日にち:2009年8月27日
場所:静岡県
コース:富士宮口→剣ヶ峰→宝永山→富士宮口
天気:晴れ時々ガス
富士山は残雪の時期にバックカントリーで10回以上登っているのですが、まだ雪の無い時期に登ったことがなかったため、夏の間に一度登ってみたいと思い、晴れが期待できるこの日、一人で出かけてきました。(週末は天気が悪そうだったため、)
自宅を3時45分に出発し、富士宮口を目指します。途中、朝霧高原から見た富士山は上に雲がかかっていまして、今日はもしかして失敗だったかなと心配し始めましたが、
富士スカイラインを走る頃にはその雲はほぼ取れてきていました。(あるいは雲は西側だけかかっていたのかも知れません)
6時5分、富士宮口の駐車場に到着。平日とは言え天気の良い8月ということで一番上の駐車場は一杯でしたので、一段下がったところに車を停めました。
6時11分、登山道を登り始めます。じっとしているとTシャツでは肌寒いですが、歩き始めるとちょうどよい位でした。風もほぼ無風状態です。
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6時23分、六合目の小屋に到着。特に休憩もせず、どんどん登っていきます。
夏の時期は9時を過ぎると一気にガスが湧いてしまうため、今回は2時間半で剣ヶ峰まで登ることを目標にしてみました。ちなみにコースタイムはその倍近くです。一番心配だったのは、登山者が多くて、途中で渋滞して進めなくなることでしたが、平日ということもあってか並んで歩くほどではなく、問題なくすれ違い、追い抜きが出来ました。
富士山は雪のある風景しか知らないので、緑に覆われた富士山というのは妙に新鮮です。
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どんどん抜いていきます。結局、山頂まで他の人に抜かれることはありませんでした。ちなみに私は歩くのは極端に速いほうではありません。ただ最近は持久力が付いてきたせいか、途中でほとんど休憩を取らずに歩けるようになり、今回も腰を下ろして休憩したのは剣ヶ峰山頂に着いてからでした。
6時52分、新七合目の小屋に到着。土日はこの前が休憩する人でごった返すのでしょうか。
7時16分、元祖七合目の小屋に到着。
次の写真の斜面は残雪の時期にスキーで滑る斜面です。
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7時39分、八合目の小屋に到着。
まだガスもそれほど湧いて来ていなくて、下の方の展望は最高でした。
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上を見ると、山頂の方には残念ながらガスがかかり始めています。その後、周りが真っ白になったり、青空が見えたりを繰り返しました。
8時ちょうど、九合目の小屋を通過。
この先で今日初めての残雪を見ました。南側斜面なのにこれほど雪が残っているのはびっくりです。
8時18分、九合五勺小屋を通過。
ここまで来ると山頂の鳥居もはっきりと見えてきます。風はほとんど無いものの、さすがに少し寒くなって来ましたので、ここで上着を出して来ました。
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8時38分、富士宮口山頂到着。そして8時49分、剣ヶ峰山頂到着。予定通り約2時間半でピークに立つことが出来ました(^^)。しかしこの時間は山頂はすっかりガスって全く展望がありません。
山頂で今日初めての休憩をとり、ガスが晴れるのを待ちます。たまに青空が見えることがあってもすぐに真っ白になり、展望はなし...。9時6分、予定通りお鉢巡りに向かいます。
周りは真っ白でどこを歩いているのかよく分からず、突然大きな小屋の前に出て、良く見たら吉田口の山頂でした。ちょうどこの頃から上空には青空が見えるようになってきました。
ここで子供達用にお守りを買って帰りました。
吉田口方面登山道の様子。こちらも登山者は少なめです。
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9時53分、富士宮口山頂に戻ってきました。どうやら天気が回復してきていますので、ここでのんびりとお昼にします。
間もなく剣ヶ峰にかかっていたガスも取れてきましたので、ではもう一度剣ヶ峰に登って展望を楽しむことにします。
富士宮口登山道の様子。
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10時32分、今日2度目の剣ヶ峰到達です。
ではここからの展望をご紹介。次の写真では遠くに海が見えているのが分かるでしょうか。
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10時45分、そろそろ下ることにします。今回は下りに初めて歩く御殿場口のルートを使います。御殿場口の下山口に向かいます。
10時57分、では下り始めます。
このがれた急斜面をじぐざぐに下っていきます。人はかなり少ないです。
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最初の小屋を過ぎてから、登山道はずいぶんと広くなりました。
しばらく下っていくと雲の下に出たようで、下の展望が良くなりました。左側には山中湖がきれいに見えています。
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このあたりはミニ砂走りという感じで、半分走るように快調に下っていくことが出来ました。眼下に広がる御殿場の景色を眺めながらの下りは爽快でした。
この先で宝永山経由富士宮口へのルートが分岐します。
12時7分、宝永山の火口に到着。
巨大な火口で、写真を撮ろうにも1枚にはとても入りきりません。
とりあえず下る前に宝永山にも立ち寄ってみます。
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では宝永山火口の中に一気に下っていきます。
次の写真は宝永山第二火口。
次の写真は宝永山火口を振り返ったもの。この辺りから、登山者でない普通の観光客も増えてきました。
12時59分、駐車場到着。