日にち:2006年3月4日
場所:長野県八ヶ岳
コース:ピラタススキー場山頂駅→五辻→出会いの辻→おとぎり平→麦草峠→大石川林道→雨池→雨池峠→縞枯山荘→ピラタススキー場
天気:快晴
3年ぶりとなる北八テレマークツーリングに一人で行ってきました。この日は前日の天気予報は晴れで、朝起きたら本当に雲一つ無い快晴だったため、思わずその天気に誘われて出かけてしまいました。
今シーズンはこの辺は、12月に大雪が降って以来あまりまとまった雪が降っていなかったため、本当に雪があるのだろうかと来るまではちょっと心配だったのですが、どうやら昨夜?あたりに雪が降ったようで7、8cmほどの新雪があって、雪も少なめながらコンディションとしてはまあまあでした。なおピラタススキー場の駐車場に来るまで、道路には全く雪がありませんでした。
それにしても今回は本当によい天気で風もほとんど無くぽかぽかと暖かで、過去に記憶がないほどの最高のコンディションでした。おかげでデジカメで写真を撮りまくりで300枚以上撮ってしまいましたので、ここでも出来るだけ写真を紹介したいと思います。(全74枚!)
朝7時半に起き、準備をしてから8時に自宅を出発します。途中で買い出しをしつつ、ピラタススキー場に向かいます。スキー場の駐車場に到着したのは8時40分頃でした。駐車場から北横岳方面がきれいに見えています。
準備をしてからロープウェイの乗り場に行き、始発を待ちますが、今日の始発は8時50分でした。
次の写真はロープウェイ山頂駅を出ると眼に飛び込んでくる風景ですが、ちなみにロープウェイが到着するとしばらくはこの辺りは人でどっと混雑します。ただしばらくすると次のロープウェイが到着するまで人が少なくなりますので、そのタイミングで撮ったものです。
顔にたっぷりと日焼け止めを塗り、ビールを1本いただいてからいよいよ出発します。 時刻は9時15分でした。
なおほぼ同じ頃に私と同じ方向に向かった人は、スノーシューの二人連れの2組だけでした。しばらく抜きつ抜かれつで進んでいきます。ちなみに山頂駅から北横岳方面に向かうスノーシューあるいは登山の人は結構見かけました。
北横岳方面が青空をバックにきれいに見えています。
(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)
山頂駅からまっすぐ進んでいくと(縞枯山荘に向かう方向)、すぐに五辻、麦草方面への分岐となります。ここを右に進んでいきます。正面に見えているのは縞枯山です。(この時間、ちょっと逆光気味なのが残念です)
しばらくはゆるやかなアップダウンが続きますが、この辺りは眺めが良く、歩いていても本当に気持ちが良かったです(^^)。
テレマーク/クロスカントリーのツーリングのコースですが、ここは訪れる人も多いため新雪直後でない限りは踏み跡もはっきりしていますし、また写真にあるように随所に赤い旗でマーキングされています。
15分ほど進むといよいよ狭い林間のダウンヒルコースが始まります。今回は新雪が7、8cmほど積もっていたので、ボーゲンでもそれほど暴走せずに進むことができましたが、雪の状態が悪いとここは恐怖のボブスレーコースにもなります(^^;。
林間ダウンヒルの途中に展望台の標識が建てられていました。確か3年前は無かったはずです。
(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)
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9時40分、林間ダウンヒルが終了すると五辻に出ます。ここは広い雪原となっていて、とても景色の良い場所です。いつもここでゆっくりと休憩を取ります。
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しばらく行くと雪をたっぷり載せた休憩所が見えてきます。
すぐにコースは森の中に入り、まもなく出逢いの辻(出会いの辻)の標識が見えてきます。
10時15分、ここを左折しておとぎり平方面に向かいます。おとぎり平までは登りが続きますがそれほど急ではなく、テレマークスキーでなんとか登っていきます。
坂を登りきると広場に出ます。おとぎり平です。
おとぎり平の標識を左に曲がってしばらく行くと再び広い雪原に出ます。気持ちの良い散歩道です(^^)。
(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)
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森の中に入ってしばらく行くと茶臼山から下ってくる登山道と合流します。
麦草峠に出る手前にかなり急な下り坂があります。カーブの途中に石とか出ていましたので、スキーの人は注意が必要です。
11時5分、麦草峠に出ます。
次の2枚は冬季閉鎖中の国道299号です。
次の写真は麦草ヒュッテ。ここまで来るとずいぶんと人の姿を見かけるようになりました。
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お昼は雨池で取る予定でしたので、ここではあまり休憩せずすぐに出発します。茶水池を通り、大石川林道の方に下っていきます。
大石川林道に出るまではずーっと森の中の細い道です。最初は若干アップダウンを繰り返し、最後は緩い下りが続きます。
途中で登山道とテレマーク/クロスカントリーのコースが別になるポイントが2個所あります。(実は2つめのポイントで勘違いして登山道を下ってしまい、急な下りに苦労しました。)
まず最初はここ。登山道はまっすぐ、スキーは下に下っていきます。スキーのコースですが、今回はこの部分は先行者のトレースが無かったため、私が新雪にトレースを付けていきました。
スキーのコースは基本的に登山道に比べるとアップダウンやカーブが少ない、スキー向けのコースとなっているのですが、次の登山道とスキーコースがクロスするポイントで多分スキーコースの標識を見落として登山道の方を下ってしまい、その急なくねくねした下りにとても苦労してしまいました。
しばらく下ると次の標識が見えてきたのですが、やはりスキーコースは今回私が下ったのとは違う方向を指していました(^^;。
12時5分、大石川林道に出ます。次の写真は今下ってきた道を振り返ったもの。
大石川林道ですが、ここから下の方には全くトレースがありませんでした。
雨池に向けて歩き始めます。ここからは緩い登りとなります。
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林道から雨池方面への分岐が見えてきます。過去に何度か北八にテレマークツーリングに来ていますが、いつも雨池はパスしていたので雨池に行くのは今回が初めてとなります(^^;。
12時25分、森を抜けるとそこが雨池でした。雪のない時に来ていないので雨池がどういうものなのか分からないのですが、とりあえず広い雪原が広がっていました。
(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)
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ここでお昼とします。そして休憩後、さてどっちへ行けばいいかなと周りを見渡してみると、どうもトレースは池の上をまっすぐに横切っているものしか無いようです。そのトレースをたどっていくか池の周りを迂回するか悩みましたが、まあ先行者がいることもあり池の上を横断することにしてみました。次の写真は横断途中で振り返って撮ったものです。
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なんとか無事横断し終わり、今度は大石川林道に向けて急坂を登っていきます。(池から大石川林道に向かう道の入り口もいまいちはっきりしませんでしたが、ただ雨池峠を越えて雨池までは多くの人が来ているようで、多くの人の踏み跡があってそれをたどっていきました。
さすがにこの急坂はテレマークでは登れないため、板を担いで登っていきます。登りきったところに雨池方面との標識がありました。
ここからは再び林道をのんびりと進んでいきます。
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次の写真の場所が雨池峠に登る分岐点です。ここを左に折れて坂を登っていきます。スキーの板は今回はザックに付けずに肩に担いで登っていきました。(森の中を登る際に結構枝に引っかかりやすいため)
途中で振り返ってみると浅間山がきれいに見えていました。
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やがて斜度が緩くなり、間もなく雨池峠に到着です。再びテレマークスキーを付けて進んでいきます。この辺りまで来ると、さすがに若干ですが風が出てきました。それまでがずーっと無風状態でしたし、この程度の風は冬山ではそよ風の部類でしょう。本当に今回は天候に恵まれたと思います。
雨池峠を通り過ぎるとすぐに縞枯山荘が見えてきます。このあたりは登山者、スノーシュー、テレマーカー、写真を撮る人など多くの人でにぎわっていました。
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しばらく休憩した後、ピラタススキー場目指して出発します。この先は多くの人が歩いていることもあって、雪はあれど遊歩道とさほど変わらないコースでした。
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ロープウェイ山頂駅に再び戻ってきたのは14時30分でした。ロープウェイが着く度に多くのスキーヤー、スノーボードが山頂駅から出てきます。また多くの登山者が出発の準備をしていました。
さてここから駐車場まで4kmのスキー場ダウンヒルです。
雪の状態ですが、がりがりの状態だといやだなあと思っていたのですが、がりがりの部分はそれほど無くてまあまあ滑りやすかったです。
下っているとちょうど正面に南八ヶ岳の山々が見えてきました。
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スキー場ダウンヒル4kmの中で一番急だったのが次の写真の場所です。一部がりがりの場所もあって何度か派手にこけました(^^;。
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駐車場に戻ってきたのは15時10分でした。それにしてもスキー場ダウンヒルはかなり足に来ました(^^;。