山頂から直接滑り降りる斜面の様子ですが、まだ藪や笹が埋まりきっていませんで、とても滑ることが出来ません。あと50cmは欲しいです。

10時50分、入笠山山頂到着。

山頂の雪は少なく、だいぶ地面が出ています。風もまあまあありますが、まあ耐えられないほどではありませんので、岩に腰掛けてお昼とします。
では今日の展望を八ヶ岳方面から左回りでご紹介。八ヶ岳ですが、山頂に着いた時はまだほとんど雲がかかっていたのですが、時間と共にどんどんと雲が取れていきましたので、思わず山頂に長居をしてしまいました。


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次の4枚は八ヶ岳をズームしたもの。八ヶ岳ですが、上の方はかなり真っ白になっています。


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諏訪湖をズーム。北側で結氷が始まっているのが見えます。今年は全面結氷して御神渡りも見られることを期待したいです。


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北アルプスから乗鞍、御嶽山にかけては雪雲がすっぽりとかかっています。ただところどころ山の稜線が見え隠れしていました。


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それに比べると中央アルプスの展望は今日は最高でした(^^)。


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御嶽山をズーム。ちらっと山頂が見えています。


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中央アルプス北部をズーム。


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中央アルプス南部をズーム。


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南アルプス仙丈ヶ岳、間の岳をズーム。


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甲斐駒をズーム。


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富士山をズーム。


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金峰山、みずがき山をズーム。こちらも雪は少なそうです。


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12時12分まで山頂で展望を楽しみ、それから下り始めますが、先ほど滑ったお花畑の斜面に着くまではスキーはザックから下ろすことはありませんでした。
再びお花畑の斜面に滑り込み、その先は林道を滑り降りて入笠湿原まで一気です。


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ここから再びスキーをザックに付けて、坪足でスキー場に向かいます。

12時56分、ゲレンデに到着。ではここから3kmの長いゲレンデを滑り降ります。

正面に八ヶ岳を眺めながらの本当に雄大なゲレンデです。

下る途中にこのスキー場で最も急な斜面があります。迂回路はありません。

そろそろ足がぴくぴくしだしました(^^;。
そしてやっとの思いで13時22分、ゲレンデの一番下に到着。

さすがに三連休だけあって、レストハウス前や初心者用ゲレンデは多くの人でにぎわっていました。