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DTPエキスパート

資格概要

出版・印刷業界向けの資格。DTPに関してプリプレス概論から実際のコンピュータを使っての環境まで、幅広く出題されます。また試験後に実技として課題提出が求められるのも特徴。

ホームページ

http://www.jagat.or.jp/expert/

対象ユーザ層

DTPを仕事としている印刷・出版・デザイン関係の方

試験について

試験は筆記試験と課題作成があります。筆記試験はマークシート方式。課題作成は与えられたテーマの中から一つ選んで作品と手順書を作成します。

試験時間:マークシート120分×2回

課題提出:試験後2週間以内

合格ライン:DTP/印刷発注/印刷工程/色/コンピュータ/課題の各項目において80%以上の得点

合格後は2年ごとに更新試験があります。自宅で受験する試験となっていて、合格ラインは正解率80%、参考書等は自由に調べていいとのこと。

受験記

1999年3月 不合格

1999年8月 不合格

2000年8月 不合格

2001年8月 合格

2003年9月 更新試験合格

2006年3月 更新試験合格

2007年9月 更新試験合格

2009年9月 更新試験合格

【1999年3月 不合格】

1999年3月受験

印刷、デザイン関係のお客様のサポートもしている関係もあって、この資格の取得を思い立ちました。パソコンを使ったDTPに関してはある程度知識はあるのですが、ただDTPのパソコン以外の部分に関しては経験があまりないため、その勉強のためというのが一番の目的でした。

今回、東京の試験会場で受験したのは全部で1000人弱ほど。
試験は筆記が、プリプレス全般(コンピュータ以外)で2時間、コンピュータ関係で2時間 の2回あります。
筆記はマークシートなのですが、とにかく問題数が多くてまいりました。今後この試験を 受ける方はとにかく問題数の多さだけは注意してペース配分した方が良いです。私の場 合、最初の筆記でペース配分を間違えて、残り10分で100問ほどを解くことに。最後はと にかくマークしなくてはという思いだけでした。問題はそれぞれ350問前後。

試験して感じたのは、内容がまさに協会の発行している「DTPエキスパートになる為のカ リキュラム」そのものと言うこと。これを20回ほど繰り返し読んで暗記すれば、かなり良 いところまで行けるのでは。
残念ながら私は時間が無くてこのカリキュラムは半分ほどし か読んでいませんでした(^^;

マークシート試験は、コンピュータ関係は自信が有るものの、前半の試験の特に後半1/4がぼろぼろでして、各項目で80%以上が合格ラインのため、試験直後はもう半分落ちた気分で落ち込んでいました。

ただこの試験はペーパーテストだけで終わらずに、課題提出が課せられています。そんな気持ちでしばらくは課題作成に取りかかる気分にもなれなかったのですが、とりあえず気を取り直して残り4日となった段階でスパート。
それはもう雑誌等の見よう見まねで作品を仕上げてみました。
なお課題作成の一番のポイントは作品そのものの出来よりも、添付する手順書の中身です。多分私の場合、その辺が甘くなって結果的に...だったのかも。

さて試験結果の通知が5月末に届きました。
残念ながら不合格でした。
しかし点数を見てあっと驚いたのは、なんと完全に落としていると思いこんでいたマークシート試験の方は全科目合格で、唯一課題が78点と合格ラインの80点に2点届かず...

そりゃ〜ないだろうと言うのが本音でしたね。
ちなみに課題ですが、満点は100点、合格ラインは80点、平均点は66.5点でした。

これじゃああまりに悔しいので、多分8月に実施される次回試験に申し込もうかなと思っています。

使用した参考書

  • 日本印刷技術協会「DTPエキスパート受験サポートガイド」
  • BNN「DTPエキスパート認証試験合格ガイド'99」
  • 新星出版「はじめてのDTP」
  • BNN「DTP用語辞典'98〜'99」

受験される方へのアドバイス

マークシート試験はとにかく問題数が多いので時間配分に要注意。

それとマークシート試験の出来があまり良くなかった場合でも、気合いを入れて課題作成を!
案外マークシート試験は点が取れているものです。

【1999年8月 不合格】

1999年8月受験

前回の試験で、ペーパーテストは合格していながら実技でぎりぎり落とされた悔しさから、続く8月の試験も早速申し込みをいたしました。

が、いつも通り直前になって仕事が爆発してしまい、十分に試験勉強する事が出来ないまま試験会場に向かうことに。なおこの時点では、前回ペーパーテストは全部受かっているので、今回もペーパーテストだけはなんとかなるのではという甘い考えもあったのは確かでしたが結果は...

まず前日の夜3時間しか寝ていないのに加え、東京の厳しい残暑に頭がくらくらして、合計4時間ある 試験中どうも集中力が持続せず苦戦を強いられました。
ペーパー試験ですが、前半のDTP/印刷発注/印刷工程/色のテストに関しては、前回と違って時間配分もちゃんと出来、そうは言っても前回よりは点数が取れたのではと言う感触でしたが、前回楽勝だったペーパ試験後半の部(コ ンピュータ関連)が今回は鬼門でした。 正直言って今回の第2部はちょっと難易度高かったです。イントラネットの仕組みやNTサ ーバ、データベースサーバなどについてかなり突っ込んだ問題が出ており、また途中の計 算問題にもつまずいて、あぶなく時間切れになるところでした。 とにかく疲れました。

今回の試験で合格点に達しないジャンルがあるとすれば、このコンピュータ関係だなと思いつつも、あわよくばという気持ちでその後自宅で課題作成をいたしました。内容的には前回作成した課題を自分なりにもう一度見直して、最低あと1点アップを目指して修正してみました。(以前提出した課題を修正して再提出するのは可とありましたので)

さて試験結果の通知が11月にはいって届きました。
結果は半分覚悟していましたが今回も不合格。ただ試験6科目のうち合格ラインに達しなかったのは、なんと印刷工程とまたもや課題。印刷工程は満点166点(合格ライン133点)に対して132点。ああ、また1点差です。
課題は満点100点8合格ライン80点)に対して75点。
不安だったコンピュータ関係は満点139点(合格ライン111点)の130点で合格でした。

ペーパー試験は勉強すればなんとかなる見込みがあるのですが、どうやら私の場合の問題は実技の課題作成にあるようです。

使用した参考書

  • 日本印刷技術協会「DTPエキスパート受験サポートガイド」
  • BNN「DTPエキスパート認証試験合格ガイド'99」
  • 新星出版「はじめてのDTP」
  • BNN「DTP用語辞典'98〜'99」

受験される方へのアドバイス

マークシート試験はとにかく問題数が多いので時間配分に要注意。すぐに分からない問題はびしばし後回しにしましょう。
それと試験の多くは 日本印刷技術協会「DTPエキスパート受験サポートガイド」から出題されますので、このガイドブックを繰り返し読むことをお勧めします。ただしコンピュータ関係だけは、これだけでは厳しいです。

【2000年8月 不合格】

2000年8月20日受験

DTPエキスパートは今回が3回目のチャレンジとなります。
前回の試験結果が初回に受けた時より点数が悪かったため、こりゃいかんなあと言うことで、別な面からDTPを勉強するためにいったんDTP検定の方を受けて、それからもう一度チャレンジしようと予定を立てましたので、ちょうど1年ぶりの試験となります。

試験勉強には、日本印刷技術協会が発行している「DTPエキスパート受験サポートガイド」の最新の改訂版、それにBNNの「DTPエキスパート認証試験合格ガイド2000」の2冊を使いましたが、「受験サポートガイド」を一通りやり、「合格ガイド2000」を半分ほど読んだ所で時間切れとなってしまいました(^^; ←ま、これもいつも通りか

試験ですが、今回も会場は東京の市ヶ谷法政大学市ヶ谷校舎です。
それにしても一部と二部の(各2時間ずつ)それぞれ350問前後のマークシート方式の筆記試験は、いつもながら大量の問題で本当に疲れます。1分間に3つの解答をマークしていかないと間に合いません。だから考え込んでいる時間がほとんどありません。それを一部と二部の試験で合計4時間もひたすら...
特に今回は、二部におけるコンピュータ関連の問題に今までとかなり違った傾向の問題が続出して、相当に戸惑いました。
例えばDTPとは直接関係が無いと思われるSQLの問題が2問も出ていたり、ATM(非同期転送の方)やRAIDについてかなり突っ込んだ問題があったり、またXML、JavaScript、正規表現の構文の問題などもあって、まさかそこまで出るとはという衝撃を受けました(^^;
ただし内容的には初級シスアドレベル位かなあ。

そんなわけで筆記試験の4時間が何とか終わり、この段階で自分としてはちょっと自信なしと言ったところ。
でもこれで試験は完了したわけではなく、まだ課題提出が残っています。めげる気持ちを元気づけて課題作成に向かいます。(実際、実際には合格した筆記が落ちたと思って課題を提出しない人が毎回結構いて、今回も不提出者の内1割近くは筆記は通っていたらしい)

なお今回の課題作成の参考書にと、日本印刷技術協会から発行された「印刷メディアの基本設計〜DTPエキスパート認証試験課題製作の心得」を大いに期待して購入したのですが、 これ実際に読んでみてごく一般的な事しか書いてないような感じで、自分にとっては正直あまり良い参考書にはなりませんでした。
昨年提出した作品を、再度自分なりに見直して修正をかけ(昨年の作品を修正して使うのは認められている)、なんとか締め切りぎりぎりに送ることが出来ました。

後は結果を待つだけです。 結果は約2ヶ月後に判明します。
で、結果が届きました。
残念ながらまたしても不合格...
筆記の方は全科目合格、そして課題の方が79点とまたまた合格ラインの80点に1点届かず。くやし〜

  満点 合格ライン 平均点 自分の得点
DTP 220 176 169.3 208
印刷発注 92 74 69.7 74
印刷工程 159 127 125.4 130
96 77 79.1 87
コンピュータ 147 118 107.5 137
課題 100 80 64.7 79
合計 814 652 615.7 715

課題のあと1点が私に大きくのしかかります(^^;
多分私の経験のなさ故だと思うのですが、どうしたらあと1点が取れるのかがまだ見えて来ません。
もう一度チャレンジするかどうかは、もう少し考えてみたいと思います。

使用した参考書

  • 日本印刷技術協会「DTPエキスパート受験サポートガイド」改訂版
  • BNN「DTPエキスパート認証試験合格ガイド2000」
  • 日本印刷技術協会「印刷メディアの基本設計〜DTPエキスパート認証試験 課題作成の心得」

筆記試験の問題の多くは「DTPエキスパート受験サポートガイド」のカリキュラムから出題されます。
BNNの「合格ガイド2000」には模擬試験問題集が付いていますので、これで筆記試験の雰囲気になれる事が出来ます。

受験される方へのアドバイス

毎回受けて感じるのは、筆記のマークシート試験はとにかく問題数が多いので時間配分に要注意。すぐに分からない問題はびしばし後回しにする事です。
それと試験の多くは 日本印刷技術協会「DTPエキスパート受験サポートガイド」から出題されますが、特に今回の試験に出たコンピュータ関係の問題はこれだけでは相当カバーできていませんでした。通信・インターネット、サーバ運営、プログラム、データベース関係まで浅く広く勉強しておくことが求められます。(若干の苦手ジャンルは切り捨てて、他の取りこぼしを減らすという方法もあります)

【2001年8月 合格】

2001年8月19日受験

DTPエキスパート試験ですが、課題の80点の壁を毎回なかなか越えられず、また受けてもダメなんじゃないかという事で再受験するかどうか悩んだのですが、あるWeb上の情報から課題の打開策がおぼろげながらつかめた様な気がしまして、それで今回最後のチャレンジをすることにしてみました。なお今回ダメだったらもう諦める覚悟ではいました。

勉強期間はほぼ10日間ほどでした。「DTPエキスパート認証試験合格ガイド2001」を2回読み、「DTPエキスパート受験サポートガイド」の合格への3週間特訓を頑張って3日でこなし(^^;、試験会場に向かいます。
なお受験はこれが4回目となりますので、全体的に再確認という感じの勉強ではありました。
今回の試験会場は東京の青山学院大学です。
筆記は一部と二部の2回、各2時間でそれぞれ350問前後のマークシート問題です。
今回は色に関する問題やレーザ光に関する物理的問題などかなりカルトな問題が目に付き、全然分からないかあやふやな解答が相次ぎ、これじゃあ最大のポイントである課題の前に筆記の方で特に色のカテゴリーが80%の合格ラインを割ってしまうのではとすっかり意気消沈状態で帰る事になってしまったのでした。

ただそれでも可能性を信じ、帰ってきてから課題の作成にはいります。
課題ですが、多分今までの様な過去の自分の作品を手直しするくらいではダメだろうなと感じていた事と、今回出された課題が今までと全然内容が変わってしまっていた事から、気分も新たに作品を一から作り上げる事にしてみました。
作成に使ったソフトはPageMaker 6.5J。本当は定番のQuarkXpress4.1でやってみたかったのですが、まだQuarkは勉強中と言う事でなれたPageMakerを使いました。なおイラスト編集にはIllustrator 8、画像編集にはPhotoshop 5を使いました。
選んだ課題はもちろんB。一番取っつきやすい旅行パンフレットの作成です。
課題ですが、最大の問題は手順書の作成です。課題の作品を仕上げると共に、その手順書(制作ガイド)をまとめなくてはなりません。多分今までの不合格はこの手順書の出来が悪かった為ではないかと思っています。
今回はWebを検索していて見つけた DTP駆け込み寺 というサイトの過去ログに貴重な情報があり、これで今回はずいぶんと明かりが見えてきたと言っても良いでしょう。
制作ガイドを9ページにまとめて作品と共に締め切り日に郵送して、あとは結果を待つだけとなります。

さていよいよ結果発表です。
なんとやっと合格する事が出来ました(^^)
課題も今まで3回受けていずれも合格点に達していなかったので全然自信が無かったですし、またそれ以上に筆記の特に色が今回全然自信が無かったので、ちょっと意外という感じすらしました(^^;
でも合格はやっぱりうれしいものです。

  満点 合格ライン 平均点 自分の得点
DTP 203 162 154.0 182
印刷発注 137 110 104.7 110
印刷工程 132 106 107.2 115
105 84 89.0 89
コンピュータ 133 106 101.9 123
課題 100 80 71.5 82
合計 810 648 628.3 700

印刷発注は合格ラインぴったしでした(^^;

使用した参考書

受験される方へのアドバイス

筆記試験ですが、毎年問題が2割ほど新ジャンルから出題されるということで、今回もその部分で難しい問題が多かった様に感じました。その辺は過去問やガイドブックではカバーしきれない部分ですし、日頃からの幅広い知識の吸収が最大のポイントになるのかも知れません。
課題の方ですが、作品の作成は「課題制作の手引き」をとにかく良く読んで指示通りに作る事が第一です。
制作ガイドは他の人に作業を依頼する際の指示書という観点で書く事が大事です。自分は作成する人でなく指示を出す人になりきって書いてみて下さい。また書き方のポイントは上記の「DTP駆け込み寺」の過去ログが非常に参考になるのではないかと思います。

【2003年9月 更新試験合格】

2003年9月10日提出

DTPエキスパートに合格してはや2年、いよいよ私のところにも6月に更新試験の通知が届きました。そう、DTPエキスパートは2年ごとに更新試験が必要な資格なのです。
更新試験の内容は以下となっています。

受験料:7000円
試験方法:郵送による在宅受験(マークシート方式)
出題内容:前回合格後の試験で新たに加わった項目について出題(課題制作試験はなし)
試験期間: 8月19日問題発送、9月10日解答郵送締め切り
合格ライン:正解率80%
結果発表:11月初旬
前回の更新状況: 更新試験申請率85.1%、合格率93.2%

2003年の8月9月は中小企業診断士の1次試験受験、2次試験勉強で猛烈に忙しく、その合間で果たしてどこまでこの更新試験に取り組めるかちょっと心配だったのですが、結局実際に取り組めたのは締め切り前1週間弱だけで、非常に厳しい状態となってしまいました(^^;。
問題に取りかかる前に、まず試験勉強として事前に購入してあった「DTPエキスパート読本 2003-2004改訂版」と「DTPテクニカルキーワード250」に一通り目を通します。それからいよいよ問題に取りかかり始めました。
参考書等調べても良いとなっていますので、問題に取りかかるまではかなり楽観視していたのですが、実際にやってみると調べても簡単に見つかる様な問題は少なくて、思った以上に難儀しました。以前に買ってあった「DTP用語辞典」、「カラー図解DTP&印刷スーパーしくみ辞典」、「DTPスーパーお助けBOOK2002」などもあちこち参照したりもしましたし、またインターネットでもあちこち検索してみたりしてみました。
そして分かったことが一つありました。それは公式サイトに登録されているカリキュラムをまず最初に目を通すべきだったということです。これから全く同じ文章で出題されている箇所が何ヶ所もありました。問題を半分ほどやった時点でこれに気が付き、大あわてでもう一度これを見ながら答えを全面的に見直しました。
提出期限前は仕事も忙しかったために、提出期限の前日の夜も必死で追い込み、深夜まで問題に取り組んでいたらいつの間にか窓の外が明るくなってきていました(^^;。なんとか期限に間に合わせることが出来、ふらふらになりながら郵便局に出しに行ったのでした。
感触では80%くらいの出来かなあと言うことで、ボーダーライン上にいることをひしひしと感じつつ、結果発表を待つこと、約2ヶ月。
結果は11月5日に郵送で送られてきました。合格ライン157点に対して165点でなんとかぎりぎりですが合格することが出来ました。
ちなみに今回の更新試験は、満点は196点で合格ラインは157点(80%)、平均点は170点で合格率は89.7%でした。更新試験の対象者1771名中1533名が更新試験を申し込み、1375名が合格したことになります。
さてまた2年後に備えないと(^^;。

使用した参考書

試験の範囲を一通り網羅しているのは上記の公式サイトのカリキュラムで、これをまず一通り目を通すべきでしょう。それで足りない部分をここに上げた参考書で調べるようにすると効率的だと思います。ただこの1冊で大丈夫と言える様なものは、どうやら無さそうです(^^;。

受験される方へのアドバイス

参考書などを見てもいい試験ということで楽観視していたのですが、思いの外手ごわかったです。ただ問題が届いてから提出まで約3週間ありますので、難問でも調べる時間は十分にあります。ぎりぎりになってから手を付けると精神的余裕が無くなりますので、ぜひ余裕を持って早めに取りかかるように頑張って下さい。

【2006年3月 更新試験合格】

2006年4月5日提出

前回のDTPエキスパート更新試験に合格してからあっという間に2年が経ち、再び更新試験の通知が2005年の夏に届きました。ただその時期は何かと忙しかったため、更新試験を1回延期してもらう事にして延期手続きをしたのでした。ちなみに更新試験は1回だけ受験の延期が出来る様になっています。(次回の半年後の更新試験は延期できません)
そして2006年1月に再び更新試験の通知が届きました。
今回の更新試験の内容は以下となっています。基本的には前回と変わりありません。

受験料:7000円
試験方法:郵送による在宅受験(マークシート方式)
出題内容:前回合格後の試験で新たに加わった項目について出題(課題制作試験はなし)
試験期間: 3月13日問題発送、4月5日解答郵送締め切り
合格ライン:正解率80%
結果発表:5月末

今回も期末であったり4月の情報処理技術者試験の前と言うことで、かなり厳しかったのですが、これ以上延期できないと言うことで仕方なしに受験することにしました(^^;。
まず今回の試験勉強用にと 「DTPエキスパート読本 2005-2006」 と「DTPエキスパート試験完全対策問題集2005」の2冊を購入し、それ以外に前回使った「DTPテクニカルキーワード250」も読みながら、送られてきた問題を解いていきました。
ただ前回の更新試験の時にも感じたのですが、参考書等は自由に調べても良いことになっているのですが、本やインターネットで調べてもそのものずばりが載っているような出題は少なく、正直かなり難しかったです。
例えば「DTPエキスパート読本 2005-2006」でさらっとだけ書かれている個人情報保護法に関する問題など、かなり突っ込んだ問題が出題されていて、いったい何を調べればいいのか分からない状況でした。
またネットで調べて今までの更新試験にかなり有効だったと評判の「DTPエキスパート試験完全対策問題集2005」も、残念ながら今回の更新試験においては出題の傾向が違ったようで、それほど破壊力はありませんでした。
当初は数日で片付けようと思っていたのですが、実際には10日ほどかかってなんとか答案を完成させ、締め切りぎりぎりで郵送することが出来ました。

さて結果発表を待つこと約2ヶ月、予定通り5月末にJAGATから結果通知が送られてきました。
結果は無事合格(^^)。満点172点、合格ライン138点(80%)、平均点152点、私の点数164点でした。
ちなみに今回の更新試験ですが、対象者1990名のうち1709名が更新申請されたようです。
また更新試験に2回合格すると、送られてくるカードの色が変わってゴールドカードとなります。

使用した参考書

公式サイトのカリキュラムおよび「DTPエキスパート読本 2005-2006」が基本となるテキストだと思います。ただ今回の試験ではかなり細かいことまで聞かれる問題が多く、単純にテキストを見て即答できる問題は少なめでした。
また従来の更新試験ではそれなりに有効だったと聞いている「DTPエキスパート試験完全対策問題集2005」も、今回の出題傾向とはあまりあっていなかったようで、それほどの破壊力はありませんでした。ただ出題傾向をふまえた対策本となっていますので、試験対策として目を通しておいて損はないと思います。今回も多少かすった問題もありましたし。

受験される方へのアドバイス

前回更新試験受験時にも感じたのですが、参考書等を調べても良いとなっているのですが、どこを調べたらよいのか分からない問題も多くて、思いのほか手ごわかったです。例えば個人情報保護に関する問題は、DTPエキスパートの試験でそこまで聞くかという感じでした。
また正解を見つけるというよりも消去法で選択肢を出来るだけ減らすようにした方が、正解率のアップにつながると思います。

【2007年9月 更新試験合格】

2007年9月5日提出期限

3回目の更新試験を受けてみました。2年ごとの更新試験は正直言って面倒なのですが(^^;、ただこういう機会でもないと一度取得した試験の内容を再度勉強しようという気にはなかなかならないのも確かで、定期的に新しいDTPの知識を勉強する機会を与えてもらっているという意識で今回の更新試験を申しこんでみました。

基本的な更新試験の内容は毎回変わりませんので今回はその辺の紹介は省きます。
今回勉強用のテキストとしては、毎日コミュニケーションズの「DTPエキスパート試験スーパーカリキュラム 第7版対応」を選んでみました。ページ数もあり、比較的詳しい内容まで載っていると感じましたが、ただ各ページにぎっしりと載っている傍注の文字がずいぶんと細かくて、そろそろ細かい文字が見にくくなってきている私には(^^; 読んでいてかなりきついものがありました。
これを一通り読んでから送られてきた問題を解いてみますが、今回の問題は比較的簡単な問題と難しい問題の落差が大きく、テキストに問題文とほぼ同じ文章が載っている一方で、難しい問題ではそこまで特定ソフトの特定機能について突っ込まなくてもいいのではと感じるほどでした。(逆に言えばほとんど調べようがない)

さて結果ですが、無事合格。今回の更新試験のデータは以下の通り。
更新率・・・83.3%(2551人/3064人)
合格率・・・97.2%(2551人/2624人)
満点:196点
合格ライン=80%:157点
平均点:184点
私の得点:189点
判定:合格

使用した参考書

テキストとしては一通りの内容が網羅されていると思います。ただし更新試験に出た問題のカバー率はそれほど高くありません。でもこれは他のどのテキスト、問題集でも同様でしょう。

受験される方へのアドバイス

今回は特になし。

【2009年9月 更新試験合格】

2009年9月16日提出期限

4回目の更新試験を受けましたので、結果だけ簡単に。
以前は最初にテキストを一通り読んでから問題に取りかかることが多かったのですが、今回は時間的制約もあって問題集の問題を見て該当する部分を公式サイトのカリキュラムやテキスト等で調べるという方法を取りました。
なんとか数日で解答し終わり、無事期限内に提出することが出来ました。

結果ですが、約2ヶ月後に送られてきました。今回の更新試験のデータは以下の通り。
更新率・・・86.5%(2842人/3287人)
合格率・・・97.6%(2842人/2911人)
満点:351点
合格ライン=80%:281点
平均点:323点
私の得点:318点
判定:合格

使用した参考書

今回の試験では、このテキストの最後に載っている公式模擬試験問題からそのまんま出題されている問題もいくつかあって、それなりに効果的でした。

受験される方へのアドバイス

特になし。