ようこそ、あなたは 人目のお客様です。( Since 1999/2/2)
本日のアクセス数: 昨日のアクセス数:

トップページ

情報室
IT資格情報
所有資格
実験室&作品展示室
談話室
遊戯室
趣味の部屋
購読雑誌紹介
プロフィール
雑記帳
気ままにブログ

業務紹介
 ・会社案内
 ・業務内容
 ・サポート料金表
 ・使用機器
 ・主な業績

メ−ル送信
備考
ページ毎アクセス集計
サイトマップ

Turbolinux技術者認定試験

資格概要

ターボリナックス社が実施していますLinux技術者の為の認定試験。
資格はエントリークラスのTurbo-CEとインストラクター向けのTurbo-CIの2つが用意されている。

ホームページ

http://www.turbolinux.co.jp/support/edu/

対象ユーザ層

Linuxを使ってネットワ−クやシステムの構築や管理をされているネットワ−ク技術者。
なおTurbo-CEはLinuxのエントリークラスの資格でもありますので、これからLinuxを本格的に勉強したいという方が最初の目標にするのにお勧め出来ます。

試験について

試験はシルバン・プロメトリック社試験センターにて実施されており、試験方法はパソコンを使った試験となっていて、終了時に直ちに結果が表示されます。 Linuxを実際に操作する等の実機試験はありません。(Turbo-CEの場合)

【Turbo-CE V6.1】

試験時間:60分
合格ライン:70%(50問)

受験記


Turbo-CE V6.1 2001年9月 合格報告

【Turbo-CE V6.1 2001年9月 合格】

2001年9月8日取得

Linuxは数年前からちょこちょことはいじっていたのですが、ここ2年ほどすっかりご無沙汰してしまったこともあって(^^;、久しぶりに本格的に勉強してみたいと思いこの試験の受験を決めました。
ちなみに私自身Turbolinuxは、過去にバージョン1.0と3.0、そして4.2をインストールした経験があります。
試験を受けようと思ったもう一つのきっかけですが、昨年あたりのTurbo-CE試験は相当難しかったという噂を聞いていたのですが、最近試験のバージョンがV6.1(要はTurbolinux 6.1対応)になってからぐんと難易度が下がっているようだという話を耳にしたという事も大きいです(^^;
なおTurbo-CE試験ですが、現在6.1と6.5の2つのバージョンの試験が行われていますが、今回6.1を選んだのはiStudyが6.1対応だからと言う事に他なりません(^^;

今回の受験の実質的な試験勉強期間は約1週間でした。
試験勉強ですが、当初は実際にTurbolinuxをインストールしてやってみる予定でいたのですが、結局6.xをインストールしている時間が無くなり、とりあえず過去にインストールしてあった4.2Jで代用可能な部分は代用することに。
さて今回試験勉強に用意した教材は、秀和システムの「TURBOLINUXで作るネットワークサーバ構築ガイド」とおなじみ「iStudy for Turbo-CE」です。
この秀和システムの「TURBOLINUXで作るネットワークサーバ構築ガイド」ですが、書店でいろいろ探してみた結果、Turbolinuxの参考書の中ではページ数も多くていねいに詳しく説明が載っていたのが決め手でした。実際、iStudyの解説にもこの本のページが参考として紹介されていますし、お勧めの参考書といえるでしょう。
実機でポイントをちょこちょこ確認しながら 「TURBOLINUXで作るネットワークサーバ構築ガイド」を一通り読み、引き続きiStudyの問題約250問をやってみるとほぼ65%位の正解率でした。iStudyの問題は結構基本的な問題が多く(同じような問題の重複も目に付きましたが...)、 「TURBOLINUXで作るネットワークサーバ構築ガイド」の内容の細かい部分は8割方忘れかけている自分でもiStudyでそれなりの点が取れた事で、これならなんとかなりそうとのある程度の手応えを感じる事が出来ました

さて実際の試験ですが60分で50問、合格ラインは70%です。
予想通り問題はいたって素直でシンプルなものばかりで、しかも複数選択問題には全て選択数の指定がありますので、過去の選択数の指定が無かった時代と比べるとそれだけでも格段にやさしくなったと言っても良いかも知れません。 問題の半分ほどが複数選択問題だったでしょうか。
問題も長文のものは無く、内容も素直なものばかりでした。iStudyとほぼ同じまたは類似の問題は5割ほどあったような気がします。(最近受けていてだんだん自信喪失する試験が多かったので、久しぶりに安心して試験を受けていられました(^^;)
とりあえず30分ほどで最後まで解答し終わり、チェックを付けた20問ほどをもう一度見直しますが、14問が最後までチェックを外せず。
でもこれを全部落としても合格ラインは突破出来るはずと信じ、終了ボタンを押します。

ふう、 84%で無事合格していました。
なおセクション毎の正解率は以下となっています。

セクション名
セクション毎の正解率
Linuxの背景とライセンス
100%
Turbolinuxに関する基礎知識
85%
Turbolinux上で動くアプリケーションの基礎知識
82%
セキュリティーと運用管理
75%

問題ですが、全体的に基本的な事を素直に問う問題が多かったように思います。
またセキュリティや運用、ネットワークや基礎知識の部分でTurbolinuxに限らない全般的な知識を問う問題も目に付きました。
複数選択問題で全て選択数が指定されているというのも大きいかも知れません。

使用した参考書

「TURBOLINUXで作るネットワークサーバ構築ガイド」は内容も詳しくて充実していてお勧めです。ただしコマンド関係については豊富に載っているわけでは無いので、別な本でフォローしておくとモアベター。なお試験範囲のカバー率は90%ちょっとと言ったところ。試験対策としてはあんまり細かいところまでチェックする必要は無いと思います。
問題集としてはiStudyがお勧めです。ヒット率も高いです。

受験される方へのアドバイス

Linuxのエントリークラスの試験という事もあってか、基本的な事を素直に聞いてくる今時珍しい試験だと思いました(^^)
ただしもちろんですがネットワークやシステムに関する基礎的な知識(Lan/Wan、プロトコル、IPアドレスなど)はその前提条件になりますので、もしLinuxも初めてでシステムやネットワークも初めてという場合はそちらの勉強も必要になると思います。
ただし普段Linuxをいじっている方なら、普段の実力のままで十分合格出来ると思います。

なおこの試験、時期またはバージョンによってかなり内容と難易度が変化する可能性がありますので、上記の情報はあくまで2001年9月の時点での情報と言う事で。