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御嶽山テレマーク(2008年3月)

日にち:2008年3月11日

場所:長野県御嶽山

コース:おんたけ2240スキー場最上部→田の原→王滝頂上→田の原→おんたけ2240スキー場

天気:晴れ

昨日の雨が上の方では雪だったらしいということで、新雪を期待して久しぶりに御岳に行ってみました。
ただこの日は春のようなぽかぽかの天気で、おかげで下の方はめちゃくちゃ重い雪となってしまいました。また上の方は相変わらず強風でパックされた堅いバーンでした。さらさらパウダーはありませんでした。

自宅を6時20分頃に出発し、おんたけ2240スキー場を目指します。天気ですが、予報通りのスーパー快晴の日となりました。スキー場の駐車場に到着したのは8時13分のことでした。さすがに平日と言うことで駐車場もがらがらです。

1回券を3枚買い、リフトに乗って上に向かいます。

3本目のリフトを降りてパノラマコースの方に進んでいきます。

すぐに目の前に田の原、そして御岳が見えてきます。このルートではまだ王滝頂上から滑ったことが無いので、ぜひ今回は王滝頂上から滑りたいと思います。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)


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隣の乗鞍岳、そして北アルプス穂高岳。


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9時10分、御岳の方に進み始めます。しばらくは下りですので、シールを付けずに滑っていきます。

昨日の雪は湿った重い雪だったようで、朝の冷え込みで表面が少しクラストしています。ただし今日は暖かいこともあってアイスバーンにはなっていません。


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この先でスキーにシールを付けました。
なお今日は私一人だけかなと思っていたのですが、テレマークスキー?の人が一人、後から登ってきました。

この先から斜面をジグザグに登っていきます。日陰には若干パウダーが残っていましたが、陽が当たっている部分はすっかり重くなっていて、シールに時々湿った雪がくっついてしまいました。

このあたりから堅い雪の斜面が続くようになります。ただし今日は暖かいために雪が多少ゆるんできていて、とりあえず上に見える金剛童子まではなんとかシールで登っていくことが出来ました。

金剛童子の建物到着、10時33分でした。

ここで15分ほど休憩します。この先は夏道に従って登っていく予定ですので、スキーはザックに取り付けて代わりにアイゼンとピッケルを装着します。
ちなみに見上げると王滝頂上あたりには常に強風が吹いているのですが、歩いているこの稜線にはほとんど風がありませんでした。これほど風がない御岳は初めてかも知れません。日差しも暖かで、おかげで登っていてものすごく暑かったです。
この稜線上もいつもならアイスバーンになっているところが多いのですが、今日はすっかりゆるんで春のような雪になっていました。

まもなく八合目石室避難小屋が見えてきます。

八合目石室避難小屋到着、11時14分でした。

富士見石、11時40分。

上の方には今日の目標である王滝頂上山荘の建物が常に見えています。お昼はなんとかそこまで登って取りたいと先を急ぎます。

前回ここに来たときはこの先までしか登れませんでした。
九合目石室避難小屋到着、12時23分でした。

あともう少し...。

王滝頂上到着、12時46分でした。建物の影で風を避けて遅めのお昼とします。


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山荘の建物の裏に行ってみると、

御嶽山の剣ヶ峰がすぐそこに見えていました。ここから30分から40分で行けそうですが、今回はここで止めておきます。


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さて荷物を置いてあるところに戻って滑降の準備をします。そして13時10分、ここから滑り始めます。


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雪ですが、残念ながらパウダーではなく、堅めのパックされた雪です。ちょっとエッジが引っかかり気味ですので、軽くターンするようにして滑っていきます。
今日の雪ならどこでもそう問題なく滑ることが出来そうですが、一応下に見える窪地に向かって滑り降りていきます。


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窪地の中に入っても残念ながら雪質は変わりませんでした。ただアイスバーンやがちがちのバーンのことを思えば、今回の雪はまあそれなりに滑っていて楽しかったです。


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窪地をたどってどんどん滑っていきます。


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ここで窪地は終わりです。この先は広い斜面が下までずーっと真っ直ぐに続いています。


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雪ですが、下るに従って少しずつ柔らかくなってきているように感じましたが、ただ暖かい日差しのために湿って重くなってしまい、結局滑りやすい雪にはなってくれませんでした。


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あまり下りすぎないうちに左側の小さい尾根を一つ超えて、朝登ってきたルートに近づくように進んでいきます。今度はこの斜面を滑ってみましょう。


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森の中のオープンバーンはめちゃくちゃ重い雪になってしまっていました。

最後は朝のトレースをたどってスキー場に戻っていきます。

今滑ってきたルートは、次の写真の青い線のあたりです。


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14時10分、スキー場に戻ってきました。この先はスキー場の斜面を滑っていきますが、スキー場もまるで春の様な雪となっていました。

駐車場到着、14時25分でした。