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霧ヶ峰鷲ヶ峰テレマーク(2021年2月)

日にち:2021年2月21日

場所:長野県霧ヶ峰

コース:八島湿原駐車場→鷲ヶ峰山頂→山頂東面から北面を滑って登り返し→2番目ピークの北側東斜面を滑って登り返し→八島湿原駐車場

天気:晴れ

この日も天気が良かったので、午前中の仕事を終えてから急いで鷲ヶ峰にバックカントリー(テレマークスキー)に出かけて来ました。 ただ昨日から気温が高く、雪質が心配でしたが、残念ながら日差しが当たった斜面はほぼ全滅状態でした(^^;。ただ北面の樹林帯の急斜面ではもっさり気味ながらディープなパウダーを楽しむことが出来ました。

自宅を9時30分に出発して霧ヶ峰に向かいます。そして10時10分、八島湿原の駐車場に車を駐めました。除雪エリアには10数台が駐められると思います。
10時13分、シールで歩き始めます 。
鷲ヶ峰の南向き斜面に雪がほとんどありません。昨日の強風で多くは吹き飛ばされ、今日の春のようなぽかぽか陽気で残りも溶けてしまったと思われます。

八島湿原。ここは無風地帯です。

とりあえずシールで行けるところまで行ってみます。


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シカ柵の扉。雪が多いと下半分の扉は埋まってしまうのですが、まだそこまで多くありません。

ありゃりゃ、もう雪が途切れてます。ここからしばらく板を担ぎます。

最初のピークの東斜面の様子。まだブッシュが埋まりきっていませんが、なんとか滑れそう。多分下の方が吹き溜まっていそうですが、ただ今日の暖かさで雪はもう死んでいそう。


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登山道を見る限り雪はあまり増えていませんね。おそらく昨日の暴風で吹き飛ばされたのかな。


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八ヶ岳。


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最初のピーク。


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最初のピークの東斜面。下半分はそれなりに積もっていそう。数日前ならパウダーだったかな。


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2番目のピークから北に延びる尾根。巨大雪庇です。


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東側斜面をのぞき込みます。積雪量は問題無いのですが、雪質はどうなんだろう。


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尾根の中央から振り返ります。あとでこちら側を滑りました。


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東斜面は滑るには問題無い積雪量です。


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北側斜面の様子を見ながら山頂に向かいます。

北側はさすがに積雪が多いです。しかも意外とさらさら。


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木がそんなに密で無く滑るスペースはあります。


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山頂が見えてきました。


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山頂の東斜面をズーム。パウダーを期待して今回は久しぶりにこの斜面を滑ってみます。


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この斜面も雪が多ければ滑れますが、西斜面ゆえ状態が良くないことが多いです。


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山頂はかなり真っ白。

11時18分、山頂。風は強めですが、昨日のような暴風ではありません。しかも気温が高いので寒くありません。

遠くはかすんでいます。北アルプスもかすかに見えています。


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槍穂高と手前に鉢伏山。


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三峰山、美ヶ原方面。


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三峰山。西側斜面は随分と笹が目立っています。


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北側斜面。あとでこの斜面も滑りました。


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山頂直下の東斜面。残念ながらさらさらではなく、今日の暖かさと強い日差しでウェット気味。


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40度位の急斜面なので慎重に滑って行きます。


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ああ、雪玉がころころと大量に転がり落ちてすっかりぎだぎだ(^^;。


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これなら右側の北側斜面の方が楽しそうと言うことで、早めにトラバースします。今日は最初からこっちを滑っても良かったかも。


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広い無木立はちょっと心配なので、端のこのラインを滑って見ることにします。


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北面とは言え今日の気温でもっさりしていますが、ディープです。


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山頂が見えています。


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ターンで踏み込むと膝上まで沈みます。


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やはり北面は裏切りません(^^)。


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この先急になるで今日はここまで。右側だともっと滑れたかな。ただ登り返しになるので、これで満足。


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ストックを指すとほぼ全部刺さります。今日滑った範囲では不安定な感じはありませんでした。

では登り返します。30度ほどの急斜面なので、切り返しに一苦労です。


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鷲ヶ峰山頂直下の東斜面が見えています。


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シュプールをズーム。


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林間のシュプール。


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ラッセルが続きます。


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低木帯になると稜線まであと少し。


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登り返した左側の斜面。こちらも滑れますね。


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続いてこちらの斜面を滑ってみます。


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期待と不安が半分ずつ(^^;。


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ああ、やっぱりパック(^^;。


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斜面中央の様子。新雪が積もれば最高の斜面になります。


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滑っているラインは藪やブッシュはすっかり埋もれています。


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びっくりの吹き溜まりのディープパウダー。


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ハードパックを避けて右側の樹林帯を滑りますが、樹林帯は比較的柔らかい雪が15cmほど積もっていました。


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湿雪気味ですが、柔らかい雪が15cmほど積もっていますので、もう少し樹林帯を滑り降ります。


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重めですが、ハードパックやクラストを考えると滑りやすい雪でした。


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では登り返します。


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降雪直後は最高の斜面。


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稜線まであと少し。

巨大雪庇。


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午後になってだいぶかすみが取れてきましたね。


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蓼科山。


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車山。昨日はこちらを滑りました。


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最初のピークの東斜面を上から見下ろします。来たときよりブッシュが目立ってきているような。


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八島湿原を眺めながら下っていきます。


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13時57分、駐車場に戻ってきました。