日にち:2009年7月26日
場所:長野県釜無山
天気:晴れ後曇り
この日は天気予報では曇り時々雨ということで、特に出かける予定はしていなかったのですが、昼前からどんどん青空が広がって来ましたので、思わず以前より一度行きたいと思っていた釜無山にMTB(マウンテンバイク)で出かけてみることにしてみました。
釜無山は入笠山の隣にある山で、入笠山より標高は高いのですが展望がいまいちということで、入笠山に比べると格段に登る人が少ない山です。私も過去に一度だけ、20年?ほど前にMTBで登ったことがあるだけです。今回は大阿原湿原の駐車場からMTBで行かれるところまで行ってみようと思っていたのですが、笹の藪こぎが予想以上にひどく、結局MTBが乗れたのは林道だけで終わってしまいました。でも今年初めての林道MTBは、短いながらもそれなりに楽しむことが出来ました。
自宅を11時55分に出発し、入笠山に向かいます。次の写真は入笠山に登り始めた辺りで振り返ったもの。
そして入笠山手前の大阿原湿原の駐車場に到着、12時40分でした。
すぐに準備をして12時46分、奥の舗装された林道に入っていきます。このあたり緩い登りが続きます。ちなみに奥のゲートまでは、釜無山への登山道もこの林道を歩いて行きます。
南側からガスが上がってきていますが、まだ上空は真夏の青空が広がっていまして、日射しが実に暑いです。
しばらく進むと未舗装の砂利道となりますが、この先でもしばらく舗装された部分がありました。
途中で3個所ほど林道が分岐していましたが、いずれも入口にゲートがありました。
13時13分、林道釜無山線のゲートに到着。
脇を通って林道を進むことも出来そうですが、とりあえずここから釜無山登山道の方にはいっていきます。
ただすぐに笹が登山道を覆い隠すようになり、背丈ほどもある笹をかき分けて進んでいくことになります。
登山道の部分は笹が少しくぼんでいて足下は笹が生えていないので、登山道がどこか迷うことはほとんど無いのですが、笹をかき分けないと進めないため、自転車を引きながらこのまま進むのはほとんど不可能ということで、登山道は諦めて林道の方に戻ることにしました。まあ後から思えば、大変なところだけMTBをかついでいけば何とかなったかも知れませんが。
事前調査で、林道の途中から登山道に上がるルートがあるらしいと聞いていましたので、そちらのルートの方がもう少しましではないかと期待したためですが、ただそちらのルートは最初の部分がめちゃくちゃ急で、とてもMTBを担いで登ることは出来ませんでした。
この先からの眺めが、今回通った中で一番展望の良い場所だったような気がします。ただ八ヶ岳にも大分ガスがかかってきています。
(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)
13時23分、右側の斜面になにやらピンクのリボンがかけられている部分に出ます。斜面にははっきりした踏み跡があり、上の方には赤いテープもあります。林道から登山道に上がるルートは間違いなくここでしょう。
GPSで現在位置を確認しても、確かにこの上の方を登山道が通っています。
ただ最初の斜面がめちゃくちゃ急で、とてもMTBをかついで登っていくことは自分には出来そうにありません。ということでMTBはここで諦めてここからは歩いて山頂を目指すことにします。
最初の10mほどの急斜面を登り切ると、森の中のなだらかな道になります。
そしてこの先でゲートのところから登ってくる登山道に合流します。
合流地点はここ。左側に曲がってから振り返って撮っています。次の写真で今登ってきたのは右側からでした。
ここからもほぼ笹に覆われた登山道をかき分けながら進んでいきます。
この広い笹原の向こうに見える丘のようなところが釜無山の山頂っぽいです。
(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)
一番高いと思われるところに来ましたが、山頂の標識はありません。標識の跡らしいものはありましたが。
そのまま進んでいくと、少し下った先の笹原に登山道がまだ続いているようでしたので、そちらに進んでいきます。
13時55分、釜無山山頂の標識のある場所に到着。ただこの辺り、あまりに真っ平らで山頂という感じはありません。
北側は森があって八ヶ岳の展望は全くありません。南西側は笹原で見通しは良いのですが、残念ながら中央アルプスが見えるだろう辺りはガスっています。
とりあえずしばらく休憩し、14時3分、戻り始めます。
今日は誰にも会わないだろうと思っていたのですが、半分ほど下った辺りで下から上がってきたツアーらしい10数人の登山者とすれ違いまして、びっくりしました。
14時24分、MTBの場所まで戻り、そこからお楽しみの林道ダウンヒルの開始です。
何ヶ所か、多少の登りもありました。
14時42分、駐車場到着。片付けていたら大粒の雨が落ちてきました。ぎりぎりセーフでした。