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霧ヶ峰キャンプ(2005年9月)

日にち:2005年9月23日〜24日

場所:長野県諏訪市奥霧ヶ峰

天気:23日晴れ時々曇り夜になって雨、24日朝のうち霧のち曇り

9月のキャンプとして、以前より一度行ってみたかった地元霧ヶ峰にある鎌ヶ池キャンプ場に行ってきました。
奥霧ヶ峰鎌ヶ池キャンプ場ですが、以前にビーパルから発行された「ほんとうに気持ちいいキャンプ場100」に紹介されていたことから、気になっていつかは一度キャンプに行きたいと思っていたものです。

1日目。午前中に入っていた仕事を終わらせてから(^^;、買いものをして霧ヶ峰に向かいます。霧ヶ峰ですが、自宅から車で40分ほどの場所です。霧ヶ峰から美ヶ原方面に向けてビーナスラインを走っていくと、程なくして「鎌ヶ池キャンプ場」の標識が目に入ってきます。

ここを右折して道なりに進んでいきます。やがて舗装道路がなくなり未舗装の道路になります。

普通の乗用車でもなんとか通れる道だと思いますが、結構でこぼこもあり道もかなり狭いので注意が必要です。また八島湿原の周回の道を兼ねている部分は、週末には多くの人が歩いていますので人にも注意が必要です。今回も三連休と言うこともあって、行き交う人がかなり多かったです。

八島湿原を左に眺めつつ進んでいくと、やがて小高い丘の上にキャンプ場の建物が見えてきます。

キャンプ場ですが、管理棟の建物はかなり古く、最初はえっ!と言う感じでした(^^;。
ところでキャンプ場には管理人の方が常駐しておらず、午前中に予約の電話を入れた時には今日は午後2時まで不在なので午後2時に来てくださいと言われたのですが、結局管理人が来たのは午後2時40分でした(^^;。(キャンプ場の入口はロープが張ってあったのと、初めてゆえどこがキャンプ指定場所なのかよく分からず、さすがに勝手に開けてはいるのは遠慮しました)
この時点で私たち以外に予約無しで来られた方が一組のみで、ここはずいぶんと空いているなあと思っていたのですが、その後夕方にかけてあと数組の方が増えました。
次の写真はトイレです。ただし使用は夕方から朝までで、昼の間は100mほど先にある公衆トイレを使ってくれとのことでした。キャンプ場の料金も決して安くないのに、これはちょっとなんだかなあと感じました。

キャンプ場の料金は車1台2000円、一人1000円で、オートキャンプ場としてはそれほど高い方でもないのですが、設備として夕方から朝までしか使用出来ないトイレ以外何には実質的に何も無いに等しく、ゴミも基本的に自分たちで持ち帰りと、キャンプ施設としては正直あまり整った方ではないです。水も持参した方が良いでしょう。(管理棟に水場はあるのですが、今回は水が出ないと言われました)
でも逆にその何も無いワイルドなところが、ここの魅力と言えるのかもしれません。周りを見回してもほとんど人工物が目に入らない開放感に満ちた広々とした景色は、そうなかなか味わえるものではありません。そして目の前の八島湿原の散策や蝶々深山・車山のハイキングなどでいろいろ遊ぶことも出来ます。またキャンプ場には電気がないため灯りが無く、夜晴れていればきっときれいな星空がほぼ360度見えるはずです。
次の写真はオートキャンプサイトです。牧草?の生えた 広々とした場所です。

キャンプ場は小高い丘の上にありますので、ちょうど西側に広々とした八島湿原を眺めることが出来ます。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

手続きを済ませたのち、早速奥の方に進んでタープ、テントの組み立てを行います。今回もタープとしてコールマンの3ポールスクリーンタープを使いました。

家族4人で使うだけならスクリーンタープは広すぎるし、雨も心配でしたので、今回はなんとテントもスクリーンタープの中に張ってしまいました。(ただしフライシートは取り付けず)

イスやテーブルからテントまで全てがスクリーンタープの中に収まりましたので、翌朝の霧雨の中での撤収の時にはとても重宝しました。
なんとか設置が完了しましたので、早速子どもたちを連れて15時10分から八島湿原一周のハイキングに出かけます。

三連休ということもあって、かなり多くの観光客やハイカーがこの歩道を行き来していました。
ちなみに八島湿原ですが、冬にはつい最近もテレマークスキーでツーリングに来ているのですが、夏・秋の季節にここに来るのは本当に久しぶりです。

次の写真はほぼ半周歩いた時のものです。ちょうど反対側にキャンプ場や車山方面が見えています。手前の沼には日が当たっているのですが、この頃より雲が切れて青空が広がり始めました。

この辺りまで来ると、だいぶ青空が広がってきてくれました(^^) 。 そしてキャンプ場に戻ってきたのは55分後の16時5分でした。子どもたちがどんどん先に走っていってしまうので、私も自然と早足となり比較的早く1周出来たと思います。ゆっくりと景色を眺めながらなら1時間半くらいはかかるかもしれません。
次はその時に取ったキャンプ場所の写真ですが、今回初めて青空をバックのキャンプ風景を撮ることが出来ました(^^)。やはりキャンプはこうで無くては。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

もっと早く晴れてくれたら、先ほど一周した際に青空をバックのきれいな写真が撮れたのにと思うと悔しくて、思わずデジカメ片手に一人でもう一度先ほど歩いたコースを10分ほど歩いて写真を撮ってきました。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

それから夕方まで子どもたちとフリスビーやブーメランで遊んだり、沈み行く夕日を見ながらおいしいビールをたっぷりといただき、ゆっくりとくつろぐことが出来ました(^^)。夜はバーベキュー&おでん。本当は夜に星が出ていたら天体観測もしようと、小さい天体望遠鏡も持ってきていたのですが、残念ながら夜になると空は再び曇ってしまったのでした。
深夜のこと、雨が降る音で目が覚めました。このまま明日の朝まで降り続いていたらいやだなあと思ったのですが、朝6時に起きてみたら雨の音は特にしておらず、良かった良かったと外に出てみると、周りは霧で真っ白状態でした。

霧がかなり濃く、少し動き回るだけで水滴がかなり付いてしまうほどでした。さすがにここは「霧ヶ峰」だけあって霧が名物なのかもしれません(^^;。またそんな時は草もかなり濡れているため、歩き回ると靴もかなり濡れました。長靴も出来るだけ持ってきた方が良さそうです。
キャンプ場ですが、10時がアウトの時間となっていますので(時間延長するには割増料金が必要)、朝食後の8時半には撤収を始め、9時半前にはキャンプ場を出発しました。ちなみにその時間でもまだ霧は濃かったです。
それから向かったのは、ビーナスラインを車山方向に走っていって白樺湖を通り過ぎた先にあるホープロッヂ乗馬牧場でした。(もともと2日目は早めにキャンプ場を追い出されるので(^^;、子どもたちの希望で乗馬をここでする計画を立てていました)

乗馬のレッスンですが、とりあえず子どもたちだけ、初心者レッスン(30分)を申し込みました。レッスン場所はすぐ下に見える建物の前です。

小三の娘の乗る馬は小さいポニーでした。それでも乗るのに苦労していました(^^;。

小五の息子の方は、大人と同じ大きな馬が割り当てられ、最初はちょっとかなり緊張した面持ちでした。

進め、止まれや方向転換など、馬の扱い方や手綱操作の説明を受けたのち、一列になって進み始めます。

時々操作がうまくできなかったり(馬が言うことを聞いてくれなかったり(^^;)もありましたが、でもレッスンの最後には速足で走るところまで行くことが出来ました。

子どもたちは過去に引き馬で馬に乗ったことはあったのですが、自分で操作して乗るのは今回が初めてでした。後で感想を聞いてみたら、ぜひ又乗りたいと言ってくれましたので、それなりに面白かったようです(^^)。

今回は霧ヶ峰のキャンプ&ハイキング、そして牧場での乗馬レッスンと盛りだくさんの予定でしたが、なんとか行動中は雨に降られずに助かりました。24日も夕方から再び雨でした。