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根子岳テレマーク(2006年2月)

日にち:2006年2月25日

場所:長野県菅平高原根子岳

コース:菅平高原スキー場奥ダボスゲレンデ→根子岳→菅平高原スキー場奥ダボスゲレンデ

天気:晴れ

以前から一度行きたいと思っていた菅平高原の根子岳(ねこだけ)に友人二人と一緒に行ってきました。数日前までの天気予報ではこの日は曇りとなっていましたので、初めての場所ゆえガスられたりしたら危ないと言うことでどうしようかと思っていたのですが、前日になって晴れマークとなり、実際に予報通りの快晴に恵まれました(^^)。

茅野を6時頃に出発し、車に乗り合わせて菅平に向かいます。そして菅平高原スキー場に到着したのは8時15分でした。
奥ダボスゲレンデにある駐車場に車を停めますが、駐車場からも遠くにこれから向かう根子岳が見えています。

以下が今回使った道具です。私は登りがスノーシュー、下りがテレマークスキーですが、私の板は右側の赤い板です。

準備をしてゲレンデに向かい、1回券(400円)を購入して「奥ダボス第1トリプルチェアリフト」に乗ります。このリフトが根子岳に一番近いリフトです。
それにしてもこのあたりは風も無く日差しも強く、ほとんど春スキーの感覚でした。

リフトを降りると目の前に根子岳がどーんと見えてきます。それにしても良い天気です(^^)。
根子岳ですが、ここから見るとそれほど遠いとは感じなかったのですが、思った以上に山頂は遠かったです(^^;。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)


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この広い緩斜面をまず進んでいくのですが、ここはヘリスキーも行われているために多くのスキーヤー等の滑った跡が残っていますし、上のヘリポートまでは圧雪もされていました。(だから純粋なバックカントリーのコースというよりはスキー場の延長に近いコースでした) 標識もこれでもかというくらい沢山設置されていました(^^;。へリスキーですが、この日も9時過ぎにへリスキー第一便が飛んでいったのを皮切りにひっきりなしにヘリが往復していました。
左側には北アルプスの山々がきれいに見えています。


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後ろを振り向くと、すぐ向こう側に菅平スキー場の別のゲレンデがいくつか見えています。

ここでまずビールで乾杯をします(^^)。こんな景色を眺めながらビールが飲めるなんて最高です。

9時10分、根子岳に向けていよいよ歩き出します。それにしても最初のこのほとんど傾斜のない広い緩斜面は結構長かったです。


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ここまではテレマークスキーでなんとか来ることが出来たのですが、登りにはいると板の後ろのうろこだけでは駄目でシール無しでは登れないため(私はシールを持っていない)、板をザックに付けて代わりにスノーシューで登り始めます。

振り返ると、後ろには先ほど歩いてきた広い緩斜面、そしてその向こうに菅平スキー場のゲレンデがいくつも見えてきています。
なお私たちがスタートした時には、歩いて登る人は私たち以外に一人しか見かけなかったのですが、その後続々と多くの人が登って来ました。登山靴だけの人も多かったですし、スノーシュー、テレマークスキー、山スキーと様々でした。ただ私たちはかなりゆっくりと休みながら登ってきましたので、ほとんどの人に抜かれました(^^;。

10時20分、途中にある避難小屋が見えてきます。

この先の斜面はかなり急でした。ツアーコースはこの斜面を避けて迂回していますが、ツアーコースをそのまま下るまたは登るなら、特に途中に険しい場所や危険な場所は無いと思います。
なおこの頃からちょっと風が出てきました。でも登っているとかなり暑くなりますので、ちょうどいい気持ちよい風になってくれました。


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ふと標識が眼にとまったのですが、そこにはすぐ横の方を指して「小根子岳」とありました。どうやらその先にある小さい丘の様なところが小根子岳の様です。12時5分でした。


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小根子岳を過ぎると間もなくヘリポートが見えてきます。ヘリポート到着12時30分でした。

予定より時間がだいぶ遅れてしまったのですが、とりあえずまず山頂までは行ってお昼にしようと言うことになり、頑張って再び歩き出します。
山頂方面に向けて多くの踏み跡がありますので、それをたどっていきます。ただ踏み跡が複数のコースに別れていて、私は真ん中を進んでいったのですが、すぐに急斜面に突き当たりました。この斜面は登るのにかなり苦労しましたので、登るならもっと手前を登るか、もっと右側に回り込むコースを行った方が良いと思います。

なおこの急斜面を登りきるとなだらかになって、もうすぐ先に山頂が見えてきます。

根子岳山頂到着は12時42分でした。
へリスキーで来られた方も、スキーを下に置いてここまで歩いて登ってきている様で、山頂には結構多くの人がいました。

山頂の向こうに見えているのは、すぐ隣の四阿山(「あずまやさん」と読む)です。


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山頂はさすがにちょっと風が強かったので、ちょっと下がったあたりでお昼とします。

お昼を食べて一休みした後、いよいよダウンヒルを開始します。スタートは13時30分でした。
雪ですが、上の方は一部さらさら多くはがちがちという感じで、かなり滑りにくかったですし、足も疲れました。


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ただ中間あたりから太陽の日差しのせいか雪がザラメ状となって柔らかくなり、それからは滑りやすくなりました。


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下りるのも休み休み来ましたので時間がかかり、奥ダボス第1トリプルチェアの降り場に到着したのは14時30分のことでした。ここからはゲレンデを下っていきます。

駐車場到着14時50分でした。
今回は雪の状態はあまり良くありませんでしたので、ぜひ次は新雪の時期に来てみたいと思います。