SQL 99年9月 合格
Oracle DB入門 1999年9月 不合格
Oracle DB入門 1999年10月 不合格
Oracle DB入門 1999年11月 合格
PL/SQL 2000年7月 合格
DBA(Oracle8) 2000年8月 合格
DBA(Oracle8i) 2001年4月 合格
1Z0-031J DBA I (Oracle9i) 2002年12月 合格
【SQL 99年9月 合格】
1999年9月取得
実は今までオラクルをほとんど使ったことが無かった私ですが、でもデータベースといえば何と言ってオラクルだし、オラクルを知らなくばデータベースがらみのシステムのコンサルティングも出来ないと言うことで、Oracle
Masterを目指してみることにしてみました。あと、Oracle Masterという名称が、相当にプロっぽい雰囲気を持っていると言うのも理由の一つだったかも(^^;
最初の段階としてはオラクルデータベースの概要、リレーショナルデータベースの概要が分かればよしと言うことで、まずはオラクルデータベース技術者の入門的資格であるOracle
Master Silverの取得を一つの目標としました。
なおSilverの取得のためには「SQL」と「Oracle DB入門」の2科目の合格が必要ですが、この2科目はいずれも試験時間が30分と短時間のため、今回は1日で連続受験する事にしてみました。
以下はまずSQLの受験記です。
試験会場はMCPで何度も通ったお茶の水会場です。
Oracle Masterの試験は初めてと言うことで、開始前はちょっと緊張しましたが、 試験方法はシミュレーションでないMCP試験とほとんど同じでした。
試験は30分で20問。
問題自体はリレーショナルデータベースの概要とSQL言語に関する問題がほとんどで長文問題等は無いため、時間的には比較的余裕がありました。
またSQLについては、最近仕事でACCESSを使ったデータベースでSQLをいじっていることもあって、今回の試験勉強そのものは時間が無くてあまり出来なかったものの、実はちょっと自信があったりもしました。でも実際の試験問題ではそう簡単なSQLばかりではなかったため、7、8問は不安な解答があったのは事実です。
さて、試験が終了して結果が表示されるまでの短い時間、これは結構どきどきする瞬間ですが、結果は17点で無事合格。
使用した参考書
受験される方へのアドバイス
日頃からSQLを使っている人にとっては、そんなに難しくない試験だと思います。ただしオラクル独自の機能についても出題されますので、実際にオラクル上でSQL*Plusを使ってSQL操作になれておいた方が良いでしょう。(上記「Oracle8入門」にはOracle
Personal試用版も入っています)
SQL言語については 「SQLプログラミング入門」は非常に分かりやすい本でお勧めです。
なおエーアイ出版「Oracle8入門」は、Oracle入門というよりはVBとAccessを使ったオラクルアプリケーション構築法入門という内容となっていて、今回の試験対策用としてみるとあまり最適では無かった様な気もします(以下に出てくるOracle8データベース入門インストール編の方が良いかも)が、でも実務としての全体像が分かりやすかったです。
試験対策用にGlobal Knowledgeの「Oracle
Master Silver対策 SQL-Oracle入門」というCD-ROMの問題集も購入してみましたが、SQLについてはやはりSQLそのものをまず勉強して、最後の仕上げとしてこの問題集などを使う様にすればより効果的でしょう。ただこの問題集、価格が2万円以上と高価なため、最近発売されたiStudyシリーズの方が良いかも知れません。
【Oracle DB入門 99年9月 不合格 】
1999年9月
最初に受けたSQLが無事合格したので、気分良く続けて休む間もなく次のOracle DB入門の試験に突入していきました。
こちらの試験はSQLと違って、オラクルの機能や操作に関する試験となります。
ただ 試験前にあまり時間が無くて本格的な試験勉強(と言うか、オラクルを実際にいじってみること)が思ったほど出来ずに試験日を迎えてしまいまして、実はそうとうに自信が無かったりしました(^^;
特にオラクル独自の操作や機能、用語については、かなり消化不足の状態なのは自分でも分かってはいたのですが...
さて試験ですが、こちらも30分で20問。問題自体も比較的短文の問題に選択肢が5つくらいというパターンがほとんどで、時間的には余裕がありましたが、でも問題に出てくるキーワードの意味が分からずに答えが選べない問題がいくつもあって、予想通り苦戦いたしました。また日付がらみの計算、数値のフォーマットなどは、実際にいじっていればなんでもない問題が、推測でしか答えを判断できず、だんだんと点数を減らしていってしまったような気がします。
さていよいよ終了のボタンを押してどきどきの一瞬。
結果は合格ラインの14点に1点届かずの13点で不合格。
あと1点と思えば相当に悔しいですが、でもこんな自分でSilverになって良いものかというさめた思いもあったりして(^^;、とりあえず次回に向けてもう一度オラクルの操作を勉強しなおしです。
使用した参考書
アスキー「Oracle8データベース入門」がこの試験にまさにうってつけの内容だと思いました。ただキーワードや関数等に関する説明がちょっと不足気味で、実務経験があまり無い場合はこれ1冊だけでは合格ラインにぎりぎり届くかどうかのあたりの様な気がします。
受験される方へのアドバイス
試験範囲のキーワードや操作については確実に理解しておくことが必要です。
またCD-ROM問題集に出てこないタイプの問題も多く、やはり問題集をこなすと言うよりは基本的な知識を押さえておかないといけないです。
1999年11月
今回また落ちたらなら、その試験とは相性が悪かったんだと言うことできっぱりとあきらめようと言う方針のもと、まさに背水の陣で今回のリベンジを迎えました。
でも今回のチャレンジですが、前回と比べると少しは勉強する時間が出来た事と、あと試験対策本に試験対策ソフトも用意出来たこともあり(^^;、今までになく精神的ゆとりを持って試験に向かうことが出来ました。
今回勉強に使ったのは CBT「Oracle8基礎」、「Oracle Master Silver対策 SQL-Oracle入門」、「ORACLE
MASTERハンドブック Silver編」、「iStudy Silver版」の4つ。
特に 「ORACLE MASTERハンドブック Silver編」の問題に対する解説が詳しくて非常に助かりました。この1冊を読んでずいぶんと試験問題に対する理解度が違ってきたのが実感出来ました。
そしてとどめは「iStudy」。 実際の試験にて出題される問題と似た問題が比較的多く、これで私は今回かなり自信をつけることが出来ました。
さていよいよ試験。
前回までの試験では数問ほど全然分からない問題があったのですが、今回は試験勉強の成果大きく、逆に不安のある解答は数問ほど。もしかして満点もねらえるのではとの期待までいだかせたのですが、終了ボタンを押して表示された結果は19点。
残念、満点には1点届きませんでした(^^)
とりあえずやっと念願のORACLE MASTER SILVERゲットです。
使用した参考書
【PL/SQL 2000年7月 合格 】
2000年7月21日
Oracleの試験を受けるのは本当に久しぶりになります。
ここしばらく、MCDBAでSQL Server 7.0の勉強をいやと言うくらいさせられたので(^^;、その知識を応用できたらと言うこともあってPL/SQLとDBAまで頑張ってみる事にしてみました。
このPL/SQLですが、最近試験範囲が変更となって範囲が狭くなり、かなり楽になったという話を聞いていたのですが、実際に勉強を始めてみてそれを実感いたしました(^^)
試験勉強は翔泳社の「ORACLE8 PL/SQLプログラミング」とリックテレコムの「ORACLE MASTERハンドブックGOLD編」、それに問題集ソフトのiStudy
Goldを使いましたが、リックテレコム本だとPL/SQLの部分は全601ページ中たった130ページ弱ほど、「ORACLE8 PL/SQLプログラミング」も実際に勉強が必要なのは全843ページ中、250ページほどしかありませんでした。
「ORACLE8 PL/SQLプログラミング」のChapter1から6、10、13を読み、「ORACLE MASTERハンドブックGOLD編」の問題をこなし、iStudy
Goldの問題を解いてみると、82%位の正解率でした。
この段階でかなりの手応えを感じてはいたのですが、試験会場に向かうあずさの中で、iStudyの特訓モードで間違えた問題を集中的に繰り返し、100%まで持っていった上で試験会場になだれ込みました(^^)
試験ですが、 iStudyまたはリック本に出ていたのと似たような問題が3割ほどあったでしょうか。もう少しあったかも知れませんが、やはり知識があいまいな部分を突かれて数問ほどチェック付きとなり、最後じっくりと熟考してそれでもチェックが取れなかったのが2問。
覚悟を決めて終了のボタンを押します。
19点。合格できました(^^)
さて次はGold最大の難関と言われているDBAへチャレンジです。
使用した参考書
試験勉強としては翔泳社「ORACLE8 PL/SQLプログラミング」が試験範囲を全部カバーしています。ただし試験範囲でない部分も多いので、試験対策としては全部読む必要はないでしょう。
リック本は問題集と言うより、解説がていねいで試験に出るポイントを押さえるのに役立ちました。
iStudyはまあだめ押しという事で(^^;
受験される方へのアドバイス
試験範囲が狭いですから、出来るだけきっちりと勉強してみてください。
Oracleの経験のある方ならリック本だけでも十分合格圏内でしょう。
【DBA(Oracle8) 2000年8月 合格 】
2000年8月11日
OracleMasterのGoldを取得するためには、PL/SQLともう一つDBA(Oracle8)に合格する必要があります。
今まで受験した3科目はいずれも試験時間が30分だったのに比べると、 このDBA(Oracle8)は試験時間がいきなり90分となり、試験範囲もかなり広がりまして難易度もぐっと高くなります。
試験勉強ですが、基本の勉強には翔泳社の「ORACEL8 DBAハンドブック」を、そして問題練習にはリックテレコムの「ORACLE
MASTERハンドブックGold編」とiStudy Gold版を使いました。
翔泳社の「ORACEL8 DBAハンドブック」ですが、これは一応DBAの試験範囲をほぼカバーしているのですが、試験対策として書かれた本ではないため、試験に出るポイントを押さえつつ(見つけつつ)読んでいくのにちょっと苦労しました。試験とは無関係な部分も結構多かったように思います。そしてこれを読んでいても、どうもいまいちピンと来るものが無くて、おまけに時間もかかってしまい、半分ほど読んだあたりで時間切れでリック本へ切り替えました。
そして リック本を一通りやり終わったのが試験前日の夜のこと。それから試験直前までiStudyをやっていましたが、iStudyの点数は60点台の前半あたり。うーん、これはかなり厳しそうです。自分でも勉強不足なのはよく分かっていました。
さて試験ですが、リック本及びiStudyに出ていたのと似た問題が3割から4割ほどあったように思います。
問題も若干長めのもありましたが、考えさせると言うよりは基本的に知っているかどうかだけを問う問題が大半で、1時間ほどで63問を一通り答え終わり、残りの時間じっくりと見直しをすることが出来ました。
ただ勉強不足の私の頭では答えを絞りきれずに、半分ほどの問題に見直しのチェックが付いていて、こりゃ合格できても本当にぎりぎりだなあと言う事だけはひしひしと感じていました(^^;
最後覚悟を決めて終了ボタンを押します。
そして 表示された点数は合格点620点に対して647点。
予想通り本当にぎりぎりでしたが、なんとか合格ラインを突破することが出来ました。
使用した参考書
翔泳社「ORACLE8 DBAハンドブック」が試験範囲をかなりカバーしていますが、試験対策本ではないため試験勉強として読むとちょっと苦労するかも知れません。
試験の帰りに寄った書店に並んでいた 翔泳社のオラクルマスター教科書(通称黒本)のGold DBAを手にとって見ましたが、試験対策としてはこちらの方が良さそうです。
リック本は解説がていねいで試験に出るポイントを押さえるのに役立ちました。
問題になれるにはiStudyが一番です。
受験される方へのアドバイス
Silver/Goldの他の試験と比べるといきなり試験範囲が広くなりますので勉強も大変ですが、試験問題そのものはそんなに難しいものではないと思いますので、ぜひしっかりと基本を押さえて勉強してみて下さい。
また主要なデータ・ディクショナリと動的パフォーマンス表(V$***)についても出来るだけ覚えておいた方がよいでしょう。(私は正直かなりあいまいでした(^^;)
【DBA(Oracle8i) 2001年4月 合格 】
2001年4月26日
昨年DBA(Oracle8)を受けたときは、確かOracle8iトラックの試験が開始される直前だったように記憶していますが、そろそろOracle
MasterもGold8からGold8iへ移行をすべく、DBA(Oracle8i)を受験してみることにしました。
Gold8からGold8iへは、DBA(Oracle8i)の合格だけで移行できます。
試験範囲ですが、DBA(Oracle8)に8iの追加機能が若干加わった程度ということで、メインの参考書としては以前に買ってあった翔泳社の「オラクルマスター教科書 Gold
DBA(Oracle8)編」を使うことにしました。
本当はつい最近この教科書がバージョンアップしてOracle8i対応版が出たのですが、2冊目を買うのはしゃくだったので(^^; 、古い方をそのまま使うこととし、8iの新機能の部分はリックテレコムの「Oracle
Masterハンドブック Gold編」とシステムテクノロジーアイ「iStudy for Oracle Master DBA(Oracle8i)移行版」でチェックすることにしてみました。
昨年DBA(Oracle8)を受けたときは、翔泳社のオラクルマスター教科書(通称黒本)のDBAが出ていなかったので勉強にかなり苦労しましたが、
さすがこの黒本はポイントが整理されていて勉強もしやすくなりました。
ちなみにリックテレコムの「Oracle Masterハンドブック Gold編」は、8i試験が始まる前に出た問題集ながら、8i追加機能に関する問題や説明が載っています。
今回もいつもながらですが予定通り勉強が進まず、最後に徹底的にやる予定だったiStudyは試験直前の2時間ほどしか出来ませんでしたが、かいつまんでやった150問ほどの範囲では7割位の正解率で、これならなんとかなるかもと期待しつつ試験会場に向かいました。
試験は90分で全64問。
「i」に関する問題ばかり出されたらちょっと苦しいなあと思いつつ取りかかり始めたのですが、(問題を全部覚えているわけではないですが)結局ほとんど
その手の問題は出てこなかったように思います。
問題集等で見かけたのと近い内容の問題もちらほらありました(^^;
前回DBA(Oracle8)を受けたときと比べると自信を持って解答できる問題が多少増えたものの、1時間ほどで最後まで解いた段階で見直しのチェックがついたのが半数ほど(^^;
もう一度見直すものの20数問のチェックが最後まで外せず。
合格ラインが最初に表示されなかったような気がしますが、多分それを全部落としても合格ラインは突破できると信じて終了のボタンを押します。
合格ライン42に対して48でなんとか合格する事が出来ました。
使用した参考書
翔泳社「オラクルマスター教科書」は試験範囲をほぼカバーできていてお勧めです。これからだとOracle8i編になりますが。
リックテレコムの 「ORACLE MASTERハンドブック」も問題に対する解説が詳しくて、試験のポイントを押さえるのに役立ちました。
iStudyは上記をこなした上でさらに問題慣れしたいという場合には役立つと思います。問題も400問以上用意されています。
受験される方へのアドバイス
前回と同じですので、DBA(Oracle8)を参照下さい。
【1Z0-031J DBA I(Oracle9i) 2002年12月 合格 】
2002年12月19日
Oracle Masterも新バージョンの9iが開始されていますので、そろそろGold 9iへの移行をしようと今回DBA
Iを受験してきました。
それにしても前回8iのDBAを受けたのが去年の4月でしたので、Oracleの試験を受けるのは1年8ヶ月ぶりと言うことになります(^^;。
DBA Iですが、今までのDBAと比べると合格ラインが約66%→約73%とアップしており、若干難易度がアップしているのがいやらしいところです。
今回勉強用に用意したのは通称黒本こと翔泳社の「オラクルマスター教科書 Gold DBA I」と、システムテクノロジー・アイの問題集「iStudy
for Oracle Master Oracle9i DBA I」の2つでした。勉強期間は実質1週間ほどでした。
ただこのDBAはOracle8、Oracle8i、そして今回のOracle9iと3回目の受験となりますので、最初は復習感覚で勉強できるかなと思っていたのですが、思いの外忘れていることも多く(^^;、ほとんど一から勉強しなおしたと言ってもよい状況でした。
年末ゆえ仕事も立て込んで来ていて勉強もはかどりませんでしたが、試験前日までに黒本をなんとか2回読み、前日の夜から試験開始直前までiStudyを出来るところまでやってみました。iStudyの問題300問の内150問ほど出来たのですが、正解は65%強ほどでした。間違った問題を中心に解説は丁寧に読んでおきました。
試験ですが60問で90分。最初に合格ラインは表示されなかったような気がします。
黒本またはiStudyで見かけたような問題も10問ちょっとほどありましたが、全体的に難し目の問題が多くて、徐々にこれはやばいかもという雰囲気になってきます。自信を持って答えられたのは40%ほどで、半分以上の問題に見直しのチェックが付きます。70分ほどで一通り答え終わった時点で、取れても70%位かも、今回は落ちたかなとがっくり来ますが、気を取り直して残り時間チェック付きの問題をもう一度見直して行きます。
ボンミスを2カ所発見し、いくつか答えを修正して、これ以上考えても分からないものは分からないと覚悟を決めて終了1分前に終了のボタンを押します。
すると合格ライン44に対して49で合格と表示されたではないですか。思いの外の高得点にほっとしつつもちょっと意外な感じさえ受けました(^^;。
使用した参考書
翔泳社「オラクルマスター教科書」は試験範囲をほぼカバーできていてお勧めです。
iStudyも破壊力はそれほどありませんが、上記をこなした上でさらに問題慣れするためにやるのはそれなりに効果があると思います。一度やってしまうと問題と答えを覚えてしまうのが難点ですが、とにかく解説は丁寧に読んでおくと良いでしょう。
受験される方へのアドバイス
DBAは旧バージョンから通算3回目の受験になりますが、とにかく範囲が広くて勉強が大変だということをしみじみ感じました。黒本の内容はすべて覚えるくらいの覚悟で勉強したほうが良いと思います。
また今回の試験で一番自信が無かったものに データディクショナリと動的パフォーマンスビューの問題があります。多くの問題で答えの選択肢にそれらの組み合わせが出ていて、どれとどれを組み合わせたっけな、あるいは組み合わせる必要があったかなとかなり混乱しました(^^;。(単独なら選びやすいんですが)
この内容で合格ラインが73%というのはちょっと厳しい試験だと思いますが、どうか頑張ってください。