日にち:2011年9月7日
場所:長野県八ヶ岳
コース:大河原峠→双子山→双子池→大岳→北横岳→亀甲池→大河原峠
天気:晴れ
ここしばらく動きの遅い台風の影響でなかなか山に出かけられずにいたのですが、この日は久しぶりに快晴になりそうと言うことで、たまらずに朝だけ近くの八ヶ岳に出かけてきました。八ヶ岳は地元の山と言うことで毎年何回も登っていて、大抵のピーク、ルートは歩いているのですが、地図を良く見てみると北横岳の東側にある大岳というピークはまだ登ったことがありませんでしたので、今回はその大岳を含めて大河原峠からぐるっと歩いてみることにしてみました。
自宅を5時15分に出発し、大河原峠を目指します。そして6時12分、駐車場に到着。蓼科山の反対側まで行くことになり、結構時間がかかってしまいます。この時間、駐車場には車が5台ほどしか停まっていませんでしたが、戻ってきた時には15台ほどに増えていました。帰る途中の蓼科山七合目の駐車場にも大型バス3台を含め、多くの車が停まっていました。
準備をして6時15分、双子山に向けて歩き始めます。すぐに朝露でびっしょりの笹をかき分けて歩くようになり、たまらずにすぐにカッパを着ました。
途中で振り向くと北アルプス北部、頸城山塊の山々がきれいに見えていました。
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北アルプス白馬岳方面をズーム。このときはきれいに見えていたのですが、間もなく雲がかかり始めてしまいました。
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頸城山塊をズーム。
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6時35分、双子山山頂に到着。目立ったピークはないなだらかな山です。
ではここからの展望を進行方向から右回りでご紹介。
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右前方に見えるのが大岳、北横岳です。
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北横岳と蓼科山の間には中央アルプスが見えています。
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佐久方面には見事な雲海が広がっています。
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これは大岳、北横岳からの展望も楽しみです。写真だけ撮ったら登山道を進んでいきます。
7時2分、双子池ヒュッテに到着。
二つの池の奥の方を見に行ってみます。森の中のきれいな池です。以前、小学生だった娘とふたりでここでキャンプしたのを思い出しました。
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ヒュッテ前の池。池の向こうが大岳方面です。なお見えるピークは大岳手前の稜線で、大岳山頂はもう少し向こうです。
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7時13分、次の標識のところから大岳北横岳方向に進んでいきます。初めて歩くルートで、どんなコースかと少しわくわくします(^^)。(ただ思ったより歩きにくいコースで、山歩きになれた人向けだと感じました。)
少し荒れ気味というか、岩がゴロゴロして平らなところがほとんど無い登山道を、マーキングをたよりに進んでいきます。
途中で開けたところにでますが、そこには「天狗の露地」との標識がありました。
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7時58分、大岳分岐に到着。大岳山頂は北横岳への登山道から分かれて少し入ったところにあります。
8時3分、大岳山頂到着。
ここで朝食としてしばらく休憩します。
ではここからの展望を南八ヶ岳方面から右回りでご紹介。
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西側正面に北横岳がきれいに見えています。ここから見る北横岳は意外にとんがっています。
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蓼科山をズーム。
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浅間山手前の雲海はだいぶ消えてきました。今日は全部で3つのピークを通ったのですが、同じ景色でも時間と共に雰囲気が変わり、それぞれの山頂で展望を楽しむことが出来ました。
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斜面の下の方に雨池が見えています。
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8時17分、そろそろ北横岳に向けて進み始めます。先ほどの分岐まで戻り、そこから北横岳への登山道を進んでいきます。この先も大きな岩を飛び越えていく歩きにくい道がしばらく続きます。
途中で斜面の下に池が見えていました。おそらく亀甲池でしょう。
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いったん森に入ります。
そして後半は一気の急登が続きます。途中1個所、鎖場もありました。
8時53分、北横岳山頂に到着。
蓼科山と浅間山方面はこちらの方が展望が良いので、ここから撮影してみます。
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蓼科山の左側に見える北アルプス槍穂高をズーム。手前には鉢伏山、三峰山、鷲ヶ峰も見えています。いずれも良く登る山です。
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根子岳、四阿山、湯の丸山をズーム。
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浅間山をズーム。雲海はこの時間になるときれいに無くなりました。
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ではすぐに展望の良い南峰に向かいます。歩いて2分ほどです。
雲一つ無い、そしてこれほどクリアな展望は本当に久しぶりです(^^)。
ではここからの展望を八ヶ岳方面から右回りでご紹介。
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八ヶ岳赤岳方面をズーム。
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南アルプス北岳甲斐駒仙丈ヶ岳をズーム。
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中央アルプスをズーム。手前右側のピークは、こちらも良く登る守屋山。
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御嶽山をズーム。
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乗鞍岳をズーム。この時間になると少しガスがかかってきました。
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少し飛ばして金峰山方面。
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しばしこの大展望を眺めながら休憩します。
ただあまりのんびりもしていられませんので(今日は午前中に用事があるため)、9時14分、亀甲池に向けて登山道を下っていきます。
こちらの登山道は、先ほどの大岳への登りに比べると格段に歩きやすい整備された道に感じました。
9時43分、亀甲池に到着。池の近くまで行こうとしたら、登山道が途中で水没していまして、これ以上近づけませんでした。今回は池の水量はかなり多いです。
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ではここから天祥寺原方向に進みます。
正面に蓼科山を眺めながらの気持ちよい散歩道が続きます。
ただ一部笹が完全に登山道に覆い被さっている部分もありました。この時間は朝露もだいぶ乾いてきていましたが、朝ここを歩く場合はカッパのズボンは必需品でしょう。
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9時58分、大河原峠への分岐に到着。この辺り、登山道には大きな水たまりが出来ていて、少し歩きづらかったです。
大河原峠に進んでいきます。緩やかな登りの続く笹原の散歩道です。それにしても日射しが暑いです。
10時26分、大河原峠に戻ってきました。
車も随分と増えました。なおこの頃になると東側からは少しガスが湧いてきていました。