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[2007/06/06] アウトドアギア:バックカントリーに持っていくもの

アウトドアギアシリーズの8回目は、テレマークスキーでバックカントリーに出かける際に持って行くギアについて紹介したいと思います。
昨年テレマークスキーの道具を、それまでの歩くスキーが主体の細い長い板+革靴からダウンヒル用板+プラブーツに変えて以来、あちこちの斜面を滑ることが楽しくてたまらなくなり、今年も乗鞍、御岳、富士山、白馬乗鞍を始めとしてあちこち出かけて行っていますが、以下はその際に持って行くものです。

大きく分けてテレマークスキーで登って滑るために必要なものと、雪崩その他の事故に備えてのレスキュー関係のもの、そして食事や着替えその他のものがあります。
なお登るときに既に身につけているもの(帽子、サングラスなど)や写真撮影用のデジカメとその予備バッテリーは省いてあります。
また行くフィールドによっては、スノーシューやピッケルを持って行くこともあります。

●テレマークで登って滑り降りる際に必要となるもの
(1)アイゼン
スノーシューやスキー用アイゼン等でもある程度代用は可能ですが、ただ本当に急斜面のアイスバーンには靴に付けるアイゼンが一番の頼りになります。

(2)スキー用シール
スキーで斜面を登るときに付けます。ただシールで登ることの出来る限度もありますので、そんなときはスノーシューの方が楽かなとも思いますが、でも両方持って行くのは荷物になりますし、ピッケルを含め何を持っていくかは毎回悩みます。

(3)スキー用ワックス
事前に塗っておけばいいんでしょうが、いつも塗るのは滑りはじめるときが多いです。

(4)ゴーグル
登るときは暑いのでサングラスをしていますが、実際に滑るときはゴーグルに変えます。

(5)日焼け止め
出発時に必ず塗りましょう。後ろから日を浴びる場合には、首筋にも塗っておく必要があります。

(6)地図
何人かで行く場合には他の人に頼ってしまうこともありますが、でも自分一人だけ道に迷ってしまうというリスクもありますので、現地の地図は最低限持って行くべきでしょう。もちろんコンパスも一緒に。

●レスキュー関係のもの
(7)ビーコン オルトボックス(ORTOBOX) X1
バックカントリーの三種の神器と呼ばれているものの一つです。残りはゾンデとスノーショベルで、雪崩に埋まった遭難者を救出する際にはこの3つが必需品です。ただしビーコンは操作に慣れていないと実際の現場で使えない可能性も高く、私のように単に持っているだけではお守り代わりにしかならないかも知れません(^^;。でも万が一埋まってしまったとき、これがないと発見されるのは雪が溶ける春先になってしまう可能性が高いので、発見される可能性を1%でも高めるためにもと買ってみました。
デジタル式とアナログ式がありますが、アナログ式の方が操作に慣れが必要と言われていますので、ちょっと高めでしたがデジタル式のもの(実際にはアナログ/デジタル併用)を購入しました。

(8)ゾンデ
雪に埋もれた遭難者を捜すための棒です。ただこれを使う機会が一生無ければいいなと思います。

(9)スノーショベル
雪に埋もれた人を掘り出すには素手では限界があり、やはりスノーショベルが必要です。なおレスキュー時以外でも雪の斜面を削ったりなど、あれば雪山では結構重宝します。

(10)ツェルト ICI石井スポーツ パイネフェザーライトツェルト
 コンパクトな簡易テントです。万一の遭難時あるいは強風下での休憩時の風よけとしても使うことが出来ます。

(11)ビバークシート AMK(アドベンチャーメディカルキット) エマージェンシースリーピングバッグ
ツェルトがあれば緊急時のビバークは可能ですが、その中で使うスリーピングバッグ代わりとしてこのビバークシートを買ってみました。もちろん単独でも使用可能です。ただ一度広げると元のサイズに納めるのはまず不可能だろうということで、これも使う機会がないことを願っています。

(12)ロープ ファイントラック(finetrack) ゴージュバッグ15
破断強度630kgの直径6.5mm×15mのロープを念のためにザックの中に入れてあります。何か大きなものを縛るとき、あるいは急斜面をどうしても下りなくてはいけない場合などにあれば便利かなと思ったためです。

(13)救急セット
 バックカントリーに限らず登山やカヌーのツーリングの際にも持っていく救急セットです。必要と思われるものを一つの防水袋にまとめて入れてあります。救急絆創膏から消毒薬、虫さされ薬、包帯、風邪薬、胃薬まで幅広く入れてあります。おかげでかなりかさばっています(^^;。まあバックカントリーに限定するなら半分ほどで十分なのでしょうが、いちいち分けるのも面倒でいつも同じセットで持ち歩いています。

(14)小物ギア
 ・ヘッドライト
 ・万能ナイフ
 ・ナイフ
 ・ライター
 ・電池(単三、単四)
 ・携帯電話用電源(電池式)
 ・コンパス
ヘッドライトは是非持っていた方が良いです。冬は暗くなるのも早いため、何か予想外の事態が発生したときにヘッドライトがあれば重宝します。
電池式(単三2本)の携帯電話用電源ですが、寒いところで携帯電話を使うと思いの外バッテリーが早く減ってしまいます。そんなときに電池で携帯電話を使えるようにと買ったものです。

●食事や着替えその他
(15)着替え等
 ・セーター
 ・予備の手袋
手袋は行動中に脱いだり付けたりすることが多く、そんな時に万一強風で飛ばされても素手で滑り降りることがないように、もう一つ予備の手袋を入れてあります。

(16)当日の食事・飲み物
 ・昼食
 ・ビール?本
 ・お茶(ペットボトル)
ビールの無いアウトドアは私の場合、考えられません(^^;。

(17)予備食
 ・ウイダーインゼリー
 ・カロリーメート
当たり前のことですが、予備食は必ず持ちましょう。3時間の行動予定が、ルートミスや深雪など予想外の事態で6時間、8時間かかってしまうことも不思議ではありません。そんなとき、食べるものがないと元気が出ません。
予備食ですが、基本的には食べずに持ち帰ってきて次回またそれを持っていく形になりますので、ゼリー食品やカロリーメイトなど保存性の高いコンパクトなものを入れてあります。

(18)その他
 ・携帯電話
 ・ポケットティッシュ
 ・タオル
 ・ホッカイロ
携帯電話は念のために防水袋に入れてあります。暖かい時期は突然の雨ということもあり得ますので。

(19)GPS(2008/1/12追記)
 ・Garmin eTrex Vista HCx英語版
 ・アップアップダウン製作所 GARMIN GPS用 日本詳細1:25000道路ナビ+トポ v2.0
土地勘のない場所でガスに巻かれたときに進む方向が分からなくなる危険性を考えて、地図表示可能なハンディGPSを購入しました。実際に使ってみて、今までの経路や今の場所が誤差数mで分かるので何かと安心出来ます。