ようこそ、あなたは 人目のお客様です。( Since 1999/2/2)
本日のアクセス数: 昨日のアクセス数:

トップページ

情報室
IT資格情報
所有資格
実験室&作品展示室
談話室
遊戯室
趣味の部屋
購読雑誌紹介
プロフィール
雑記帳
気ままにブログ

業務紹介
 ・会社案内
 ・業務内容
 ・サポート料金表
 ・使用機器
 ・主な業績

メ−ル送信
備考
ページ毎アクセス集計
サイトマップ

DTP検定

資格概要

社団法人日本経営協会が主催するDTPに関する資格試験。
職種に合わせて3コ−ス用意されており、プロフェッショナルなデザイナ−、オペレ−タを対象とした1種、企画・編集職向けの2種、すべてのビジネスマン向けの3種がある。
1種と2種では主にMacintoshでQuarkXpress、PhotoShop、Illustratorを使ったDTP業務について、3種ではWindowsでWordを使った文書作成業務について出題される。

ホームページ

http://www.noma.or.jp/shikaku/dtp_01.html/

対象ユーザ層

1種/2種は日ごろからMacintoshでDTPを仕事でされている方。
3種はWindowsのWordでビジネス文書を作成する機会の多い一般ユ−ザ。

試験について

試験ですが、2種は筆記試験のみ、1種は筆記と簡単な実技試験(課題)があります。

【2種】

試験時間:90分
合格ライン:80%以上の得点

【1種】

試験時間:筆記は90分、実技の課題は期日までに提出
合格ライン:筆記、実技共に80%以上の得点

受験記

2種 2000年2月 合格

1種 2002年2月 合格

1種2種資格継続試験 2004年2月 合格

【2種 2000年2月受験記】

2000年2月26日受験

昨年受けたDTPエキスパ−ト試験が、2回続けて不合格になってしまった事もあり、ちょっと違う角度からDTPの勉強をしてみたいと思ったのが、この資格を受けるきっかけでした。
DTP検定はDTPエキスパ−ト試験と違い、出題される内容が実際のDTP業務で使うソフトの操作等に関するものが多く、そういう意味ではより実践的な試験内容とも言えます。その分、試験前には試験対象となるソフトをそれなりに使い込んでおく必要がありますが。

今回うける2種の対象となるのは、Macintoshを使ったDTP業務の基本的な仕組みからその実践方法までで、試験対象となるソフトウェアはQuark XpressにPhotoshop、Illustratorです。
PhotoshopとIllustratorについては、以前受けたアドビ認定エキスパ−ト試験の際にそれなりに勉強していたのですが、DTPソフトのQuark Xpressは今まで全然操作経験が無く、ここが今回の最大の不安材料でした。

というわけで、試験勉強はQuark Xpressデモ版をインスト−ルしての勉強スタ−トとなりました。心配でQuark Xpressのマニュアル本とかも買い込んでみたのですが、結局時間がなくて試験勉強に使ったのは公式ガイドブックのみでした。
この公式ガイドブック、説明が非常に丁寧で、試験範囲ももれなくカバ−していますので、結果的にはソフトの操作練習を含め、試験対策はこれ1冊で大丈夫だと思いました。

さて試験ですが、東京の会場で2種を受験したのは全部で100名弱ほどでした。男女半々くらい。
試験問題がそんなに大量に出題されるわけではないので、60分で一通り最後まで答え終えて、残りの時間、見直しをしていました。

感触的には90%ちょっと位は行ったのではという感じで、かなり手ごたえはあったのですが、実際にその約1ヶ月後に合格通知が届いたときにはやはりほっとしました(^^)

ちなみに受けて感じたのは、この2種というレベルは仕事でDTPをされている方にとっては最低必要となるレベルだということです。DTP業務の常識を知っているかどうかを問われた試験だったように思います。
さて今年の夏には1種にチャレンジしたくなってきました(^^)

使用した参考書

試験対策としては公式ガイドブック1冊で大丈夫でしょう。
なおDTPや印刷の仕組みの概要については 「カラ−図解 DTP&印刷ス−パ−しくみ事典」がふんだんなイラストでとても理解しやすかったです。
エクスメディア「DTP入門」は結局今回は購入したものの使いませんでした。

受験される方へのアドバイス

2種は、MacintoshでQuarkXpress、Photoshop、Illustratorを使ったDTP業務の、いわば常識を問われる試験です。普段から業務でこなしている方にとってはなんでもない試験だと思いますが、これから勉強しようという方にとっては公式ガイドブックが入門の1冊として良い教本になると思います。

なお試験問題の多くが各ソフトの操作や機能に関する問題となっていますので、ぜひ各ソフトともそこそこは使えるようにしておいて下さい。

【1種 2002年2月受験記】

2002年2月23日受験

2年前にDTP検定2種を取得して以来、次は1種を受けようと予定は立てていたのですが、さすがに試験が年2回しか無い為に他の試験や日程のかねあいでなかなか受験が出来ず、やっと2年後の今回受験することが出来ました。
DTP検定2種が「ディレクションDTP」と言うことでオペレータというよりはスタッフ職向けの内容だったのに比べると、こちらの1種は「プロフェッショナルDTP」と言うことで完全にデザイナー、オペレータ向けの試験となります。出題されるのはDTPに関する3つの必須ソフトであるQuark Xpress、Adobe Illustrator、Adobe Photoshopを使っての実際のDTP作業全般に関するものとなり、実際の操作経験がかなり問われます。プラットフォームも基本的にMacOSになります。

今回用意した参考書はワ−クスコ−ポレ−ションの「DTP検定公式ガイドブックI種」のみです。ソフトの方はQuark Xpress以外は普段からちょこちょこと使っているのと(もちろん必要最低限の機能しか使っていませんが(^^;)、公式ガイドブックが非常に良いアプリケーション操作のガイドブックになるという評判をDTP検定I種受験者のホームページの情報等で目にしていたことから 、このガイドブックのみで丁寧に勉強してみることにしてみました。
実際に試験対策として勉強したのはほぼ2週間ほどでした。
なお試験で出るアプリのバージョンはQuark Xpressが3.3、Illustratorが7/8、Photoshopが4/5といずれも一つ前の古いバージョンとなっていて、ガイドブックもそれをベースに作成されています。私はQuark Xpress 4.1、Illustrator 10、Photoshop 6といずれも最新版を使って操作してみましたが、バージョンの違いによる差はほとんどありませんでした。これは実際の試験でもそうでした。
試験の直前になって、そういえば以前DTP検定の問題集がDTP検定事務局から発売されたという通知が来ていたと言うことを思いだし、急いで入手して(第1種は1900円、ちなみに2種は1600円、3種は1200円)、試験前日から問題集の過去問と解説にざーっと目を通しておきました。

試験会場は東京でした。長野県内では長野市でも実施されるのですが、茅野からだと長野市郊外はちょっと不便な面もあって、東京会場にしました。
東京の試験会場には1種の受験者が150人前後はいたように記憶しています。
試験は筆記が90分。マークシート式です。 ただ最初に実技試験として課題提出が1週間以内に必要であることを言われてちょっとびっくり。この実技ってどこにも書いてなかったような...。私の見落としかも知れませんけど。
試験問題はカラー印刷の20数ページからなる冊子でした。さっそく問題に取りかかりますが、問題のレベルとしては過去問とほぼ同レベルで(過去問と全く同じ問題は無かったような)、普段から3つのアプリケーションを使いこなしている方なら常識の範囲で答えられる問題が多かったように思います。私もガイドブックを丁寧にこなした成果が出て快調に答えて行き、最後15分ほどで全体を見直す余裕もありました。

筆記試験が終了した段階である程度手応えはあったものの、ただ合格ラインが80%とちょっと高めなこと、あと実技の課題もあるため、帰ってきてから気持ちを引き締めて実技の課題に取りかかります。
が、この課題、3問ありましたが予想以上に簡単で拍子抜けしてしまいました。(なにせDTPエキスパートの課題のイメージがあったもので)
ソフトの実際の操作や設定が出来るかどうかを問う内容となっていて、やること自体は簡単でしたがうっかりミスが無い様に注意を払いながら課題を作成し、メールで提出しました。

さて結果発表はそれからほぼ1ヵ月後。いきなり郵便が届いて開けてみたら合格通知書が入っていました(^^)

結論として確かに今回勉強に使った公式ガイドブックは非常によいガイドブックでした。DTP検定試験対策用には書かれていますがDTPのソフトの操作ガイドブックとしてもお勧めの良い内容でした。DTPでオペレーション業務に携わろうという方に、また普段からDTPに携わっている方も基本の確認の為にぜひ一度読んでいただきたい本だと思いました。

ちなみにDTPの資格では他にDTPエキスパートがありますが、DTP検定I種とでは全く位置付けが異なっていて、DTPエキスパートはDTP全般に関する幅広い知識を、DTP検定I種ではアプリの操作能力を問われます。試験内容も方法も異なる為一概に比較は出来ないのですが、難易度としてはDTP検定I種の方が簡単だと感じました。

使用した参考書

試験対策としては公式ガイドブック1冊で大丈夫でしょう。DTPのガイドブックとしても非常にお勧め出来ます。
試験問題集もチェックしておけば出題形式や問題のレベルもある程度分かってより安心出来ます。ただガイドブックが簡単だと感じられる方はあえて見るまでも無いでしょう。

受験される方へのアドバイス

DTPで良く使われているソフトのオペレーションに関する試験でしたが、思ったより全体的に簡単な試験でした。普段からDTPオペレーションをされている方なら普段の実力で十分合格出来ると思います。
またこの受験を機にDTPについて本格的に勉強してみたいという方には、上記ガイドブックが良い参考書となってくれるでしょう。

【1種2種資格継続試験 2004年2月受験記】

2004年2月26日提出

DTP検定は、取得後2年ごとに資格継続試験を受ける必要があります。
実は先に取得した2種の方の継続試験の通知を昨年受け取っていたのですが、めんどくさかったので(^^; 継続試験を申し込んでいませんでした。ところがその後1種の方の継続試験の通知が届き、そこには複数の資格の継続試験を申し込む場合は、例えば1種の継続試験料のみで2種も同時に継続試験が申し込めるとありましたので、せっかくだからと1種2種の資格継続試験というものがどんなものであるか受けてみることにしてみました。
ちなみに資格継続試験の内容は以下となっています。

受験料:1種:5250円、2種:4200円、3種:3150円
試験方法:在宅受験で、送られてきた課題を指定通りに作成し、電子メールで送付する( 課題作成に要する時間は30分程度)
試験期間: 2月14日問題発送、2月26日課題送信締め切り
合格ライン:不明

送られてきた課題を見てみると、CD内にある指定された素材等を使って指定の処理を行い、その結果を電子メールで送るという形になっていて、その操作には以下のソフトが必要となります。
1種:QuarkXPress 3.3J〜4.1J、Illustrator 7J〜10J
2種:JPEG及びEPSの画像ファイルの操作ができるもの(出来たらPhotoshopとIllustratorがいいでしょう)
3種:Microsoft Word 97/98/2000(Windows版)

確かに課題そのものはそんなに難しいものではなく、普段からそれらのソフトを使っている方でしたら10分程度で終わってしまう内容だと思いました。ただ私の場合、普段あまりQuarkXPressは使っていませんので、操作を思い出すのにかなり時間がかかってしまいました(^^;。
締め切り前日に1種2種合わせて2時間ほどかけて念入りに課題をこなし、結果を電子メールで送信しました。

そして3月19日、結果の通知が届きました。封筒の上からなにやらカードらしきものが入っているのを感じましたので、その時点で合格だと分かりました(^^)。とりあえず1種、2種とも継続試験に合格できました。

使用した参考書

普段からQuarkXPress、Photoshop、Illustratorなどを使っている人は、普段の実力のみで問題なく対応できると思います。
私の場合は若干操作を忘れかけていた部分もあって、上記ガイドブックの該当箇所をさっと復習してみました。

受験される方へのアドバイス

30分ほどで制作できる課題ということで、おそらく簡単な内容だろうと予想していましたが、予想通り簡単な課題でした。資格継続試験と言っても、実質的には継続手数料の支払いに近いと感じました。