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AutoCAD技能認定試験

資格概要

代表的なCADソフトであるAutoCADに関する認定試験の一つ。
日本AutoCAD・ATC協会が主催し、オートデスク社も後援している。
試験は操作が主体のオペレータ技能認定試験の他、テクニカルマネージャー認定試験、リスプ・プログラム認定試験が実施されている。
試験日程等は試験を実施しているトレーニングセンターにより異なる。

ホームページ

http://www.autocad-atc.ne.jp/siken.html
http://mcoach.com/atctest/ATC_TOP.HTM

対象ユーザ層

AutoCADを使っている方。または管理者、開発者。

試験について

今回受けたオペレータ技能認定試験は筆記試験と実技試験があり、両方に合格することが必要。
使用ソフトとしてAutoCAD97、AutoCAD2000、AutoCAD LT 97、AutoCAD LT 2000が試験申し込み時に選択出来る。

【実技試験】

試験時間:60分
合格ライン:60点以上(100点満点)←99年度の実績

【筆記試験】

試験時間:60分
合格ライン:60点以上(100点満点)←99年度の実績

受験記

【AutoCADオペレータ技能認定試験 合格】

2000年7月30日受験

CADといえば定番は何と言ってもAutoCADだし、CADシステム構築も手がけている手前、やっぱりある程度使えないとまずいと言うことで、自分に勉強させるために今回の試験を申し込んでみました。
ソフトはAutoCAD LT 2000を選択しました。

AutoCADは今回、初めていじったと言っても良いくらいのレベルで(ただしCADそのものはVectorWorksなどで使用歴はそこそこあります)、勉強はまずは付属のマニュアル「スタートアップガイド」を読みながら実際に操作してみることからスタートしました。
それにしてもこのAutoCAD、実際にいじり始めて感じたのは、VectorWorksと比べるとコマンド操作が必要なソフトであると言うことです。VectorWorksに慣れてしまっているせいか、ずいぶんと異質のソフトに感じました(^^;
でも操作に慣れてくるとコマンドラインも確かに便利かも。

ただこのところ仕事も忙しくてなかなか勉強がはかどらず、ガイドを一通り読み終わったのが試験前日のこと。(ただし理解したとは言い難い状況(^^;)
それからぎりぎりまで問題集と格闘していましたが、筆記の問題集は一通りこなせたものの、実技の方が時間が無くて問題集にあった348問中出来たのが20問ほど
。まあ当たって砕け散る覚悟で試験会場に向かいました。

試験はマイクロ・コーチの試験会場で受けました。(マイクロ・コーチを選んだのは、Web上で最初に情報を見つけたのがここだったからです)
同時に試験を受けるのは10名ほど。 私以外、皆20代前半の若い方ばかりでした。

まず実技試験。
20問を指定通りに作図してきます。
適切な方法かどうかはともかく、考えつくありとあらゆる方法を駆使して(多分もっと簡単な操作方法があるだろうなと思いつつ)、冷や汗かきながら進めていきましたが、4問ほどはちょっとギブアップ気味、あと数問もこれで良いか分からずの状態で、うーん、予想通り実技は厳しい状況です。

続いて筆記試験。
問題は確か80問ほどあったように記憶しています。
ただ出題された問題の多くが問題集とほとんど同じ問題でした。筆記の問題集だけは全部こなしていましたので、多分90%以上は出来たのではないかと思います。
こうなると実技の結果待ちです。

さて 試験結果の届いたのはそれから約1ヶ月後。
なんと合格証が同封されていました(^^)

使用した参考書

  • 製品付属マニュアル「AutoCAD LT 2000スタートアップガイド」
  • 日本AutoCAD ATC協会「オペレータ技能認定試験 問題集 AutoCAD 2000,LT2000対応」

上記問題集の筆記と実技を全部こなせば合格間違いないでしょう。ただし実技は348問も用意されていますので全部解くにはとんでもない時間がかかるはず(^^;

受験される方へのアドバイス

この試験を受ける方は絶対に上記問題集を入手して下さい。実技の問題を全部こなすのは時間的に厳しいですが、でもきっちりやれば間違いなく合格出来ます。もちろんその前提としてAutoCADの操作が一通り出来ることは必要ですが。