日にち:2011年2月16日
場所:長野県霧ヶ峰車山
コース:車山肩→車山山頂→車山肩
天気:晴れ
この日は特に出かける予定はしていなかったのですが、前日行った入笠山が天気も良くなくて不完全燃焼気味だったのに加え、この日は朝から空が抜けるような素晴らしい青空ということで、たまらずに衝動的に午前中だけ近くの車山までバックカントリーに出かけてきました。天気ですが、過去に来た中でも一位二位を争うほどの快晴となり、しかも空気も澄んで遠くまで見通すことが出来、展望は本当に最高でした。また雪も全体的に比較的柔らかく、パウダーを楽しく滑ることが出来ました。
自宅を7時30分に出発して車山肩を目指します。そして8時ちょうど、車山肩の駐車場に到着。一昨日の大雪で車山肩の駐車場には40cmほどの雪が積もっていて、全く除雪されていなかったため、仕方なし道路脇に停めることとしました。
準備をして8時10分、シールを付けたスキーで歩き始めます。駐車場に積もっている雪はてっきりクラストまたは堅くパックされていると思ったのですが、意外にもさらさらのパウダーでした。
先週末、そして一昨日と続けて南岸低気圧による大雪が降ったため、積雪も1週間前に比べて随分と増えています。
蝶々深山。
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今日は私が最初のようで、10〜30cmの雪をラッセルしながら進んでいきます。ちなみに坪足ではおそらく膝から腰まで沈んでしまうと思います。これからはこの辺りのトレッキングにはスノーシューは必要です。
登山道を示すポールもほとんど埋もれてしまっています。雪は強風の影響を受けていますが、ただ見た目以上に柔らかいです。
今回も直登ルートに向かいます。ちなみに大雪直後ではこの先の急斜面が時々雪崩れますので注意が必要です。
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稜線上の登山道周辺は強風で雪が飛ばされてしまったようで、それほど積雪は多くありません。雪も締まっています。
8時52分、車山山頂到着。風が少し強めですが、凍えるほどではありません。
それにしても素晴らしい天気、そして展望です。周りを見回してしばし放心状態でした(^^)。
ではここからの展望を八ヶ岳方面から右回りでご紹介。
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蓼科山、北横岳をズーム。
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八ヶ岳赤岳硫黄岳天狗岳をズーム。
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富士山をズーム。
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南アルプスをズーム。
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中央アルプスをズーム。
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御嶽山をズーム。
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乗鞍岳をズーム。
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北アルプス槍穂高、常念岳をズーム。
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霧ヶ峰鷲ヶ峰をズーム。
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三峰山をズーム。
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美ヶ原をズーム。その向こうに白馬岳もピークがちょこんと見えています。
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頸城山塊の山々をズーム。こちらの山がこれだけくっきりと見えるのは冬でも珍しいです。
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根子岳、四阿山、湯の丸山をズーム。
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浅間山をズーム。
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名残惜しいですが、9時21分、滑る準備をして北面西側斜面に向かいます。
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上の方は雪が飛ばされてブッシュが目立ちますが、間もなく吹きだまりの斜面が広がります。
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強風で軽くパックされていますが、堅くはありません。
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ディープパウダーが吹きだまっていました(^^)。ここは斜度がありますので、私の細めの板でも楽しく滑ることが出来ました。
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下に行くに従って雪はどんどんとさらさらになり、最後は潜水艦状態で滑っていきます(^^;。下の方の雪もぐんと増え、ブッシュが少し顔を出しているほどになりました。
9時40分、登山道に合流。
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登山道を示すポールも、かろうじてピークが見える程度です。再びシールを付け、車山肩に戻っていきます。この先、20cm〜50cmのラッセルとなりました。
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車山北面を振り返ります。
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10時5分、車に到着。 道路脇が除雪されていましたが、駐車場内はこのときは相変わらず除雪されていませんでした。