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乗鞍テレマーク(2011年1月)

日にち:2011年1月2日

場所:長野県乗鞍高原

コース:Mt.乗鞍スキー場→位ヶ原→富士見岳手前のコル→位ヶ原山荘→Mt.乗鞍スキー場

天気:晴れ

ここ1週間ほど強い寒波で北アルプス方面はずーっと雪だったのですが、この日は久しぶりに晴れが期待できそうと言うことで、ツアーコースの藪もそろそろ埋まってきた乗鞍に出かけてきました。

朝6時20分に自宅を出発し、Mt.乗鞍スキー場に向かいます。次の3枚はスキー場手前から撮影したもの。稜線に雪煙がほとんど見えません。今日は予報通り穏やかな天気になりそうです。


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8時ちょうど、いつもの駐車場に到着。

準備をし、ほぼ始発のリフトで上に登っていきます。次の写真は一番上のかもしかゲレンデの様子。昨夜はあまり雪が降らなかったようで、未圧雪バーンも昨日のコブがそのまま残っています。新雪が積もっていたらこのゲレンデを滑る予定でしたのですが、ゲレンデはパスしてそのままツアーコースに向かうことにします。

ゲレンデ最上部では既に一人のテレマーカーが出発の準備をしていました。私の方の準備が早かったので、8時58分、今日の一人目としてツアーコースを登り始めます。

昨日と思われるトレース、シュプールがほぼそのまま残っています。

最初の急斜面ですが、藪もだいぶ埋まってきていまして、登るには特に問題ありませんでした。
急斜面の途中で先ほどのテレマーカーが先行しましたが、この辺りよりトレースは吹き飛ばされた雪で半分埋もれていてプチラッセルとなりましたので助かりました。
9時19分、最初の急斜面を登り切ります。この先のツアーコースの藪もほぼ埋まっていまして、滑るのにも問題なさそうです。

風もほとんど無く、日射しが少し暑いです。

ツアーコースですが、中間から上はシュプールもほぼリセットされていました。帰りも気持ちよいだろうなと期待していたのですが、私が下る頃には沢山のシュプールが付けられていてノートラックバーンはほとんど残っていませんでした(^^;。

次の写真の手前で、再び私が先頭になり、プチラッセルをしながら進んでいきます。


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乗鞍岳剣ヶ峰をズーム。


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位ヶ原に登る急斜面の手前の段差ですが、だいぶ埋まってきています。

そして位ヶ原手前の急斜面。前回(昨年12月12日)に来た時は恐ろしいほどの藪藪斜面でしたが、こんなにも藪が埋まりました。これなら滑るのも問題ないでしょう。


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10時37分、位ヶ原に到着。特に休むことなくそのまま進んでいきます。


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では位ヶ原から望む乗鞍の山々の様子をご紹介。


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剣ヶ峰をズーム。


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位ヶ原ですが、さすがに冷たい風が吹き抜けていました。まあ雪煙が舞うほどの強い風ではありませんが。
剣ヶ峰直下の斜面ですが、遠くで見ていたら状態が良さそうに見えたのですが、近くで見るとどうもかりかりのバーンが多そうです。と言うことで今日の行き先は予定通り富士見沢にし、摩利支天岳と富士見岳の間の稜線に向けて斜面を登っていきます。


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今日は上空は快晴なのですが、周りの山々には雲がかかっていてあまり展望がありません。ただ途中で一瞬だけ槍穂高のピークがちらっと見えました。


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11時55分、やっと稜線に到着。最後は少し疲れてペースが落ち、数人に抜かれてしまいました(^^;。


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富士見岳手前のコルに向かう斜面ですが、雪が飛ばされてかりっかりのアイスバーンになっていたため、念のためにアイゼンに履き替えてコルに向かいました。
少し富士見岳側に登ったこのあたりからドロップインすることにします。


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そして斜面の様子。


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滑る準備をし、12時14分、滑り始めます。


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最初30mほどは新雪が吹きだまっていて、膝パウダーの気持ちよい滑りを味わうことが出来ました。
少し下ると少しパック気味となってきましたが、でも踏み込めば気持ちよく削れてくれます。


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この辺りは少し堅めのバーンでした。


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でも下るに従って再び雪はさらさらになっていきました。


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短い斜面ですが、さらさらの新雪をおいしく戴きました(^^)。
そして12時44分、雪で埋もれた道路に出ました。位ヶ原山荘もすぐそこに見えています。ここで少し遅めのお昼とし、休憩します。

13時、では道路上のトレースをたどって位ヶ原に登り返します。

途中で先ほど滑った斜面を振り返ってみます。


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13時40分、やっとの思いでこの斜面まで登ってきました。滑った後に登り返すのは、やはりかなりきついです(^^;。
それにしても既に何人もの人が滑り降りたようで、シュプールだらけです。


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ツアーコースもかなり荒らされていますが、隅に残っているパウダーをつまみ食いしながら下っていきます。

ツアーコースですが、普通に滑れるようになるとゲレンデまであっという間です。

駐車場到着、14時32分でした。