ようこそ、あなたは 人目のお客様です。( Since 1999/2/2)
本日のアクセス数: 昨日のアクセス数:

トップページ

情報室
IT資格情報
所有資格
実験室&作品展示室
談話室
遊戯室
趣味の部屋
購読雑誌紹介
プロフィール
雑記帳
気ままにブログ

業務紹介
 ・会社案内
 ・業務内容
 ・サポート料金表
 ・使用機器
 ・主な業績

メ−ル送信
備考
ページ毎アクセス集計
サイトマップ

CAD利用技術者試験

資格概要

CADといってもいろいろありますが、主に2Dの一般製図用のCADに関する試験です。1級と2級があります。

ホームページ

http://www.gec.or.jp/jpsacad/

対象ユーザ層

仕事で日頃からCADを使って図面等を書いている方。

試験について

2級はペーパーテストのみ。1級では持参したパソコンを使って実際に図面を書く実技もあります。

【2級】

試験時間:60分(筆記全50問)

合格ライン:各分野7割以上または総合8割以上

【1級】

試験時間:60分(筆記全50問)
     60分(実技全20問)

合格ライン:各分野7割以上または総合8割以上

受験記

CAD利用技術者試験2級 1998年11月 合格

CAD利用技術者試験1級 1999年11月 不合格

CAD利用技術者試験1級 2000年11月 合格

【CAD利用技術者試験2級 合格】

1998年11月受験

98年11月に受けた「CAD利用技術者試験」の2級に合格しました。

試験内容は文字通りCADに関するもので、CADもいろいろ有りますがこの試験が対象にしているのは機械建築系のCADとなっています。

全国で2万人が受験したということで、結構ニ−ズのある資格なのかもしれません。私が受験したのは松本の会場。人数は数えていませんが、2級だけで数百人位はいたような気がします。2級はマ−クシ−トの試験だけですので、CADの実務経験がなくても勉強だけで何とかなるかも知れませんが、1級は実際にDOS/Win用のCADを使って指定された図面を書く実技もあるので、実際に有る程度のCADの操作経験がないと難しいと思われます。

私の受験した目的は、最近遠ざかっていたCADに関する知識をもう一度勉強し直すため。(なかなかこういう機会でもないと自主的に勉強なんてしないですから)
ちなみに私自身は以前に設計屋をしていた事もありまして、CADは仕事で数年ほど使っていた経歴がありますが、ここ6年ほどはCADから遠ざかってしまっています。

問題の中には三角関数とかピタゴラスの定理とかラジアンとか数学の問題も有って、久しぶりに図形や方程式の世界を楽しむことが出来ました(^^;

使用した参考書

受験される方へのアドバイス

私が2級を受けた時には、3面図からその実際の形を推測させる問題で手こずりました。この辺は問題集でみっちりとやっておいた方が良いでしょう。

【CAD利用技術者試験1級 不合格】

1999年11月受験

1級になるとCADの実技があり、自分でノ−トパソコンを持ち込んで課題をこなす必要が出てきます。
使用するCADソフトは任意で良いのですが、私が唯一持っているCADソフトはMacintosh版のVectorWorksのみ。で、試験で使用可能なCADシステム仕様はほとんどDOS/Windows指定ということで、 とりあえず今回はガイドブックにも付属しているCTC-Winという簡易CADソフトを使って試験に臨むことにしてみました。
でも、CTC-Winは今回初めて使うソフトだった為に、試験前の短時間ではなかなか思うように使いこなせず、実技では大変苦戦を強いられました。また持ち込んだノ−トパソコンは画面が小さいVAIO C1XEということで、その点でもかなり不利でした。

筆記試験の方は予想以上に簡単な問題が多く、ちょっと拍子抜けでした。難解な図形の問題は1問もなく、もしかすると昨年受けた2級の方が難しかったのではと思えるほどで、 自分ではかなりいい点数が取れたのではと思います。
でも引き続き受けた実技の方が鬼門でした(^^;
まず、ソフトの使い方を完全にマスタ−しているとは言い難い状況であったことに加え、小さい画面でちまちまと製図をしなくてはいけないハンディも大きく、それにくわえ出題された問題も予想以上に難しいものでした。なんか筆記試験がやさしかった分、実技を難しくされたような、そんな感じでした。
大きく問題が4つ用意されていたのですが、3問目の図形を完成させて数値をさて記入しようという段階で、かなしや時間切れ。

あと2分あればもしかするとぎりぎり... というのは希望的観測です(^^;

1級の合否は約3ヶ月後に発表されます。覚悟していましたが、やはり合格者一覧に私の受験番号はありませんでした。
さて次回(11月の試験)に向けてまたがんばらなくては。

使用した参考書

受験される方へのアドバイス

実技対策はしっかりした方がいいでしょう。使い慣れたCADソフトに、出来るだけトラブルが少ないバッテリ−の持つ画面の広いノ−トパソコンが用意できれば吉。
また実技の最後にデ−タをFDに書き出して提出しますが、FDドライブの不調なノ−トも見受けられましたので、事前にFDドライブが問題なく使えるかどうかの確認もしておいた方がよいでしょう。

【CAD利用技術者試験1級 合格】

2000年11月12日受験

昨年は、実技が合格ラインにあと僅か(どれくらいかは分かりませんが(^^;)届かず不合格になりましたので、2回目の挑戦になる今回は実技対策として、今年に入ってからいろいろと勉強しているAutoCAD LTを使うことに決めました。昨年使用した、試験対応ソフトであるCTC-Winはあまり多機能でないので 、やっぱり製図に手間取るなあと感じまして。
ま、本当は画面の大きなノートパソコンもあればモアベター なのですが、そんな予算もなく、今回も昨年同様、受験者の中でおそらく最も小さい液晶(VAIO C1XEの1024*480)で受験することにしました。

今回試験勉強に使ったのは「CAD利用技術者試験ガイドブック1級2級対応」と「CAD利用技術者試験1級実技試験ハンドブック」の2冊。
筆記対策はガイドブックを一通り読んで過去問をやってみると何とかなりそうとの手応えがあったのですが、 問題は実技。AutoCAD LTをとりあえず使えるとは言っても毎日仕事で使っているわけではないので、練習を始めて早々、久々でだいぶ操作等を忘れかけているのにショックを受けました(^^;
ま、ともかく勘を取り戻しながら実技試験ハンドブックの昨年の問題を一通りやり終えて、そこでタイムアップ。いざ、試験へ向かうこととなりました。

試験会場ですが、昨年までは松本まで出かけていたのですが、今回から隣の町の諏訪の会場で試験が受けれるようになりました(^^)
試験会場には1級の受験者が10名ほど。(ちょっと記憶があやふやになりつつあります)
筆記試験は昨年ほどは簡単でなかったですが、まあなんとか合格ラインは突破できそうな雰囲気。
次に課題の実技試験。
昨年と違って、とりあえずある程度は使えるはずのソフトを使っているのと、あとソフト自体がかなり多機能な事もあって複雑な図形もそれなりに作図出来る事もあって、昨年以上のペースで作図を進めることが出来ました。が、4つある図形の最後の1つが昨年同様難しくて、悩んで作図をしている内に完成を待たずに時間切れ。それまでの作図はまあそれなりに出来ていたと思うので、あとは最後の図形の評価次第となりますが、どうも今回もやっぱりボーダー上です(^^;

さて、結果発表はそれから3ヶ月近くたった翌2月。
結果は無事、合格でした。
なんとなくですが、実技の点が若干低かった分を筆記で補ってぎりぎり合格できた、そんな気がします(^^;

使用した参考書

受験される方へのアドバイス

平成13年度より1級の試験内容が変更となり、1級は2級合格者を対象として実技試験のみ実施と、試験内容が変更となるようです。
今まで以上に実技能力(実際に図面がかけること)を問われることとなりますので、ぜひCADソフトを道具として使いこなすよう頑張って下さい。
昨年も書きましたが、実技試験用として持ち込むノートパソコンですが、事前に一通り動作状況等を確認して、なおかつ予備バッテリーも必ず持ち込んだ方がいいでしょう。
昨年もFDドライブが不調でデータが書き出せない人がいましたが、今回もFDにデータを保存する前にバッテリー切れでギブアップする人がいましたので。