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八ヶ岳硫黄岳・横岳登山(2014年7月)

日にち:2014年7月26日

場所:長野県八ヶ岳

コース:桜平→夏沢峠→硫黄岳→横岳→硫黄岳→赤岩の頭→桜平

天気:晴れ

硫黄岳と横岳の間のコマクサが見頃を迎えていることを知り、ぜひコマクサを見てみたいとこの日出かけてきました。
自宅を4時50分に出発し、登山口の桜平に向かいます。唐沢鉱泉との分岐を夏沢鉱泉方向に入ってからの林道はあいかわらずのでこぼこ道でかなりの悪路です。途中で道路が橋を渡るルートと浅い川の中を渡るルートに分かれている部分があるのですが、以前のパジェロの感覚で川の方に入ったら、車の底をがつんとぶつけてしまいました(^^;。橋を渡る方をお勧めします。
5時25分、桜平の駐車場に到着。この時間はゲートから上部の駐車可能スペースの7割ほど埋まっているという感じで、一番上の駐車場に何とか場所を見つけて駐めることが出来ました。ただし戻ってきた時にはすごいことになっていました(^^;。
自宅を出発した頃は空はどんよりとした雲が広がっていたのですが、ここまで来ると雲海の上に出たようで雲一つ無い快晴となりました。

準備をし5時32分、ゲートを越えて歩き始めます。

夏沢鉱泉までは林道となっています。最初はしばらく下りが続きます。帰りはここがつらい坂になります。

沢を渡るところに簡易トイレが設置されています。そしてその先は真っ白に舗装されている急登になります。

5時53分、夏沢鉱泉を通過。

振り向くと木の間から槍穂高を見ることが出来ました。少しかすみ気味かなと思いましたが、今日は標高の低いところは霞気味で、おそらく標高2000m辺りから上でクリアな空気となりました。


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アーチのような木をくぐって進みます。

まもなく登山道にも朝日が届き始めます。

6時28分、オーレン小屋に到着。ここでトイレ休憩とします。トイレは水洗でとてもきれいでした。
小屋の前には出発の準備をしている中学生?の団体がいました。

小屋から硫黄岳の稜線がくっきりと見えています。

6時38分、歩き出します。なおオーレン小屋の前に小さいお花畑があって、コマクサも咲いていました。


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6時58分、夏沢峠に到着。

硫黄岳。


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小屋が賑やかだなあと思ったら、ちょうど中学生?の団体が中で食事中でした。今は学校登山の時期なのでしょう。

樹林帯を越えると見晴らしが良くなります。

振り返るとこんな絶景が!。天狗岳の両ピークがちょこんと見えています。


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北アルプスもピークは皆きれいに見えています。


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御嶽山、中央アルプスも。


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東側は低いところには白いもやが広がり、浅間山などの山頂だけかろうじて見えていました。


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御嶽山をズーム。御嶽山はその後徐々にガスがかかってきてしまいました。


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峰の松目をズーム。


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北アルプス槍穂高をズーム。


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登山道は爆裂火口の絶壁の脇を通っていますので、濃霧時は注意が必要です。


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大迫力の爆裂火口。


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急登が続きます。

山頂がやっと見えてきました。

7時43分、硫黄岳山頂に到着。今回は桜平のゲートから2時間で山頂に立とうと思っていましたが、トイレ休憩を除くとだいたい予定した時間で登ってくることが出来ました。

今日の大展望を赤岳方面から右回りでご紹介。


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横岳をズーム。


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赤岳をズーム。


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中岳、権現岳をズーム。


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阿弥陀岳をズーム。


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南アルプス甲斐駒、仙丈ヶ岳をズーム。


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中央アルプス南部をズーム。


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中央アルプス北部をズーム。


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御嶽山をズーム。ずいぶんとガスがかかり始めています。そしてまもなく稜線まですっかりガスに覆われてしまいました。


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北アルプスは全部見えています。素晴らしい絶景です。


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乗鞍岳をズーム。


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北アルプス槍穂高をズーム。先週は前穂に登っていましたが、こんな天気の時に登りたかったです(^^;。


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燕岳方面をズーム。


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立山、針ノ木岳、剣岳をズーム。


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鹿島槍〜白馬岳をズーム。


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蓼科山をズーム。


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東天狗岳をズーム。その上に頸城山塊の山々がピークだけちょこんと見えています。


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四阿山をズーム。


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浅間山をズーム。


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金峰山をズーム。


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硫黄岳は一番東の端まで行くと富士山が見えますので、そちらに向かいます。


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まだ見えてきません。あの真っ白なもやの中なのでしょうか...。


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行き止まりまで来ました。

良かった(^^)。富士山の山頂がきれいに見えています。


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富士山をズーム。八ヶ岳の横岳から北のエリアでは、富士山を見ることが出来るのはここ硫黄岳の山頂の東の端とにゅう、八柱山の3個所が知られています。


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雲海では無く半透明のもやが一面に広がっていて、どことなく幻想的です。


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写真だけ撮ったらすぐに引き返します。


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火口の脇は崩れかけている部分もありますので、あまり近づかないように注意が必要です。


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火口の中をのぞき込みます。


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8時10分、続いて横岳に向かいます。そろそろ東側の斜面からガスが湧き始めていますが、夏の時期はやはり7時半8時までが一つの目安ですね。なおいつもだとあっという間に東側が真っ白になってしまうことも多いのですが、今回は展望が無くなるほどのガスが湧いてきたのは10時前ほどと遅かったです。

 


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下り終わった辺りから度算堂の両脇にコマクサを見かけるようになります。特に保護エリアで無くてもこの辺りは至る所にコマクサが咲いていました。


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ズームするとこんな感じで咲いています。ちなみに硫黄岳山荘の近くのコマクサは気持ちピークを過ぎた感じ、横岳側のコマクサはちょうどピークという感じに見えましたが、あくまで私の個人的感想です(^^;。


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この辺り、本当に至るところでコマクサが咲いています。


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硫黄岳山荘を通過し、横岳に向かいます。

硫黄岳山荘の近くでは、登山道の西側に広い保護エリアがありました。


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横岳に向かいます。


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途中で硫黄岳を振り返ります。


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この網で保護された場所がコマクサ群生地です。

網の中にカメラを入れて撮影してみます。


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ピンクのコマクサが一面に咲いています。この辺りはちょうどピークという感じに見えました。


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続いて反対側の斜面のコマクサ。はるか下までコマクサが咲いているのが見えます。


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足元を見る限りでは期待したほど密集度が高くありませんが(^^;、でも遠くを撮影するとこんな感じに密集度が上がって良い感じです。それにしてもこれだけの規模のコマクサの群落は初めてです。毎年訪れる楽しみが一つ増えました(^^)。


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白いコマクサもありました。登山道のすぐ脇で、すぐに気がつきました。


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台座の頭に登ると、再び富士山がきれいに見えてきました。


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富士山をズーム。


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写真中央のピークが横岳山頂(奥の院)です。今回はコマクサが目的でしたが、すぐ底に横岳山頂も見えていますので、せっかくですので登ってみることにします。


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山頂手前の岩場です。今回のルートではここだけ岩登り、鎖ルートになります。登山初心者にはスリル満点なルートになります。


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この先のほぼ垂直な岩壁を鎖を頼りによじ登ります。

ちなみにその鎖場の横にはこんなお花畑が広がっています。ただしほぼ絶壁の急斜面なことには変わりませんので、写真を撮ろうとして足を滑らせないように注意が必要です。


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山頂が見えてきました。多くの人で賑わっています。

9時10分、横岳山頂に到着。山頂標識を富士山と一緒にぱちり。


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ではここからの展望を富士山方面から右回りでご紹介。


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富士山をズーム。


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赤岳をズーム。ずいぶんと近くなりました。


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南アルプス北岳をズーム。手前は権現岳。


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甲斐駒、仙丈ヶ岳をズーム。


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中岳、編笠山をズーム。


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阿弥陀岳をズーム。


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槍穂高をズーム。少しガスがかかりだしたでしょうか。


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硫黄岳方面。


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蓼科山をズーム。


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硫黄岳山頂をズーム。休憩している人が見えます。


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金峰山をズーム。


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のんびりと食事にした後、9時32分、そろそろ引き返すことにします。

ほぼ垂直の壁。鎖がありますが、下りだと下が見える分少し怖いですね。ここは団体さん通過時はかなり渋滞しそうです。

ここからはやっと気楽な稜線散歩になります。なお東側からはかなりガスが目立つようになってきました。


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登山道上にもコマクサが咲いています。踏みつけないように注意しましょう。


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硫黄岳の登り返しは地道につらいです。


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途中で振り返ると横岳の東側が真っ白になっていました。そしてまもなく西側からもガスが上がってくるようになりました。

10時9分、硫黄岳に戻ってきました。

帰りは赤岩の頭経由で下ります。

赤岩の頭で少し休憩します。
今降りてきた硫黄岳を振り返りますが、ここから見ると丸い硫黄岳が三角形に見えます。


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横岳をズーム。


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赤岳をズーム。


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阿弥陀岳をズーム。


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ではオーレン小屋に向けて下ります。

このルートを上ってくる登山者と頻繁にすれ違いましたが、こちらは風の無い見通しの無い樹林帯の登りが赤岩の頭まで続きますので、個人的には硫黄岳に登るなら展望や風通しの良い夏沢峠経由のルートの方を絶対におすすめします。

10時54分、オーレン小屋を通過。


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夏沢鉱泉。

この先、日当たりの良い舗装された道路の歩きはつらいものでした(^^;。とにかく暑いです。

滝に飛び込みたい気分でした。

最後の上り坂は日差しも強く、本当につらかったです。

11時34分、やっとゲートまで戻ってきました。

下ってくる途中で大勢の登山者とすれ違いましたのが、予想したとおり桜平は大混雑で、路駐の車がずらりで、かなり下の方まで路肩に車が駐まっていました。