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パソコン検定試験(P検)

パソコン検定試験(P検)−おまけ

準1級の試験勉強をしていた時に、いくつかの項目について自分なりにメモ書きして整理したものがありましたので、今後受ける方の何かの参考になればということで御紹介いたします。本当は全科目について整理してあればいいのですが、時間がなくて以下の項目以外は出来ませんでした。
なお以下は私が独自に整理したものですので、間違っている事も多々あるかもしれませんが御容赦ください。

【DOS/V互換機】

ビデオカ−ド

表示

  • EGA(Enhanced Graphics Adapter):640*350
  • VGA(Video Graphics Array):640*480
  • SVGA(Super Video Graphics Array):800*600
  • XGA(eXtended Graphics Array):1024*768

コネクタ

  • D-Sub 15pin
  • D-Sub 15pin(ミニ)

モニタ

  • CRT(Cathode Ray Tube):ブラウン管式モニタ
    • シャド−マスク
    • トリニトロン/ダイヤモンドトロン
  • LCD(Liquid Crystal Display):液晶モニタ
    • STN(Super Twisted Nematic)
    • TFT(Thin Film Transistor)

ハ−ドディスク

SCSI(Small Computer System Interface)

  • SCSI:デ−タ幅8bit、転送速度5MB/秒、7台まで、全長6m
  • SCSI-2 Fast SCSI:8bit、10MB/秒、7台、3m
  • SCSI-2 Wide SCSI:16bit、20MB/秒、15台、3m
  • SCSI-3 Ultra SCSI:8bit、20MB/秒、7台、1.5m
  • SCSI-3 Ultra Wide SCSI:16bit、40MB/秒、15台、1.5m

IDE(Integrated Device Electronics)

  • IDE:Max 504MB(528MBかも?)、接続はHDDのみ、1系統2台まで
  • E-IDE(Enhanced IDE):528MB以上に対応、HDD以外にCD-ROMなどに対応、2系統合計4台まで

【Windows NT 4.0】
以下の項目は主にWorkstation版について調べたものです。Server版では異なる場合もあります。

1.導入

NT WSインストール条件

  • 486/25MHz
  • 16MBメモリ
  • 165MB HDD
  • CD-ROM or ネットワーク上のCD-ROMへアクセス
  • VGA以上の表示
  • ポインティングデバイス

インストーラ

  • WINNT.EXE(Win95/98)
  • WINNT32.EXE(NT)
  • /OXをつけるとインストール用FDDを作成

既定のインストールディレクトリ

  • ¥WINNT

インストールオプション

  • 標準(多分これが既定)
  • ポータブル
  • コンパクト
  • カスタム

既定のネットワークプロトコル

  • TCP/IP
  • NWLINK
  • NetBEUI

既定のネットワーク・ドメイン名

  • WORKGROUP、DOMAIN

2.基本操作

ダイアログ

  • ログオンの開始

    「ログオンするにはCtrl+Alt+Delキ−を押してください」

  • ログオン情報

    「ユ−ザ−名とパスワ−ドを入力してください。」

    • ユ−ザ−名
    • パスワ−ド
    • ドメイン
  • Windowsのシャットダウン

    「次の方法で終了してもよろしいですか?」

    • コンピュータをシャットダウンする
    • コンピュータを再起動する
    • アプリケーションを終了し、ログオフする

3.アクセス権

アクセス権の重複

  • 複数のグループに属している場合、アクセス権が蓄積されて最も制約の無いアクセス権が適用される
  • ただしアクセス権なしが割り当てられると、すべてのアクセス権を失う
  • アクセス権には共有アクセス権とNTFSアクセス権がある
  • 両方が割り当てられている場合、最も制約の大きいアクセス権が適用される
  • NTFSアクセス権はNTFSでフォーマットされたHDDのみ適用される

NTFS上にあるファイルの移動

  • 同一のNTFSパーティション内で移動した場合はアクセス権は変わらず
  • 別のNTFSパーティションへ移動した場合は、移動先の親フォルダのアクセス権を継承
  • FATパーティションへ移動した場合はNTFSアクセス権は消滅

4.ユーザ管理

WSの既定アカウント

  • Administrator
  • Guest

ローカルグループとグローバルグループ

  • ローカルグループにはユーザとグローバルグループの両方を入れられる
  • グローバルグループにはユーザしか入れられない
  • グローバルグループはNT Server上でドメインユーザマネージャを使って管理

WSの既定のビルドインローカルグループ

  • Administrators
  • Backup Operators
  • Guests,
  • Power Users
  • Replicators
  • Users

パスワード

  • 既定ではパスワード無しを許可
  • パスワードは14文字まで
  • パスワードの有効期限は既定では42日(設定範囲は1-999日または無期限)

5.システム管理

レジストリエディタ

  • REGEDT32.EXE
  • REGEDIT.EXE

レジストリのバックアップツール

  • NTBACKUP
  • ディスクアドミニストレータ(SYSTEMキーのみ)
  • REGEDT32.EXE or REGEDIT.EXE

ファイルシステム

  • FAT
  • NTFS
    • FDDのフォーマットには使えない
    • 50MB以下には不向き
  • CDFS

FAT→NTSF変換ツール

  • CONVERT.EXE

ディスクフォールトトレランス

  • RAID 0(ストライピング)
    • ブートパーティションとシステムパーティションを含められない
    • 少なくも2個のドライブが必要
    • HDDアクセスが最も高速だが、フォ−ルトトレランスは提供されない
  • RAID 1(ミラーリング)(Serverのみ)
    • ブートパーティションとシステムパーティションをミラ−リング可能
    • 少なくとも2個のドライブが必要
  • RAID 5(パリティ付きストライピング)(Serverのみ)
    • ブートパーティションとシステムパーティションを含められない
    • 少なくとも3個のドライブが必要

6.ネットワーク管理

プロトコル

  • NetBEUI
    • NTで使用できる最速の転送プロトコル
    • ルータブルで無い
  • TCP/IP
  • NWLink(IPX/SPX)
  • DLC
    • ネットワーク接続されたプリンタへの接続などに使う
  • AppleTalk

7.その他

マルチプロセッサ

  • NT WS:2
  • NT Server:4

タスクマネージャ

  • タブはアプリケーション、プロセス、パフォーマンス
  • 呼び出しはCtrl+Alt+Delまたはタスクバー上で右クリック
  • プロセスの優先度はリアルタイム、高、通常、低

パフォーマンスモニタ

  • 表示方法
    • グラフ表示
    • 警告表示
    • ログ表示
    • レポート表示
  • ディスクパフォーマンスの監視の際には、事前にdiskpref-yを実行してシステムを再起動の必要有り

起動コンポーネント

  • システムパーティションのルートディレクトリにあるもの
    • BOOT.INI
    • BOOTSECT.DOS
      • DOSやWin95などを利用する際に使われるMS-DOSブートセクタファイル
    • NTDETECT.COM
      • PCハードウェア検出プログラム
    • NTLDR
      • PCオペレーティングシステムローダ
    • NTBOOTDD.SYS
      • オンボードBIOSが無効なSCSIドライブをブート用として使う場合に必要
  • ブートパーティションのsystem32ディレクトリにあるもの
    • NTOSKRNL.EXE
  • BOOT.INIのスイッチ
    • /Basevideo:標準のVGAビデオドライバを使用
    • /sos:ドライバをロードするたびにドライバ名を表示

ワトソン博士

  • NTでのアプリケーションエラーデバッガ
  • DRWTSN32.LOGログファイルに保存される