日にち:2008年7月12日
場所:南アルプス仙丈ヶ岳
コース:戸台口→北沢峠→小仙丈岳→仙丈岳→同じルートを下山
天気:晴れ
久しぶりに南アルプスの山を登ってみたいと思い、10年ぶり位となる仙丈岳に登ってみました。思ったより雲が多かったですが、でもまあままの天気に恵まれ、仙丈岳からの展望を楽しむことが出来ました。
朝4時15分に自宅を出発し、途中で買い物をしてから戸台口を目指します。
5時23分、戸台口の駐車場到着。まだ梅雨明けしていないこともあり、それほど混んでいないだろうと思っていたのですが、上の駐車場は8割方埋まっていてびっくりしました。そしてバス乗り場にはもう既に行列が出来ていました。
友人のCが今日明日で甲斐駒、仙丈に登ると聞いていたので、もしかすると同じバスに乗るのかなと思っていたら、やはりここで一緒になりました(^^)。
6時の始発のバスですが、私達は3台目のバスにやっと乗ることが出来ました。バスはおそらく4、5台出たと思われます。この時期でこれほど上がる人が多いとは驚きです。
北沢峠でバスを降り、キャンプ場に向かう友人と別れ、6時40分、いよいよ仙丈岳目指して登り始めます。
しばらく急でもなく緩くもない坂を登っていくと登山道はすぐに緩やかになります。6時52分、一合目の標識に到着。
この先緩やかに登って緩やかに下って行きます。
7時4分、二合目の標識到着。ただし一合目からはほとんど登っていないと思います。ここでキャンプ場の方から登ってくる登山道が合流します。
この先から長い急登が始まります。ここまでは歩いていても肌寒い位でしたが、ここから一気に汗が噴き出します。
7時39分、大滝ノ頭到着。ここで馬の背ヒュッテに直接向かう登山道が分岐します。
それにしても私の持っている昭文社の地図ではここまでコースタイム2時間となっていますが、なんと1時間で登ってきてしまいました。今日の帰りはぜひ北沢峠13時発のバスに乗りたいと言うことで、多少ハイペースで登ってきたと言うこともありますし、荷物も日帰りで軽いと言うこともありますが、思った以上のペースということで、この時点で帰りは13時のバスに間に合うことを確信できたのでした。(昭文社の地図では往復6時間40分かかることになっているのですが、6時間で戻らないと13時発のバスに乗れない)
まだそれほど疲れていませんので、どんどんと登っていきます。やがて周りの木がだんだんと低くなってきて、
ここから見通しの良い稜線上のコースとなりました。やはり周りの景色を見ながら登ることが出来るのは最高です。
ただ後ろを振り向くと甲斐駒ヶ岳には雲がかかっていてピークが見えませんでした。
8時18分、小仙丈岳到着。風がちょっと冷たくて、慌てて長袖の上着を着ます。
北岳もなんとか見えています。またその左側に富士山がちょこんと見えています。
ここからは稜線上の気持ちいい散歩道です。
(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)
仙丈岳の手前に、仙丈小屋へ直接向かう登山道の分岐がありました。
次の写真の右側のピークが仙丈岳山頂です。
9時12分、山頂到着。
小仙丈ヶ岳を過ぎてからはのんびりと写真を撮りながら登ってきましたので多少ペースが落ちましたが、それでも北沢峠からなんと2時間半で登ってきてしまいました。この感じでは、帰りはここを11時前に出れば十分ですので、それまでのんびりとすることにします。ただ吹く風はかなり冷たいため、カッパの上着を出して着ます。
次の写真は仙丈岳カールの下に見える仙丈小屋。
甲斐駒ヶ岳。私がいた頃はピークの辺りに常に雲がかかっていたため、ピークが見える写真を撮るのに苦労しました。
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その隣の鳳凰三山。
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北岳と間の岳。
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大仙丈岳と遙かに見える塩見岳、荒川三山。
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駒ヶ根の街と雲がかかる中央アルプス。
山頂直下もお花畑となっていました。
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10時51分、そろそろ下り始めます。
下りは常に正面に甲斐駒を見ながら下っていきます。
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12時38分、北沢峠到着。
13時発のバスに十分間に合いました。
ただ上から下ってくると、北沢峠でも少し蒸し暑さを感じましたが、戸台口までバスで下りるとそこは真夏の灼熱地獄の暑さでした(^^;。いやー、上は寒かったなあ。