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北アルプス燕岳登山(2011年9月)

日にち:2011年9月15日

場所:長野県北アルプス

コース:中房温泉→燕山荘→燕岳→北燕岳→東沢乗越→中房温泉

天気:晴れ

今週は天気の良い日が続いているのですが、週末の三連休はあいにくの天気になりそうということで、それならばと再び平日に登りに出かけることにしてみました。行き先ですが、北アルプスの大展望を楽しみに燕岳にしてみました。燕岳ですが、20年ほど前に表銀座縦走を1回、そしてもう一度槍に行かずに常念岳、蝶ヶ岳に縦走した記憶がありますが、それ以来ということで、本当に久しぶりです。

自宅を4時10分に出発し、スタート地点の中房温泉を目指します。最後、舗装はされていますが一車線しか無いような部分も多い林道を随分と走ってやっと中房温泉の駐車場に到着。5時35分でした。三連休前の平日と言うこともあってか、第一駐車場はこの時間はまだ8割ほどで、問題なく停めることが出来ました。

準備をし、しばらく道路を歩いて登山口に向かいます。

 

5時48分、奥に進んで登山道を登り始めます。

急斜面をジグザグに登る急登が続き、一気に汗が噴き出ます。
6時10分、第一ベンチに到着。まだそれほど疲れていませんので、休憩は合戦小屋あるいは燕山荘で取ることにしてどんどん登っていきます。

その後第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと休憩場所がありました。まもなく朝日が斜面に当たり始めます。

ときどき木の間から周りの景色が見えますが、雲一つ無い青空が広がっていて気持ちは高ぶります(^^)。

7時25分、合戦小屋に到着。

早く稜線からの大展望を見たいと、ここも素通りします。

まもなく両側の展望が開けてきます。槍が見えてきました(^^)。


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槍ヶ岳をズーム。


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大天井岳をズーム。


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振り向くと雲海の上に南アルプス、富士山、八ヶ岳などがちょこんと見えています。


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この先は尾根上の稜線歩きとなり、日射しが暑くてまるで夏山登山のようでした。


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もう一度槍。


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目指す燕岳をズーム。


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北側も展望が開けて来ました。ただ北側は少しガスの湧くのが早いようです。


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餓鬼岳をズーム。


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鹿島槍、蓮華岳方面をズーム。


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燕山荘まであと少しです。


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8時12分、稜線にやっと到着。合戦小屋を過ぎてからは写真を撮ってばかりでなかなかペースが上がりませんでした。
正面に裏銀座の山々がずらりと並んでいまして圧巻です(^^)。

燕山荘前のベンチでエネルギー補給します。風もほとんど無くまるで夏のような日射しの中、最高の景色を眺めながら飲むのは最高の気分でした(^^)。

ではここからの展望を槍方面から左回りでご紹介。小屋裏の展望台に移動して撮影しています。


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槍ヶ岳をズーム。


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長野県側斜面にはもうガスが上がってきています。


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八ヶ岳をズーム。


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燕岳をズーム。


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ここからは再び小屋前の広場に移動して撮影続行。


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8時29分、そろそろ燕岳山頂に向けて出発します。


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イルカ岩と槍ヶ岳。


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真っ白い砂と空の青色のコントラストが実に鮮やかです。まさに真夏の最高の稜線歩きです。

8時51分、燕岳山頂に到着。あまり広くありませんが、このときは私以外に一人だけでした。

ではここからの展望を燕山荘方面から右回りでご紹介。


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富士山、南アルプス北部をズーム。


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南アルプス南部をズーム。


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燕山荘、常念岳をズーム。


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大天井岳をズーム。


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穂高をズーム。


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槍ヶ岳をズーム。


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笠ヶ岳をズーム。


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鷲羽岳をズーム。


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水晶岳(黒岳)をズーム。


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野口五郎岳をズーム。


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烏帽子岳方面をズーム。


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立山方面をズーム。中央右側は多分剣岳。手前は北燕岳(多分)。


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針ノ木岳をズーム。


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蓮華岳をズーム。ここから見る蓮華岳は随分と横に長い山です。


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北アルプス北部をズーム。鹿島槍、五竜岳などが見えています。


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東側はガスも上がってきて展望はいまいちですが、遠くに雲海の上にちょこんと見えるのは浅間山と四阿山・根子岳でしょうか。


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ゆっくりと食事にしたあと、9時25分、次の目的地である北燕岳に向けて歩き始めます。ちなみにここから先は歩く人はかなり少ないようで、この先中房温泉に降りるまで4人とすれ違っただけでした。


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9時33分、北燕岳山頂に到着。山頂の標識が見あたらず、多分ですが(^^;。


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少し休憩してから、東沢乗越に向けてさらに稜線を北に進んでいきます。


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途中でいきなり雷鳥が登山道上に飛び出してきて、しばらく前を歩いていました。


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楽しい稜線歩きもここまで。この標識から東沢乗越に向けて一気に斜面を下っていきます。

槍もこれで見納めです。


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10時5分、では下り始めます。

間もなく樹林帯に入り、展望は無くなります。

10時35分、東沢乗越に到着。

この先の急な下りですが、かなり滑りやすくて疲れました。

沢沿いを歩くようになると、何度も沢の渡渉を繰り返すようになります。今日の水量ならば特に問題ありませんでしたが、増水時はこのルートは避けた方が良さそうです。また今日のように晴れていても次のマーキングが見つからずに今度はどっちに進むんだろうと迷う場所も何度もあり、雨天時やガスっている時など見通しが悪い時もこのルートは避けた方が良いと思います。

高巻き中...。沢の音がかすかになるほどに登ります。これで体力を一気に消耗します。

12時34分、やっとの思いで中房温泉登山口まで戻ってくることが出来ました。

あまりの暑さにたまらずにかき氷を注文。甘さと冷たさが体にしみ渡りました。