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霧ヶ峰三峰山テレマーク(2014年2月)

日にち:2014年2月11日

場所:長野県霧ヶ峰/美ヶ原

コース:R142旧道和田峠→ビーナスライン→登山道→三峰山→東斜面を滑走→ビーナスラインをショートカットしながら下る

天気:晴れ

2日前に訪れた守屋山から眺めた三峰山が真っ白に見えたことから、約1ヶ月ぶりとなる三峰山に友人とバックカントリー(テレマークスキー)出かけて来ました。森の中は確かに雪が深かったですが、ただ稜線に出ると吹き荒れたと思われる強風でほとんど新雪は飛ばされてしまい、山頂近くに行くとなんと地面や笹までが広く出てしまっていて、まさかのまるで残雪期のような雰囲気となっていました。2月でこれほど雪が少ない三峰山は記憶にありませんが、ただ稜線から少し下ると斜面の雪は増え、常に膝程度の新雪を気持ちよく滑ることが出来ました。また天気、展望共に最高でした(^^)。

自宅で7時30分に待ち合わせ、旧道の和田峠に向かいます。そしてビーナスライン入口の除雪された部分に8時23分に到着。除雪されたスペースは狭く、車1台ほどが置ける程度しかなく、既に1台が止まっていましたので、少し手前の路肩の広い場所に停めました。

準備をし、少し道路を歩いてビーナスライン入口に向かいます。先に停まっていた車のかたは、どうやらスノーシューハイクの様でした。

この先は道路上に雪が50cm以上は積もっています。ノートレースだったら大変だなあと思っていたのですが、数人のスキーヤーが歩いたしっかりしたトレースが付いていて楽をさせてもらいました。8時40分、ここからシールで歩き始めます

今朝は極寒出かなり寒く、もし昨日あるいは一昨日の日射で湿ってしまっているとしたら、ばりばりの堅いもなか雪になっているかもと心配でしたが、実際にはもなかになっているところもうっすらという感じで、2日前の降雪が良い状態のまま保存されていました。

この先で美ヶ原の方に進みます。その先にあるゲートは、中央部が雪と同じ高さになっていて、スキーを履いたまままたいで行くことが出来ました。それにしても今週末もまた大雪の予報が出ていますし、そうなるとゲート自体がまるまる埋もれてしまうかもしれません。

この時間、登山道の方はノートレースでした。積雪は50cmほどはありますので、もう坪足では無理でスノーシューは必須です。帰りにはスノーシューのトレースが付いていました。

ゲートの先のカーブで、トレースはそのまま道路を進んでいましたので、いつも通りカーブミラーの横からショートカットします。

膝程度のラッセルですぐに息があがります(^^;。でも雪はさらさらでした。

すぐに道路に出ます。ここからはまたトレースをたどって進みます。

そしてすぐに再びショートカットルートへの入口になります。この先の道路にはトレースはなく、トレースはショートカットルートに進んでいました。

ここ数年は沢の左側に上り下りのトレースが付いていることが多いのですが、今回の登りのトレースは右側から入っていました。

ちょっと高巻き気味でしたが、ラッセルするよりは楽なのでトレースをたどって進んでいきます。


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ふと見上げると木の枝が白く輝いていてとてもきれいでした。


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いつも登るルートより道路に近い部分を登っていましたが、上が開けたなと思ったら、そこが道路でした。

少しだけ道路を歩いてから、正面の稜線に向かいます。

先に進んだ友人が歓声をあげています。今日も天気、展望は最高です(^^)。9時47分、稜線に到着。

北アルプスがきれいに見えています。


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槍穂高をズーム。


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乗鞍、御嶽山もくっきりと見えています。


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目指す三峰山はまだだいぶ遠いです。でもここからは見晴らしの良い稜線散歩が続きます。天気、展望が良い日にこの稜線を歩くのは本当に最高です。


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三峰山をズーム。稜線近くは雪が飛ばされて笹がまるまる見えています。滑るのは反対側の東側斜面ですが、斜面の状態が気になります。まあいつもの西風なら、飛ばされた雪が滑る東斜面に吹きだまるので問題はないのですが。


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八ヶ岳。


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浅間山。今日も写真撮りまくりになりそうです(^^)。


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この先小さいアップダウンが続きます。


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南アルプスも見えてきました。こちらの方だけは少し低い雲がかかっています。


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南アルプスをズーム。


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中央アルプス、そして諏訪湖も見えています。


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中央アルプスをズーム。


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この辺り、雪はさらさらでした。この稜線をスキーで滑った跡が付いていました。

進むに従って景色の見え方も違ってきて、足が止まる度に写真を撮ってしまいます。


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三峰山がだいぶ近づいてきました。


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三峰山稜線をズーム。沢山の鹿がいるのが見えます。


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だんだんと鹿の痕跡が濃くなってきます。鹿のトレース、ふん、雪をかいて笹を食べた跡など。

三峰山駐車場からの登山道の合流地点です。

この辺りでやっと東側斜面がだんだと見えてきますが、いつもだと稜線の東側には巨大な新雪の吹きだまりや雪庇が出来ているのですが、今回は随分と小さいです。で、シュカブラの形状を良く見ると、どうも吹き荒れた強風の風の向きが西風でなく東風だったようです...。今見えている稜線東側の吹きだまりっぽいのは、実は風で吹き飛ばされなかったかちかちの雪なのでした。稜線上には柔らかい雪はどこにもありませんでした(^^;。ショックです。

いつも滑る山頂近くの斜面も東風でたたかれた跡がはっきりと見えます。おまけに上の方は雪がかなり飛ばされてしまって、笹が広範囲に顔を出しています。
がっかりです。足取りも重く、山頂に向かいます(^^;。


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鹿は私達を見つけるとすぐに逃げて行きました。


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山頂近くは登山道のあたりも雪がほとんどついていませんので、雪の続いている東側の斜面の上部を登っていきます。もちろん斜面はカリカリで滑落に気をつけて登っていきます。

滑る予定の斜面がだいぶ見えてきました。うーん、稜線近くだけでなく、中間辺りまでは強風の影響がありそうです。昨日あるいは一昨日滑った人のトレースが4本、斜面の東側に刻まれていました。あの辺りなら何とか滑ることが出来そうです。


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山頂も東風の影響でほとんど雪庇も吹きだまりもありません。


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11時7分、三峰山山頂に到着。快晴で風も弱いのですが、とにかく極寒で手袋を外して写真を撮っているとすぐに指が痛くなります。日射しはありますが、ほとんど暖かさは感じませんでした。

山頂の東側に残された30cmほどのシュカブラ。

でも天気、展望は最高でした。では今日の展望を八ヶ岳方面から右回りでご紹介。


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蓼科山をズーム。


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天狗岳方面をズーム。


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赤岳、横岳、硫黄岳をズーム。


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権現岳をズーム。手前は車山。


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鷲ヶ峰をズーム。その向こうに富士山の裾野だけ見えています。今日は結局富士山のピークを見ることはありませんでした。


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和田峠スキー場跡の斜面をズーム。


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中央アルプスをズーム。


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御嶽山をズーム。


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乗鞍岳をズーム。手前は鉢伏山。


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槍穂高をズーム。


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常念岳をズーム。


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燕岳をズーム。


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立山、針ノ木岳をズーム。


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爺ヶ岳、鹿島槍、五竜、白馬岳をズーム。今日は全部見えています。


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美ヶ原をズーム。


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根子岳、四阿山をズーム。


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湯の丸山をズーム。


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浅間山をズーム。


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山頂で景色を眺めながら食事としますが、寒くなってきたところで滑る準備をして斜面に向かいます。いつものドロップポイントからみた斜面の様子。上半分はあまり状態が良く無さそうです。


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斜面右側。


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11時48分、比較的雪が多そうな東側の尾根上を滑り始めます。


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尾根上はがりがりで状態が良くありませんでしたので、滑った跡が見えた左側の斜面に少し入ってみます。


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強風パックされてはいますが、柔らかい雪が残っていました(^^)。

尾根から離れるとどんどん雪の状態は良くなっていきましたが、ただあまり下りると先ほどの斜面に戻れなくなってしまいますので、早めに切り上げます。

そろそろ尾根を超えて先ほどの斜面に戻ります。


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斜面は見るからに強風の影響を受けていますが、ただハードパックされておらず意外と雪が柔らかいのにびっくりしました。柔らかい雪は20cmほどで、その下には固い層がありました。


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やはり上部は雪が薄く笹が目立ちます。


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では滑り始めます。まず友人の滑り。


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私の滑り。下地が堅いので速度が出やすい滑りやすいパックパウダーでした。


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友人の滑り。


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この辺りからは風の影響が少なくなり斜面はほぼ面ツルになりました(^^)。新雪も30cmほどと深くなりました。


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次の2枚は私の滑り。


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最高でした。常に膝上にスプレーを感じて滑ることが出来ました。


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友人もスプレーを上げて気持ちよさそうに滑っています。

最後はちょっと斜面を切り替えてここを滑ります。北向きの斜面でいつも新雪が深い斜面ですが、今回はどうでしょう。


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多少パック気味ながらディーーーープなパウダーがたまっていました(^^)。踏み込めば腰程度まで沈んでしまい、失速気味になりながら持ちこたえます。

このラインを稜線から滑っても面白かったかも。


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滑った斜面の雪が予想以上に良く(あの雪のないかちかちの稜線からは、すぐ下の斜面の雪がこれほど良いのは予想出来ませんでした)、少しパック気味、少し重めになりかけでしたが、気持ちよい滑りを楽しむことが出来ました。
道路まで滑り降りてからシールを付けて道路を登り返します。

真ん中の斜面の様子。沢も埋まり滑るにはほぼ問題なくなりました。おそらくど真ん中の沢のラインにはパウダーがたまっていることでしょう。ただ上部の急な部分がカリカリに見え、今回は滑るのを止めました。


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一番手前(駐車場側から見て)の斜面の様子。いつもパウダーが吹きだまる斜面ですが、今回は東風の影響で上部の状態は良く無さそうです。真ん中の木のある辺りからは間違いなさそうです。登り返してここを滑ってみますか。


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道路上の雪も多いです。

途中で今滑った斜面を振り返ります。


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シュプールをズーム。私のシュプールは一番手前です。


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では登り返します。

夏道登山道と思われる部分を進んでいきます。(登山道でない部分は下が笹のために踏み抜きやすいため)


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この辺りの雪は意外にもさらさらで30cmほど積もっています。これなら進行方向左側に見える斜面あたりも雪がよいのではと言う話になり、今回は東側斜面ではなく、南向きの斜面を最後に滑ってみることにしました。


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鹿と思われるトレースがほぼ登山道に沿って続いていました。正面の壁を直登していましたのでスキーで登れるかなと思って進んだところ、上部の二段になっている段差の部分はかりっかりのバーンでシールでは途中までしか登れませんでした(^^;。鹿は良く登ったなあ。

では最後にここから滑り降ります。


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友人の滑り。


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私の滑り。


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道路まで滑り降り、13時ちょうど、ビーナスラインを滑りおりて行きます。ここもトレースがあって助かりました。もし無ければ下りラッセル確実ですから。

最初の大きな左カーブの所を直進してショートカットルートに進みます。

森にはいると一気に積雪は増えます。おそらくさらさらの新雪が50cm以上は積もっていそうです。
出来るだけ高度を落とさないように横にトラバースしていきます。

すぐに切り開きの斜面に出ます。ここは陽当たりが悪く、いつもさらさら羽根パウダーが保存されている斜面です。


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友人の滑り。

私も期待して滑りましたが、なんと滑っても速度が出なくてターンすると停まってしまいます。がっかり。雪は一応さらさらですが、少し重めで深いせいかもしれません。
途中から右側の方に進んでいきます。

ただ沢に近い部分を滑っていくと、斜度が無く速度が出ないため楽しくありません。


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それならと出来るだけ横にトラバースしていって、最後に一気に斜面を滑り降りる作戦に切り替えました。それにしても森の中はさらさらのディープパウダー(50cm以上!)が積もっていて驚きました。斜度がないと下りラッセル確実ですが、斜度があればこれは楽しめますね。

ではこの辺りから最後のひと滑りを楽しみましょう。


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30度ほどの斜面を一気に滑り降りていきます。腰ほどもあるさらさらパウダーを泳ぐように滑り降りていきます(^^)。

標高差30mほどだと思いますが、今日一番の気持ちよい滑りでした(^^)。


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友人の滑り。

沢沿いにうっすらトレースの跡がありますので、そこをたどって滑り降りていきます。

道路に出る手前にロープが張られた場所がありますので、その横を通ります。(スキーで滑り降りてくる時は要注意です)

道路まで若干登り、その先は道路上のトレースを滑り降りてきます。

13時57分、ビーナスライン入口まで戻ってきました。車は私の隣に1台増えていただけでした。